けれど、午前中は曇ったり小雨が降ったりしていました。でも、ここのところ運動
不足ぎみだからと思い切って、傘を持っておさんぽに出掛けてみました。
隣町の公園や裏の北向きの斜面で、また、いろんなお花を見てきました。少しずつ
ご紹介していきますね。

まずは途中にある大きなアオギリの木。とってもユニークな花が今、花盛りです。
6/20に撮ってきたつぼみの写真を、↓ 6/27の記事に載せましたが、同じ木です。
2010/ 6/27付 「アカメガシワなど」
今、こんなに満開です。蜂たちがたくさん来ています。一番のお客さんは
ずんぐりむっくりのクマバチです。…これ、そうかな?

お花は 高いところに咲いているので、落ちてきたお花で形をチェック。

同じ木におばなとめばなが咲くタイプです。
このあととってもユニークな実り方をするんです。2007年には詳細に観察した
けれど、今年はどこまで出来るかな?
詳しくは記事の最後に関連ページを紹介しておきますので、よかったら、見てみて
くださいね。
次に写真に撮ったのは、そろそろシーズンインのムクゲの花。こちらも毎年のよう
に撮っている木ですが、今年もたくさん咲いていました。

この辺で少し雲が切れて、お日様の光がさしてきました。

ひとつの花は 一日で散ってしまうのですが、次から次へ、夏中咲き続けます。

お隣の国 韓国では、オモニ(おかあさん)の花として愛されているそうですよ。

まだ、雨粒が残るムクゲの花びら。夏待ち顔で空模様を眺めています。
2009/ 8/14付 「ムクゲとフヨウ」
今年もすでに一度ご紹介していますが、リョウブの花も盛りでした。

花の穂が短くて、ツンツンしてる木もあれば、
長くて垂れ下がっている木もありで、

色んな個性を楽しみました。今年は雨にうたれすぎたのか、あんまり香ってこない
のが少し物足りないですが、

それでもやっぱり素敵です。
2010/ 7/ 3付 「リョウブ 開花」
ラストはボタンクサギ。まずはつぼみに…。

鮮やかでしょう? ボタンクサギ(牡丹臭木)は、中国南部原産の園芸種。
クマツヅラ科クサギ属の落葉低木です。
たぶん誰かが植えたんだと思うんですが、これも北向きの斜面に咲いている花です。

満開になるとこう。可愛いでしょう? クサギの仲間なので同じように、お花は
ユリのような良い香りがしますが、葉や枝を傷つけると やるせないほど青臭い
です。気をつけましょう。(^^*)
花期の長いお花です。ここのお花も11月まで咲き残っていたことが、過去記事に
残っていました。↓
2009/11/16付 「先週、隣町で」
いずれにしても、これからも末永く楽しませてください。ヨロシクお願い、夏の花。
ブログ内関連ページ:
2010/ 6/27付 「アカメガシワなど」
2009/ 8/14付 「ムクゲとフヨウ」
2010/ 7/ 3付 「リョウブ 開花」
2008/ 7/25付 「藪茗荷と牡丹臭木」
2009/11/16付 「先週、隣町で」
アオギリの実り方について
参考ページ
「白岩先生の植物教室」 四季に生きる草木と昆虫
表紙
「アオギリ」
◎見てびっくりのアオギリの実り方。是非一度ご覧下さい。
ミズアオイ先生の「石川の植物」
表紙
「取材日誌 2004年版」
◎2004/7/11に おしべの葯の様子、2004/7/17に 若い実の様子が載っています。
盛りだくさんなので 見るのはちょっと大変かもしれませんが、とっても面白いです。
詳しすぎる(^^;)アオギリについて ブログ内関連ページ
実り方のまとめ (下から順に見ていくと、花が咲いて実になる様子がわかります。)
2007/ 8/31付 「アオギリの実」
2009/ 8/ 8付 「アオギリの袋果裂開」
2007/ 8/ 4付 「5個の分果」
2007/ 7/20付 「アオギリ・受粉済みのめばな」
2007/ 7/11付 「アオギリ開花」 おばなとめばな
2007/ 7/ 3付 「アカメガシワなど…」 つぼみ
その他のアオギリ
2009/12/22付 「星の降る樹」 冬の枝先
2009/10/13付 「青空と木の実」 実
2007/ 1/25付 「冬のアオギリ」 冬芽
2006/ 6/24付 「初夏の実りなど」 アオギリのつぼみ
2006/ 5/18付 「あの木のその後」 新芽を開くアオギリ
2006/ 5/ 6付 「4月に出会った木の芽」
2006/ 3/14付 「身近な木の芽 その5」 冬芽の様子
2005/11/11付 「アオギリの実」 詳しい説明