2010年07月03日

リョウブ 開花

今日は結局、雨が降りませんでしたね。布団も風に当てられたし、ちょこっとさんぽにも行か
れたし、良かったです。でもって、夜にはまた雨になりました。今年の梅雨は、夜中雨、日中
曇りの日が多くないですか? 助かりますが、変わった梅雨だなと思いました。

いつもおさんぽしている公園で、また、木に咲く白い花を探してきました。
これで今年も、ひとまずシリーズ完結かな。いつもトリを飾るリョウブが咲きました。
モッコク、シモツケ、トウネズミモチと共にご紹介します。

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リョウブ(令法)、リョウブ科リョウブ属の落葉高木。かつて救荒植物として法令で守られた木
だそうです。





今日、最初に見つけたのはモッコク(木斛)の花。ツバキ科モッコク属の常緑高木。
もともとは、海に近い山野に自生した木。今では庭木として良く利用されているそうです。
ピカピカの葉っぱ、整って崩れにくい樹形で寿命も長く、人呼んで「庭木の王」ですって。

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で、今年も咲き出しました。京都みやげの匂い袋にありそうな、和風の 奥ゆかしい香りが
します。

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お花はかなり地味めな白い花。下を向いて咲きます。椿の花にはほぼ似ていません。
びりびり破ける形に実が開く ↓ 面白い実の姿は過去記事で。

2005/10/18付 「モッコクの実」




次は公園に、腰くらいの高さに刈り込まれているシモツケの植え込み。
バラ科シモツケ属の落葉低木。別名は「キシモツケ」。木が有れば草もあって、
「クサシモツケ」と言えばバラ科シモツケソウ属のシモツケソウのことだそうです。

10_0703_simotuke1.jpg

白いお花が咲きそろいました。

まぁ、淡いピンクも…

10_0703_simotuke2.jpg

濃いピンクも…

10_0703_simotuke3.jpg

ありますが、やはりお気に入りは白い花。コデマリにも似ているけれど、長いおしべが素敵
です。

10_0703_simotuke4.jpg

今の栃木県あたる下野国(しもつけのくに)にたくさんあったからこの名前になったと言われて
いますが、分布を見ると日本中のあちこちに自生していたようです。



トウネズミモチは ネズミモチのお仲間で、モクセイ科イボタノキ属の常緑高木。

2010/ 6/28付 「常緑樹に咲く白い花」 ネズミモチ

10_0703_tou_nezumi_m1.jpg

ネズミモチがほとんど散ってしまったこの時期に、枝先が白く見えるほどの高密度で
花をつけるのがトウネズミモチ。

10_0703_tou_nezumi_m2.jpg

一時、たくさんの花をつけていたサンゴジュもそろそろ散りましたから、今、うちの近所で
猛烈に白い花を咲かせているのは、トウネズミモチということになりました。

花の付く時期、付き方で、ネズミモチじゃないことは解りますが、一応、葉っぱの透け具合で、
確認です。

10_0703_tou_nezumi_m3.jpg

はい、トウネズミモチの葉は葉脈が透けるんです。主脈のみならず、側脈まで透けちゃうのが
トウネズミモチ。
秋には枝が折れるんじゃないかと言うくらい 黒っぽい実がどっさり実ります。



最後はもう一度リョウブです。

10_0703_ryobu2.jpg

まだ、つぼみの方が多いですね。香りもまだあんまり立っていなかったし…。

やっと咲いたなぁ…なんて、感慨深く眺めたり、カメラを向けたりしていたら、通りがかりの
おさんぽ中のお兄様に「何か珍しい物でもあるんですか?」って聞かれました。

10_0703_ryobu3.jpg

名前を教えてあげたり、ひとことふたこと言葉を交わして見送った後、気づいたんですけれど、
カメラ向けていると良く、珍しいのか?って聞かれます。

いやぁ…、珍しくなくても撮ってるなぁ、私。
季節の風物詩でパチリ、綺麗だなぁでパチリ、くだらなくてもとりあえずパチリ…。(^^A)
デジカメ様々ですわ。フィルムのカメラでは、こうはいきませんものねぇ。



さて、例年のお楽しみ、初夏の「木に咲く白い花」のシリーズも これにて終了。
梅雨が明けたら本格的な夏ですね。今年はどんな夏になるのかな。暑さに負けないように気を
つけて、楽しい夏にしたいですね。





ブログ内関連ページ:

2009/ 6/29付 「マサキとモッコクの花」
2005/10/18付 「モッコクの実」

2007/ 6/17付 「ナツツバキなど…」 シモツケの花 花期の初め
2008/10/ 5付 「公園の秋の花」 シモツケの花 花期の終わり
2006/12/21付 「ヒュウガミズキなど」 シモツケの紅葉

2010/ 6/28付 「常緑樹に咲く白い花」 ネズミモチ
2009/ 6/ 2付 「常緑樹の白い花」 ネズミモチとの比較
2007/ 7/ 9付 「トウネズミモチ」




シリーズ 木に咲く白い花 2010年度版

2010/ 6/30付 「ニワナナカマドなど…」 ニワナナカマド、ナンテン、オオヤエクチナシ、イトラン
2010/ 6/28付 「常緑樹に咲く白い花」 ネズミモチ、サンゴジュ、タイサンボク、
2010/ 6/25付 「ナツツバキの花」
2010/ 6/16付 「地味めな白い花」 クロガネモチ、イヌツゲ、ハマナスの花
2010/ 5/26付 「垣根の白い花」 西洋イボタノキ、シャリンバイ、トキワサンザシ、カルミア、スイカズラ
2010/ 5/24付 「ガマズミの花」 ガマズミ、アオハダ、ヤマボウシ、コアジサイ
2010/ 5/23付 「エゴの花の咲く頃」 エゴノキ、マルバウツギ、ネジキ、ナツハゼ、
2010/ 5/20付 「エゴノキ 開花」 エゴノキ、ノイバラ、トチノキ
2010/ 5/18付 「ハリエンジュの花」 ハリエンジュ、ヤマボウシ、フジ
2010/ 5/15付 「垣根のお花(カナメモチ)」 カナメモチ、コデマリ
2010/ 5/11付 「隣町の木に咲く白い花」 コゴメウツギ、カマツカ、サワフタギ
2010/ 5/10付 「ミズキ 開花」 
2010/ 5/ 1付 「隣町で見かけた木2」 オトコヨウゾメ
2010/ 4/30付 「隣町で見かけた木1」 ウワミズザクラ



これまでの  シリーズ 木に咲く白い花

2009年版 ↓ この記事から
2009/ 6/29付 「リョウブの花」

2008年版は ↓ この記事から
2008/ 6/29付 「リョウブの花」

2007年、2006年版は ↓ こちらの記事から。
2007/ 7/ 2付 「リョウブの花」





posted by はもよう at 22:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今ごろになって、根岸森林公園内「馬の博物館」にリョウブの木があり、花が咲いているのに気がつきました。花が咲いているようなのでよく見たら、札が下がっていた次第です。
ただ、近くへは寄れない場所の木で、少し離れたところから全体を眺めるしかありません。
いっぽうで、少し離れたところから見る全体像は、なかなかのものでした。
そうか、これがリョウブか! と納得でした。
徐々に復活しつつあります。
Posted by ディック at 2010年07月04日 19:29
ディックさん、こんばんは。
リョウブ、お近くにあったんですね。
お花が咲いているのを見て、初めて気づくって、素敵な出会い方ですよね。

リョウブって少し離れて見ると 濃い葉の色にオフホワイトの花の穂が映えて、
上品で綺麗な木ですよね。香りも良いし ♪


もう、お加減良いんですか?
少しずつ復活?
大事にしてくださいね。(^v^*)
Posted by はもよう at 2010年07月05日 22:36
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