寒々してました。今日で5月もおしまい。早いなぁ。
んなわけで HPの「季節のごあいさつ」も更新。アジサイの写真に取り替えておきました。
良かったら見てみてくださいね。(^v^)
今日の写真は我が家の鉢植えの近況。

娘がもらってきたカモミールに 花が咲いたのでご紹介します。
カモミールはキク科シカギク属、ヨーロッパから西アジアにかけて分布する一年草。
wikiによれば 今から4千年以上前のバビロニアですでに薬草として利用されていたそうです。
英語ではchamomile(カモミール、またはカモマイル)、フランス語ではカモミーユ。
カミツレの和名は、オランダ語のカミッレ(kamille)から。
最近ではローマンカモミールも市場に出回るので、基本のカモミールの呼び名は、
ジャーマン・カモミール(German chamomile)になっているらしいです。
いろんな呼び名があるのは、いろんな場所で愛されてきたからですよね。
娘が在学中にお世話になった学校の図書館で、司書の先生から頂いてきたカモミール。
2010/ 3/14付 「鉢の芽 ちらほら」
2010/ 4/15付 「鉢の花、ぼつぼつ」
タネが芽吹いて小さな鉢の中、葉っぱがぎゅう詰めになっちゃったので、苗3本だけ残して
植え替えました。
3本だけになった苗はすくすく伸びて、5/25の朝、初めての花が咲きました。

ちっちゃいお花です、可愛いなぁ。でも、茎が間延びしちゃって格好は悪いです。
つぼみは更に可愛いです。

カモミールは舌状花がまばらなんですね。透き間が空いちゃって面白い横顔です。
およそで見るカモミールは真ん中の筒状花がこんもり盛り上がっているのですが、我が家の
一番花ちゃんはあんまり盛り上がらなそうです。
筒状花も青いし、どうなっているのかな?カメラを近づけて拡大してみました。

おお、筒状花が緑色。お花が開いておしべのヤク(葯)が開くと、

黄色い花粉が目立つんだな。他のキク科の花と同じなら、おしべの真ん中にめしべがにゅっ
と突き出すはず。もう少し観察したら、真ん中が盛り上がったお花が見られるのかな?
こちらは公園のカモミール。結構な大株です。

ね、真ん中の黄色いところがクッションみたいに盛り上がっているでしょう?

可愛いですよね。キク科のお花はたいていそっくりさんが多いけれど、カモミールのこの
こんもりクッションはこれだけです。
再検索してみたら、ローマンカモミールはジャーマン・カモミールほど、花の中心が盛り
上がらないんですって。あらら、これはどっちなのかな? 今後も観察を続けて、見極めたい
と思います。
そう言えば、元気に伸びてるヤマジノホトトギス。

これは4月の画像です。まだら模様の目立つ葉っぱがどんどん伸びて、観葉植物並みの
素敵な姿です。
で、5/20の朝、葉っぱに露が付いてました。

初夏の 限られた季節にしか見られない姿なので貴重です。
ブログ内関連ページ:
2010/ 3/14付 「鉢の芽 ちらほら」
2010/ 4/15付 「鉢の花、ぼつぼつ」
2009/ 5/ 9付 「青い花」
【関連する記事】