2010年06月05日

ニワゼキショウの仲間たち

昨夜はやっぱり夜、雨になりました。遠くで雷もゴロゴロ鳴っていましたから、恐い思いを
した町もあったかもしれません。今朝は曇りがちでしたが、雨はもう上がっていました。
息子の部活が午後始まりというので、少しだけのんびりさせてもらいました。こーこーせー
じゃない私は、たまには朝寝坊させてもらわないと身が持ちません(^^A)。助かります。

さて、今日の写真は昨日、一昨日、久しぶりに出来た お散歩の途中で撮ってきた草の花。

10_0605_niwa_zekisho1.jpg

はい、今を盛りのニワゼキショウです。
この花、結構お仲間が帰化しているんですね。うちの近所では4種見つかってますよ。








お庭や公園の芝生に星形の花を咲かせるニワゼキショウ。アヤメ科ニワゼキショウ属の
1年草。

日本に自生するサトイモ科のセキショウ(石菖)に似てるので、こんな和風の名前が付いてい
ますが、北アメリカ原産の帰化植物だそうです。

10_0605_niwa_zekisho2.jpg

別名の「南京アヤメ」のほうが良かったかしら?あ、でも、中国原産じゃないか…(^^;)。

いつも芝生の芝の葉とごっちゃになっちゃうので気づきにくいかもしれませんが、花は
こんなに違うのに、葉っぱはアヤメにすごく似てます。面白いですね。


ニワゼキショウには印象のまるで違う2種の花色があります。爽やかな白と…

10_0605_niwa_zekisho3.jpg

華やかな赤紫色。

10_0605_niwa_zekisho4.jpg

印象は違っても同じ花の色違い。花色以外は一緒です…って言う写真は↓過去記事で。

2008/ 6/ 9付 「オオニワゼキショウ」



次に、これからそっくりさんがぞくぞく登場するので、まず、基本のお花を確認。

10_0605_niwa_zekisho5.jpg

はい、花冠は6裂、おしべは3つ。めしべは目立たず。
ベースは白くてお花の真ん中は黄色。

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横から見ると、6裂する花びらの切れ込みは、黄色い部分に達しているのもあり、
花の横顔はどことなくゆるいかんじ。

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光に透かしてみると、白く見えていた花びらにストライプが浮かんじゃう。
ちなみに、つぼんだとき、しおれたときもくるくる巻いた花びらにしま模様が浮かびます。
結実率は高い方で、花と一緒にまあるい実も目立ちます。可愛いですよね。




さて、こちらはオオニワゼキショウ。青みの強い、時には白にも見えるほど薄い花色。

2008/ 6/ 9付 「オオニワゼキショウ」

10_0605_oo_niwa_z1.jpg

草丈は大きめ、花は小さめ、実は大きめ…の基本のニワゼキショウとは、明らかに違う
プロポーションも特徴のひとつ。

10_0605_oo_niwa_z2.jpg

こんな風に地面に倒れていることも多いです。

6裂した花びらの先の形は、ぐっとシャープで都会的。ニワゼキショウで感じた「ゆるい」
感じがありません。
その秘密は、花の横顔を見れば解ります。

10_0605_oo_niwa_z3.jpg

黄色い部分で、一度きゅっとすぼまっていますね。
これがオオニワゼキショウの「お花小さめ」と「シャープな感じ」の秘密です。
(おお、あやかりたい。(^^;))



そしてこちらが 藍色ニワゼキショウまたは、瑠璃ニワゼキショウ。

2008/ 6/23付 「ニワゼキショウにもいろいろ」

10_0605_aiiro_niwa_z1.jpg

私の持っている図鑑では「オオニワゼキショウ」の欄に別名として載っていましたが、
今は別の種類として考えられるようになったそうです。  まぁ、当然ですよね。

草丈は、オオニワゼキショウと同様に大きめです。だから良く、地面に倒れています。

10_0605_aiiro_niwa_z2.jpg

株はでかいが花は小さくてまばらという、素っ気ないやつです。

でも、お花は綺麗で魅力的ですね。花冠は6裂で花びらの先が尾状にとがるのがポイント。
ね、何かのしっぽみたいな形にとがってますでしょう? おしべはかたまってひとつに
なっているように見えます。

10_0605_aiiro_niwa_z3.jpg

ひとつの苞葉からひとつの花しか咲かせないそっくりさんもいるそうですが、
これは違いますね。もう先に咲いた花が実になりかけてコロコロしています。

真横から見ると、ニワゼキショウ、オオニワゼキショウとは全く違う姿を見せてくれます。

10_0605_aiiro_niwa_z4.jpg

花の真ん中が浅いですね。お花をすかしてみたときのストライプもほとんど目立ちません。

うちの近所で気づいた頃は増えないかな?消えちゃうかな?図体が大きい分、刈られるのに
弱くて、草刈りが頻繁な芝生では繁殖できないと聞いていたけれど大丈夫かな?と
心配するほど数が少なかったのですが、どういう理由からか、今、ものすごく増えています。

どちらかと言えば日当たりの良い芝生よりは、日陰になりがちな雑木林の下草として
ものすごく元気に咲いています。



そして、これが変わり種。
もともと交配しやすく、分類が難しいニワゼキショウ属の中でも扱いがまだ決まっていない
交雑種? アキマルニワゼキショウ(仮)。

2008/ 6/23付 「ニワゼキショウにもいろいろ」

10_0605_akimaru_niwa_z.jpg

基本のニワゼキショウとオオニワゼキショウの交雑種と考えられているそうです。
これはたまたま赤紫ですが、花の色も形も様々、実が出来ないのが最大の特徴です。

まだ図鑑に載っていない最新の花。
この後、研究者さんたちがどんな結論を出してくださるのか、楽しみなお花です。



2008年にあちこち検索して調べました。今年の公園で、その時の花が健在なのを
確認しました。
その後の発表? まだ見つかってないです。お待ちしてますね、研究者さん。(^^*)





ブログ内関連ページ:

ニワゼキショウの研究
2008/ 6/ 9付 「オオニワゼキショウ」
2008/ 6/23付 「ニワゼキショウにもいろいろ」




posted by はもよう at 21:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは
ニワゼキショウですね。
小さいけれどかわいい花ですね。
いつもオオニワゼキショウとの違いが分からなくなってしまいます。
横顔が大切なんですね。
参考になりました。
ありがとうございます。
Posted by YAKUMA at 2010年06月05日 21:34
YAKUMAさん、こんにちは(^v^)。お返事遅くなりました。

はい、可愛いです。毎年見ているのに、毎年、
見かけると嬉しくなっちゃうお花です。

はい、オオニワゼキショウは横顔がポイントです。
きゅっとくびれて 魅力的 ♪
小さいけれど、とってもフォトジェニックなお花です。
会えると良いですね。(^^*)
Posted by はもよう at 2010年06月07日 15:51
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