問題の山積っぷりにくらくらいたしました。でも、もう、大きいんだから、自分で何とか
してもらいたいです。ほっときますのでご迷惑かけます(^▽^)/って、先に先生にお断り
してきました。がんばれ、息子。(^m^)
しつこく続いている隣町の公園と 裏の北向きの斜面で7/14に撮ってきた写真シリーズ。
これで9回目、今回は、どちらかと言えば、秋の野草のイメージの強い花たちを集めて
みました。目だけでも、涼しげな秋風を感じてください。

はい、こちらは名前からしても秋の草、アキノタムラソウです。
アキノタムラソウは、シソ科アキギリ属の多年草。秋のと言いますが、花期は7〜11月。
今、咲いていても不思議はないです。
ちなみに、紀伊半島より西から四国、九州で、4〜6月に咲くのは ハルノタムラソウ。
神奈川、東海、近畿地方で、6〜8月に咲くのが ナツノタムラソウ。
本州、四国、九州、沖縄で、7〜11月に咲く…これがアキノタムラソウです。
このほかに戸隠の山では、ミヤマタムラソウにも出会っています。
アザミの仲間に「タムラソウ」という花がありますが、関連はないそうです。
で、カタクリの保護地の雑木林の陰になるところで、今年も可憐な花の穂を立てて、
紫色の花を咲かせました。

学名を翻訳すると「日本のサルビア」という意味になる、日本代表の花ですよ。
木陰の花は雰囲気があって良いけど撮りにくいなぁと思いつつ、斜面を登ると…

もっと撮りやすい 明るい場所にも咲いてました。つる草がからんじゃってますけれど、
お花の細かい部分まで良く撮れます。
結構、毛深いんですよ。穂の先のつぼみを見るとよく解ります。

ちっちゃくてコロコロしていて可愛いつぼみです。
お花はカバさんが大口開けたような形の、シソ科らしい形です。

おしべが先に伸びて、花びらの真ん中で虫さんの訪れを待ってますが、少し遅れて
めしべが伸びる頃には、おしべは花びらの両側へ…。自家受粉を避ける仕組みが
ここにも見られます。
サルビア日本代表、これから元気に咲いてください。
次はミズヒキ。
タデ科タデ属の林ややぶの縁などに普通に生える高さ80〜50cmの多年草。
隣町の「北向きの斜面」には、ミズヒキがたくさん咲きます。赤いのも白いのも
咲くけれど、今。穂が目立ってきたのは赤ばっかり。

咲いていないのばかりだったので、まさか、もう実になっちゃったの?と思いましたが…
そう思ってから数日後、ちゃんと花開いているものを見つけました。
だから、たぶん…つぼみです。よく解らないけれど。

可愛いお花は、上半分が赤くて下半分が白いんです。小さいのに凝ってるよなあ。
あ、タデ科なので、この花びらのように見えるものはガク(萼)ですよ。
最後はヌスビトハギ。
マメ科ヌスビトハギ属、平地から山地の草地や道ばた、林床などに生える
高さ60cm〜1.2mの多年草。 結構、大型です。

萩の仲間は秋の花って言うイメージですが、今から咲いちゃうんですねぇ。
花の穂はか細くて、付いているお花も小さいです。
草むらで今、もりもり茂っている葉っぱは こんな感じのマメ科っぽい、
3枚1セットの葉っぱです。

イイ感じに茂っています。花の盛りはやっぱり秋ですが、夏のうちから少しずつ
花を咲かせます。

可愛いピンクのマメ科っぽいお花。このあと名前の由来にもなった 盗人が
抜き足差し足している 足の形によく似た実が付き、あとでひっつき虫になります。
連日の猛暑で、秋のお彼岸が早く来ればいいのになぁなんて、思ってみたりします。
その前に、主婦の繁忙期"夏休み"を乗り切らねば。p(^へ^)頑張ろう。
連日の猛暑で、熱中症を疑われて搬送される方が増えているそうです。猛暑日は、
そんなに何日も続きません。あちこちで言われている注意事項を良く守って、お体を
いたわってあげてくださいね。
ブログ内関連ページ:
アキノタムラソウ
2009/10/ 4付 「雨の日、隣町で 2」
2008/ 7/22付 「アキノタムラソウ」
2007/ 7/14付 「アキノタムラソウなど…」
2005/ 9/14付 「アキノタムラソウ」
参考
2005/ 8/28付 「ミヤマタムラソウ」
ミズヒキとヌスビトハギ
2009/ 9/22付 「彼岸花、山路の杜鵑など」
2009/ 9/15付 「秋の花、さらに」
2008/ 7/14付 「水引と盗人萩」
2007/ 7/15付 「ヌスビトハギなど」
2006/10/ 2付 「ヌスビトハギなど」
2006/ 9/28付 「北向き斜面の秋の花」