うしいけれど、降らなくても困るので、ほどほどに降ってくれたらいいなぁなんて思います。
今日もおさんぽに行かれませんでした。あの実、あのつぼみ…その後どうなったかなぁ…。
今日の記事は、ちょっとマニアックだし、私の備忘録のようなものですので、適当に読み飛ばし
ちゃってください。いえね、花を見て歩いていて、ちょっと気になったことがあったんですよ。

たとえばこれ、ミミナグサです。 うん、たぶん、ミミナグサ。でも、数年前、初めて見つけた
ミミナグサと印象が違うんです。なんだろう、どこが違うんだろう…そんな記事です。
街中でよく見かけるのは、春に咲くオランダミミナグサ。ヨーロッパ原産の帰化植物です。
図鑑で見る在来種のミミナグサは、もう少し、お山の野草らしい楚々とした姿。見てみたいなぁと
思っていたので、初めて見つけたときには嬉しかったものです。
2007/ 5/12付 「ミミナグサ」
数年前には数も少なくて、雑木林の下で今にも消えちゃいそうに咲いていました。
でも最近、数が殖えたなと感じるようになりました。日陰好きだったはずなのに、日向でやたらに
群生しているのも見るようになりました。

まるでオランダミミナグサのように。
オランダミミナグサは、ミミナグサよりも早くに咲きはじめ、道ばたを埋め尽くしていましたが、
今はもう枯れて、この前の草刈りの時に残骸さえ片付けられています。
2007/ 4/ 1付 「春の道ばた」
オランダミミナグサの外見上の特徴は 茎の先に固まって付く花に柄がないこと。
今、日当たりの良い芝生に咲くミミナグサは、一応、花に柄が付いています。

数年前に見つけたミミナグサは、茎が倒れがちで地面に横たわっているものが多かったのですが、
今咲いているミミナグサは、やたらに立ち上がりたがりです。

毛深い部分も多いんじゃないかと疑っています。
オランダミミナグサは草全体が白っぽく見えるほど毛深かったのですが、ミミナグサはそれほどでも
なかったはずなのに。 ちゃんと比べていない、単なる感想ですけれど、そんな気がしています。

それから、茎に赤味が差していないものばかりが目立ちます。
赤っぽい茎が好きだったのに…、なかなか見つからないんです。

お花には、違いは見つからないんだけれどなぁ…。
今回、公園中を歩き回ってやっと見つけた、初めて見つけたときのミミナグサによく似た個体は
こちら。

木の下で日陰になりがちな場所に、地面に横に広がるようにして、それほど多くない花をつけ、
茎の途中に赤味が差して、群生しないでひと株だけ…。
私が好きなタイプのミミナグサ、今、あんまりはやんないのかな、それとも、ミミナグサと
オランダミミナグサの間で中間種が出来ちゃっているのかな? 解りません。

こちらが茎が赤かったミミナグサの花。こっちの方が好きなのに、なかなか見つからなくて
困ります。私が好きな方のミミナグサ、頑張れ〜!
2009/ 5/ 6付 「GWに見かけた花」
2007/ 5/12付 「ミミナグサ」
気になる草、もう一方はニワゼキショウです。今年は、ピンクの花の大きい株がやたらに目に付く
んですよ。交雑しやすくて、仲間わけにも諸説入り交じってしまうと言う噂のニワゼキショウ。
交雑種なのかな?違うのかな? とりあえず、記録写真を撮ってみました。

↓ こちら、藍色ニワゼキショウと隣り合わせのピンクのニワゼキショウ。

細長いものを限られたサイズの写真で表現するのは難しいのですが、ほぼ、同じくらいの株の
大きさです。
陽の当たる芝生に群生するニワゼキショウは、株の高さが10cm程度の可愛いものです。
一方、日陰好きな藍色ニワゼキショウは、草丈が30cmを超え、地面に倒れてしまうことがほとんど
です。この、倒れているピンクのニワゼキショウは、そのくらい大きな株なんです。
今までも、うっかり日陰に芽を出しちゃったニワゼキショウが巨大化しているのは見かけて
いました。
でも、今年は何となく気になって、もう少し詳しい写真を撮ってみようかなと思い立ちました。
はい、上の株のお花の比較です。

何となく、ピンクの花の方、花の形が違うような…アップにしてみますね。

ちなみにこれはオオニワゼキショウです。

黄色い部分で一度くびれているところ、似ていますよね。
オオニワゼキショウとの中間種でしょうか? オオニワゼキショウも藍色ニワゼキショウのように、
株が大きくなりすぎて、地面に倒れがちになる草です。
でも、近くにあるのは、オオニワゼキショウではなくて、藍色ニワゼキショウなんですけれど、
どうして、藍色ニワゼキショウには似ないんでしょう? 不思議です。
2010/ 6/ 5付 「ニワゼキショウの仲間たち」
2008/ 6/23付 「ニワゼキショウにもいろいろ」
気になるけれど、きっと素人の私にはこれ以上の事はわからないと思います。気になること、
いつかきっと、専門家さんが教えてくれる…その日を楽しみに、不思議だなぁとつぶやきつつ、
おさんぽを続けたいと思います。
いやぁ、野の草って本当に、面白いものですねぇ。(^v^)
ブログ内関連ページ:
2009/ 5/ 6付 「GWに見かけた花」
2007/ 5/12付 「ミミナグサ」
2007/ 4/ 1付 「春の道ばた」
2006/ 1/23付 「ちっちゃな草の葉」
2010/ 6/ 5付 「ニワゼキショウの仲間たち」
2008/ 6/23付 「ニワゼキショウにもいろいろ」
2008/ 6/ 9付 「オオニワゼキショウ」
はもようさんらしい観察眼だからこその記事内容ですね。
いつか「専門家」が明らかにしてくれるでしょう。
いや、はもようさんが「専門家」になればいいのですよ。
オオニワゼキショウというのがあるのですか! いろいろですね。
なお、オオトキワツユクサにリンクを張らせていただきました。私の方は素人記事ですが(笑い)。
あはは…、マニアックな世界へようこそ。
この記事にコメントを頂けるとは思いませんでした。(^^A)
好きな草の、好きだったポイントが消えかけているとなっては、
気になっちゃいますよ。
自分には期待できないので、やっぱり専門家さんに
頑張ってもらわなくっちゃ ♪ です。(^皿^)
はい、幸か不幸か、ニワゼキショウには結構いろいろな種類が
あるんですよ。ややこしいことに(^^;)。
オオトキワツユクサの記事、見せていただきました。
凄い群落でしたね。(^^*)