午後には大きな入道雲も見えました。あの下は大荒れ?各地で大雨の被害が出ています。
楽しい夏休みを迎えるためにも、ご無理は禁物です。お気をつけ下さいね。
隣町の公園で撮ってきた写真をご紹介する3回目。今日は公園の裏へ抜ける小さな谷に咲く花を
中心にご紹介します。この場所も、過去に何度もご紹介してきたお気に入りの観察スポットです。

まずは半夏(はんげ)こと カラスビシャク。一度終わったはずだけれど、また咲いていました。
ひょろりと不思議な形の仏炎苞(ぶつえんほう)を立てる サトイモ科ハンゲ属の多年草。
マムシグサなどのテンナンショウ属に似ていますが、体のつくりが少し違うので別の属に分類
されているそうです。
隣町の公園は、どちらかと言えばお山の自然が、そのまま残っているほうです。もっと近所の
我が街の公園には、無いものがたくさんあります。この谷もその一つ。本当に小さい谷なんです
が、自分の行動範囲の中では、ここでしか見られないものがいくつも生えているんですよ。
谷の下まで降りてきて、見上げると日の光が葉っぱに透けて綺麗でした。あれはリョウブの
葉っぱかな?

夏、木の葉が茂ってしまうとこの場所は、昼間でも薄暗く写真に撮るのが難しくなることも
あります。
このツリバナなんて、いつ撮ってもピンぼけばっかり。今回はあえてのシルエット。

どれが実なのか解るかな?
結構たくさん実が付きました。しっかり実るまで落ちないでねぇ。
それからこの場所には枯れ沢があって、雨が降ったあとだけ、つかの間水が流れるんですよ。
この日も雨上がりだったので、斜面の土で濾過された綺麗な水が流れていました。

小鳥たちが水を飲みに来たり、水のそばが好きな草が少しだけ咲いています。この3枚セットの
葉っぱは、お料理にも使うミツバです。

ちっちゃ可愛いお花が咲くんですよ。
で、お隣はキツネノボタン。キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。

実も花も可愛い、黄色のお花の咲く草です。
光沢のある花びらが、こんな風に開いて…

実が出来て…

ちょこっと透き通った緑のトゲトゲポールになるんですねぇ。可愛いわぁ。

そっくりさんはケキツネノボタン。
両方比べてみないと自信は持てませんが、毛深くないから、キツネノボタンで良いと思います。
2009/ 7/ 4付 「キツネノボタンなど」
そしてこの日、とっても嬉しかったのはコバギボウシの一番花にあえたこと。

ギボウシはユリ科ギボウシ属。「ホスタ」という名の園芸種として、夏の花だんや庭先、大鉢に
植えて玄関先などを飾ったり、街中でもよく見る花ですが、隣町には公園の野草として、
コバギボウシが咲くんです。今年はなかなか葉っぱが大きくならなくて、お花が遅れ気味でしたが、
こんなに綺麗な一番花にあえて、とっても嬉しかったです。

ほら、こんなに綺麗。今まで見てきた中でも とびきりクラスの美人さんです。
いやぁ、嬉しいなぁ。(*▽*)〜♪
このあと公園の裏へ出て、いよいよ、一番のお気に入りスポット「北向きの斜面」を見て歩き
ました。7月と言えば、あの、大きなお花が咲いているはず。今年はどうかな? 次回の記事で
ご紹介します。
ブログ内関連ページ:
2008/ 7/ 6付 「烏柄杓と柚香菊」
2010/ 5/ 5付 「地味めな木の花と新芽」 ツリバナの花
2009/10/ 1付 「赤い実、青い実、黒い実」 ツリバナの実
2009/ 7/ 4付 「キツネノボタンなど」 ミツバの花
2009/12/17付 「イチヤクソウの実」 コバギボウシの実
2009/ 8/13付 「コバギボウシの花」
2007/ 8/ 5付 「ギボウシのつぼみ」
2006/ 7/ 4付 「ギボウシとヒメヤブラン」
カラスビシャクが早いですね。
特集かと思いきや、
美人さんまで・・・盛りだくさんでした(笑い)。
昨日カメラを回収してきましたが、いよいよ梅雨明けらしく、さて、暑くなりそうですねぇ。
ブログがどうこうではなく、生活全般の立て直し・リセットが必要なようです。
あ、早いですか?カラスビシャク。うちの方ではもうだいぶ前から咲いてますが。
はい、この日は、水もしたたるような美人さんに会えて嬉しい日 ♪ でした。
蒸し暑いさなか、一服の清涼剤のようなコバギボウシの花でしたよ。(^v^)
はい、3〜4週間見ないと、お花たちはすっかり入れ替わっちゃいますね。
でも、まだ夏は始まったばかりです。
これからですよ。これから。(^▽^)ノ
立て直しもリセットも 様子を見ながらゆっくりと慎重に進めてくださいね。
ご無理は禁物ですよ。(^v^*)