います。今週は雨の日が続くようです。洗濯物…息子のあんなんとかこんなんとかは昨日のうち
に無理矢理洗ってしまったから、大丈夫。今日はのんびりと雨を眺めて過ごしました。
さて、今日の写真は、ヒルガオやツユクサの仲間を集めてみました。

まずはジャパンブルーのツユクサの花。W杯の初戦、がんばれ〜!
ツユクサ(露草)。ツユクサ科ツユクサ属の一年草。アジア一帯に分布する昔からのおなじみ。
別名はボウシバナ(帽子花)、ツキクサ(着き草、月草)、ホタルグサ(蛍草)など。
詳しい説明は過去記事をどうぞ。いやぁ、良くまとめたわ、我ながら。
2008/ 7/ 5付 「ツユクサのこと」 花の造りと色違い
うちの近所には、紫色の色違いの花も咲いて、今も鉢の中でぽつりぽつりと花を開いていますが、
基本はやっぱり、この日本人好みの青い色ですよね。
同様にムラサキツユクサという、あまり姿形の似ていない花も、古くからのおなじみです。

2009/ 6/ 8付 「マツヨイグサ属の花」 ムラサキツユクサ
こちらは同じツユクサ科でもムラサキツユクサ属。属を分けたくなるくらい違う花ってことですね。
ツユクサは昔からの馴染みのアジアの花でしたが、ムラサキツユクサは北米原産の園芸植物。
近年、花だんのお花として持ち込まれたものです。
そして、その後、続々売り出されたお仲間が、次々花だんから逃げ出して野生化しています。
日本の環境が気に入っちゃったのかしら? どちらもなかなか旺盛な繁殖力でね人里近くで群生
しています。
こちらがトキワツユクサ。

赤みを帯びた細い茎、か弱く小さめなのが特徴でした。…というのも、今まで私がトキワツユクサと
思っていたものが、オオトキワツユクサだったんです。
近所の石垣にこんな風に…↓

ツタバウンラン(ワイルドアイビー) ↓ と一緒に

群生しているのを見て気づきました。
この間も記事にしたばかりのこの花は…↓
2010/ 5/16付 「授業参観とお参り」

茎に赤味が差さない…ばかりでなく、ごっついぶっとい茎のオオトキワツユクサでした。
南米出身で、斑入りの葉を鑑賞するために持ち込まれ、ものすごい繁殖力であちこちの日陰で
湿った場所を占拠しています。
またひとつ、花の名前を覚えました。それにしても、最近、帰化植物が多くて大変です。(^^A)
それとまた別の属だけれど、ツユクサ科のお仲間、↓ こちらの花が咲くのも、今後の楽しみです。
2006/ 9/ 8付 「ヤブミョウガ」
夏の花と言えばこちら ↓ もおなじみです。ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性の多年草、ヒルガオ。
万葉の昔から「貌花、容花:かおばな」名で親しまれ、朝顔よりも古い馴染みのお花です。

図鑑にはタネは結実しにくく、もっぱら地下茎で殖えると書いてありましたが、どうも、最近
タネが出来易くなったんじゃないかと思うんですよ。
しかも、後からやって来たコヒルガオとの交雑種のタネが…。
2種の違いは過去記事 ↓ に詳しいのですが、
2006/ 6/ 7付 「ヒルガオとコヒルガオ」
とがった場所が少ない葉っぱ、全体にピンクの花の色、そして、

ガク(萼)のような苞葉の ↑ すぐ下の茎に何も無いのが ヒルガオの特徴で、
花が小降りで白っぽく、ラインがはっきり入っていて、

とがった部分が一対多い形の葉っぱで

ガク(萼)のような苞葉の ↑ すぐ下の茎のひらひらしたフリルがコヒルガオの特徴。
…まぁ、この個体のフリルは触ってみなくちゃ解らないくらい小さいものでしたが…。
最近は、写真におさめようとしてもうまく表現できないほど、特徴のはっきりしない
個体が殖えています。ヒルガオとコヒルガオ…しにくかった結実が、成功するようになって、
少しずつ混じり合っているのかもしれません。
だから今日の写真もヒルガオとコヒルガオなのかどうか、怪しいところです。←おいっ(^^;)
名前調べに大切な見分けポイント。すでに図鑑になっている情報じゃ、もう間に合わないくらい、
現場は進んじゃっているのかも。
専門家さん、ご説明、お願いしますね。(^v^) でないと、図鑑に載っている見分けポイントを
写真に撮れなくて困るんですぅ、素人は。(^m^)ふふっ。
ブログ内関連ページ:
ツユクサの仲間
2010/ 5/16付 「授業参観とお参り」 オオトキワツユクサ
2009/ 6/ 8付 「マツヨイグサ属の花」 ムラサキツユクサ
2008/ 7/25付 「藪茗荷と牡丹臭木」 ヤブミョウガ
2008/ 7/ 5付 「ツユクサのこと」 花の造りと色違い
2006/ 9/ 8付 「ヤブミョウガ」
ヒルガオの仲間
2009/ 8/22付 「マルバ アメリカアサガオ」
2009/ 8/ 9付 「野生の朝顔」
2008/ 9/22付 「マメアサガオなど」
2008/ 6/ 8付 「6月の道ばたの草」 ツユクサ、ヒルガオ
2006/ 6/ 7付 「ヒルガオとコヒルガオ」
ツタバウンラン、近所の石垣に咲いています。
ナンだろうと気になっていたのですが、これですよ。たぶん。
ありがとうございます。(^人^)
確認してみます。
曇天や雨が多くて、
最近アスカちゃんとのお散歩にカメラを持って出ていません。
そんなときに限って、写したいものがあったりするのですが。
ツユクサ、こちらはまだです。
ムラサキツユクサはだいぶ前から見かけている気がします。
盛りの時期もかなり違いますよね。
あ、ツタバウンラン、咲いてましたか?
可愛い葉っぱとお花ですよね。
あぁ、私も、最近とんとお散歩に行かれません。
雨の日はカメラが傷んだりしますしね。
そうそう、ツユクサよりもムラサキツユクサの方が
お花の咲きはじめるは早いですよね。
私も早くお散歩に行きたいな。(^▽^)ノ
梅雨の朝はお勉強ですね・・・(笑い)。
トキワツユクサ、当方も勘違いをしておりました。先日、近所の山林で花の小さいトキワツユクサを見つけ、新種か???でした。
こちらで納得、賢くなりました?ありがとうございます。
ねぇ、一日雨かと思いましたら、晴れたり降ったり忙しい日でした。
トキワツユクサねぇ、私も、他の方の説明を見ながら、
ちょっと良く解らないで居ました。
今回、ちゃんと2つの花を比べることが出来て、やっと
腑に落ちましたです。←理解に時間のかかるタイプ。(^^;)
疑問解決のお役に立てば幸いです。(^^*)
舞岡では園内で自生していなくて、周辺で誰かが移植したと思われる株が広がりつつあります。
だもんで、HPではとりあげていず、Blogでは一回だけ記事にしていました。茎が赤く、小さい花ですから「トキワツユクサ」で間違いありませんでした。
これから、オオ君が出現するか注意深く観察する必要がありそうです。
それがトキワツユクサなのか、オオトキワツユクサなのか、結局さっぱりわかりません。
わが家にある図鑑類にはトキワツユクサしか載っていませんし。
「茎が赤い」というのが決定的な見分け方なら、わが家にも周辺にも、赤いものは一本もないですから、オオトキワツユクサということになるのでしょうね。
でもそうすると、図鑑類にもそういうことはまったく書いてなくて、赤くない茎の写真しか出ていない。図鑑も間違っている、ということなのでしょうかねぇ。
はい、確かにトキワツユクサでしたね。(^v^)
どちらの外来ツユクサも、繁殖力は半端ないらしいですよ。
園内に入り込まないことを祈ります。
そうですねぇ、ディックさんのブログを見せていただきましたが、
トキワツユクサとして取り上げていらしたお花は、
どれもトキワツユクサでした。ちゃんとお花の近くの茎が赤かったですよ。
つまり、花はあれに似ているくせに、
茎は可愛いげないくらいゴツい ツユクサがあると言うことですよ。
私の図鑑になんて、両方とも載ってません。(T^T)
オオトキワツユクサは、比較的新しい外来種だから載ってないのかな?
なかなか興味津々です( ̄m ̄〃)
また覗きにきますね♪僕のブログはちょっと気分悪くするかもしれないのであまりみないほうがよいかと・・・
コメントありがとうございました。(^-^)