2010年06月26日

イチヤクソウ

昨夜は遅くまで良く晴れていましたね。眠ろうとしたらお布団の上に、月の光が差し込んでいて
驚きました。風通しのため、細くあけておいた障子から明るいお月様がよく見えましたよ。
そして今夜は7時半から10時頃まで、部分月食が見られるそうです。遅い時間じゃないし、
昨夜のように雲が邪魔しないでくれるなら、天体ショーが楽しめるかもしれませんね。

さて今日の記事は先日、6/20にお気に入りの観察スポット隣町の公園で見てきたイチヤクソウを
ご紹介します。

10_0626_itiyakuso1.jpg

いえね、過去記事をざっと見ていて、そろそろ咲いてるかなと思ったのがこの日、出掛けた動機
だったんです。無事、会えました。嬉しいです。ご近所の草花と一緒にご紹介します。









手元の図鑑では、
『イチヤクソウ科イチヤクソウ属、林内に生える常緑の多年草。全草を乾かし薬用とすること
 からこの名がある。』そうです。
同じ科にはあの、腐生植物の「ギンリョウソウ」も入っています。ユニークな科ですね。

基本情報はこの過去記事から ↓

2008/ 6/19付 「イチヤクソウ」



毎年写真を撮っていますが、今年も機会あるごとに成長具合をチェックしてました。
↓ この記事の時に見たつぼみが

2010/ 6/ 1付 「春から夏への道ばた」

どどんと、花開いていました。ふんわりしてて可愛いです。マカロニ状のおしべが面白いです。

10_0626_itiyakuso2.jpg

見つけた直後はか弱そうで、数が少なくて、すぐにでも消えちゃうんじゃないかと気をもみました
が、今年は数を殖やしていました。



ほら、ここには2つ(矢印のところ)、

10_0626_itiyakuso3.jpg

あっちにもひとつ。

10_0626_itiyakuso4.jpg

更にフェンスの向こうには、数輪かたまった 家族のような群落が一箇所…

10_0626_itiyakuso5.jpg

更にもう一箇所…。

フェンスの手前のお花は手にとって観察できますし、フェンスの向こうのお花は誰にもふまれること
なく、安心してみていられます。

10_0626_itiyakuso6.jpg

嬉しいなぁ…。有り難いことだなぁ。
たくさん咲いてね、イチヤクソウ。また見に来ます。

10_0626_itiyakuso7.jpg

あ、イチヤクソウという花は、地中の菌や微生物など、いろんな複雑な条件が整わないと
成長できないお花です。気に入ったからと言って家に持ち帰っても枯れるだけ。
咲いてた所を荒らさずに、そっと見守ってあげてください。来年も咲きますから。



そして、お隣の日陰には、ちょっと大柄なオオバジャノヒゲ。

10_0626_o_janohige1.jpg

『ユリ科ジャノヒゲ属、山野の林内に群生する多年草。葉は長さ15〜30cm、ジャノヒゲより
幅が広く、やや厚みがある。』

2009/ 6/28付 「日陰が好きな花」

ジャノヒゲやヤブランはまだ咲いていません。お花はそっくりなんですけどね。

10_0626_o_janohige2.jpg

実も、ちょっと地味なので、あんまりお庭では見かけないですね。
イチヤクソウのご近所として、毎年のように取り上げてはいますけど。(^^;)



同じ日の、公園裏の「北向きの斜面」の様子もついでに載せておきますね。
はい、まずはヤブカンゾウ。白いアブラムシでいっぱいの独特な花の穂を伸ばしていました。

10_0626_yabu_kanzo.jpg

つぼみはこの時で、このくらい。

10_0626_yabu_kanzo_a.jpg

そろそろ咲くかしら? 楽しみです。ユリ科ワスレグサ属のヤブカンゾウ。
過去記事でそっくりさんたちも一緒にチェックしてから、会いに行ってみてください。

2008/ 7/14付 「オニユリと忘れ草」


最後はおなじみ、夏草オールスターズから3種ほどご紹介します。
それぞれにマニア向けのアップ画像付き。良かったら写真の下の星印→☆ を
クリックして見てください。

まずは、超スレンダー美人のハエドクソウ。

10_0626_haedokuso.jpg

良く見りゃ綺麗の アップ画像はこちらから → 
ハエドクソウは、ハエドクソウ科ハエドクソウ属。一属一種のユニークな存在です。
根っこを煮詰めた汁でハエ取り紙を作り、葉や根をつぶしてウジ虫退治に使ったそうです。


つづいて、あんなに大きくならなきゃ、もう少し大事にしてもらえたのかねぇの2大スター。

純国産でもエキゾチック扱い、別名チャンパ菊とは タケニグサのこと。チャンパって…今のベトナム!

10_0626_takenigusa.jpg

これでもケシ科です。過去記事 ↓ を見て、

2006/ 7/14付 「タケニグサの花」

お花のアップ画像を見たくなったらこちらから → 


最後はヨウシュヤマゴボウ。北アメリカ原産の帰化植物。外国産とは思えないほど、日本の風景に
なじんじゃいましたねぇ。ただし全草 毒です。お山のおみやげ、おつけもののヤマゴボウとは
違いますからお口に入れませんように。

10_0626_y_yamagobo.jpg

お花の穂がほどけ始めたばかりです。
今年始めてみたお花、アップ画像はこちらから → 



過去記事を見ているとやはり、同じ頃には同じ草ばかり取り上げていますよね。
あちこちに顔なじみが出来る喜び、おなじみにまた会えるうれしさ。
でも…たまには違う景色も見たいかも。おお、これを贅沢というのですな。(^▽^)







ブログ内関連ページ:

2010/ 6/ 1付 「春から夏への道ばた」
2009/ 6/28付 「日陰が好きな花」
2009/ 7/ 6付 「「北向き斜面」の夏草」
2008/ 6/20付 「「北向きの斜面」の夏支度」

イチヤクソウ
2009/12/17付 「イチヤクソウの実」
2009/ 5/21付 「トウバナなど」
2009/ 3/14付 「ヒメカンスゲなど…
2008/ 6/19付 「イチヤクソウ」
参考 他の腐生植物
2006/ 5/10付 「ギンリョウソウ」
オオバジャノヒゲとお仲間の比較
2008/ 6/25付 「大葉蛇の髭と姫薮欄」
2008/ 7/21付 「身近な野草」 ジャノヒゲの花
2008/ 9/16付 「隣町の公園へ その2」 ヤブランの花
2008/11/24付 「ヤブランとジャノヒゲの実」
ヤブカンゾウ
2008/ 7/14付 「オニユリと忘れ草」
ハエドクソウ
2009/ 7/ 6付 「「北向き斜面」の夏草」
2006/ 7/ 5付 「ハエドクソウ」
タケニグサ
2006/ 7/14付 「タケニグサの花」
2010/ 6/12付 「日向の道ばたから」
ヨウシュヤマゴボウ
2009/10/10付 「アキノノゲシ みつけた」 実
2007/ 7/18付 「綺麗な花とクモ」 花





posted by はもよう at 12:55| Comment(3) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
月食ってなに?
Posted by BlogPetのコロン at 2010年06月26日 15:19
こんばんは
今年初めて、イチヤクソウの花をみることができました。
そっと見守るって大事ですね。
あちこちに顔なじみが出来る喜び、おなじみにまた会えるうれしさ。
本当にそう思います。
イチヤクソウ、来年も会いたいです。
Posted by YAKUMA at 2010年06月28日 21:25
YAKUMAさん、こんばんは。
おお、イチヤクソウにお会いになりましたか。
そうですよね。そっと見守るのって、難しいけど大切ですよね。

毎年同じ場所を見守っていると少しずつ、おなじみが増えて
楽しいです。
また来年、いそいそ会いに行けると良いですね。(^v^*)おたがい。
Posted by はもよう at 2010年06月28日 21:49
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