少なかったなぁ。テレビの天気予報ではそろそろ梅雨明けの予想が出始める頃に
なりましたね。梅雨明けすると一気に連日の猛暑日がやってくるはず、覚悟と準
備をしなくっちゃ。
記事の方は、ここのところ見かけた木の花と実の写真をまた、とりとめもなく
ご紹介します。

まずは先月末の末、いつもおさんぽしている公園で撮ってきたビョウヤナギ。
ビョウヤナギ(未央柳)はオトギリソウ科オトギリソウ属、中国原産の半落葉性の低木。
公園や建物の入り口の植え込みなどに、良く植えられています。

オトギリソウ科の仲間は木も草も「ヒペリカム」の名で園芸店にたくさん並びますが、
後から後から新顔が出てきますので、ビョウヤナギなどは古株の方かもしれないです
ね。大きな黄色い花に長いおしぺ。魅力的な花木ですよね。
もうちょっとお花が小降りなのは「キンシバイ(金糸梅)」。お隣に植えられていたはず
なのに、今年は写真を取り損ねました。
買い物に行く途中に街路樹として植えられているヤマモモに、今年もどっさり実が
付きました。

とっても美味しそうで綺麗な実なのですが、今年も 誰も見向きもせず、ただ熟れて
こぼれて落ちて 道路を赤く染めています。
もったいないなぁ。

排気ガスに強いからと、ヤマモモを街路樹に採用する街角が多いそうです。でも、
うっかりメスの木を植えちゃうと、この梅雨時に掃除に苦労することになります。
雌雄異株なんだから、上手にオスの木だけ植えるってことは…出来ないのかな?
いつもおさんぽしている公園には、カヤの木もたくさん植えられています。
カヤ(榧)は、イチイ科カヤ属の常緑高木。群馬や福島が分布の北限と言うから、
暖かい土地が好きな木ですね。

つやつやして先のとがった葉っぱがお行儀良く並ぶ、綺麗な木です。
固くて良い匂いの材は将棋盤や碁盤、そろばんの珠などに利用されます。
アーモンドみたいなタネは食用になり、高級食用油を採ることも出来るそうです。
いっつもお花を見そびれます。気がつくとこうやって、枝先に若い実がぶらぶら。

いつかちゃんと見届けるぞ、カヤの木のおばな、めばな。(^^A)
この間のドライブで、クマノミズキも見たと思います。ミズキ科ミズキ属の
落葉高木。普通のミズキはうちの近所にたくさんあるのですが、クマノミズキは
今まで見たことがありませんでした。
花期の終わりで 花一房しか残っていませんでしたが、ミズキはもうみんな、実に
なっちゃてるタイミングです。
花期が一ヶ月遅いこと、葉っぱが対生なこと、花がクリーム色なことから、
たぶんクマノミズキです。一房とはいえ、お花が残っているうちに会えてラッキー
でした。

木の花が少なくなる季節だから、虫さんが2匹も来てました。カメラを向けても
逃げようとしません。うん、お邪魔はしないから、お食事を続けてね。(^^*)
虫さんが気になる方用に アップ画像も用意しました。良かったらクリックして
みてください。
虫さんその1 虫さんその2
最後は昨日のいつもおさんぽしている公園。サルスベリ(百日紅)が咲き始めました。
ミソハギ科サルスベリ属、中国原産の落葉中高木。

夏の花ですよねぇ。梅雨明けも間近いんだなぁ。
不思議な形のお花ですよねぇ。6つに割れるガク(萼)から、根元が糸のように
細い 縮れた花びらが6枚。長短2種類のおしべが踊るように伸びて、おおよそ
似たお花を思いつけないユニークさ。

でも、近くで見る機会があったら、コクサギ型とも呼ばれる、これまた変わった
葉の付き方も見てみて欲しいですね。2枚ずつが互生する、変わった葉の付き方
なんですよ。
私は 今回の検索で知った翼の付いたタネを見てみたいと思います。
さんざん見たと思うのに、まだ、見てないところがあったのねぇ、サルスベリ、
侮れません。(^^*)
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カヤノキがあるのですね、あと500年もすると名盤が・・・(笑い)。
今から予約をしておきましょう・・・。
はい、あと500年したら…(^m^)…まぁ、なんと気の長いこと。
予約の受付窓口はどこかしら?