きました。気持ちよかったです。
そう言えばいつもおさんぽしている公園の一角で、綿帽子がふわふわしてました。
柳絮(りゅうじょ)、ヤナギ科の木のタネを綿毛に乗せてばらまく日でした。
今日撮ってきた写真もお見せしたいけれど、まだ整理が付いていないので、とりあえずは
もう少し前に撮った別のお花の写真で我慢してください。

キク科のヤグルマギクです。
あらら、また、日付をまたいじゃいました。5/25の日記のつもりです。
柳絮(りゅうじょ)について詳しいことは過去記事をどうぞ。
2007/05/24付 「我が街の「柳絮(りゅうじょ)」」
さて、本題に移りましょう。
カテゴリーは「花だんの花」なのに、記事のタイトルは「道ばたのヤグルマギク」。
いやね、道ばたの空き地に誰かがタネを蒔いたんですよね。毎年、とっても綺麗なお花畑が
出現するんですが、

もともと花だんのお花なので、特に書くこともないんですよ。へへっ。
それにしても、ヤグルマ「菊」って、おかしな名前だなってずっと思っていたんですよね。
菊っていえば…↓ こんな形で、

これも同じ、道ばたの花だんの マーガレット…かな。
菊といえばこの形、なのに、似ても似つかない形のお花になんで「菊」という名が付いて
いるんでしょう?って、疑問に思ったものです。
別名はヤグルマソウ。でも、お山には、↓ その名前の大きな葉っぱの草があって紛らわしい。
2006/ 9/13付 「ミヤマイラクサ など」
で、図鑑をよくよく見たら、あらま、ヤグルマギクって、ちゃんとキク科の一員だっていう
じゃないですか。
驚きですよねぇ。こんなに見かけが違うのに。
もとは麦畑の雑草だそうですが、園芸種として愛されるうち 改良が進んでいろいろな花色が
現れるようになったんですね。
淡いピンク。

赤紫。

濃いピンク。

白。

そして、基本の青。最高級のサファイアの色は、ヤグルマギクの青に例えられるそうですよ。

確かに、本当に綺麗な 澄んだ青い色ですよねぇ。
ひょろんと長い茎に、筒状花ばかりの頭花をつけて…。
お花の高さが1mにもなる品種の他に、30cmほどの鉢植えに適した品種も売られているそうです。

他のキク科の花と違って、筒状花が発達したお花の造りなんですね。
一列の花びらの長い筒状花がぐるりと一周していて、てっぺんには丈の短い筒状花が立っている
んですね。他のキク科のお花では装飾的な役割を担っていた舌状花は必要ないのかな?

キク科とは思えない形の花ですが、5月の爽やかさを体現しているようなデザインですね。
痩せた土地でも良く育ち、丈夫でこぼれ種でもまた咲いてくれる。お花の色もたくさんあって…
空き地にとりあえず蒔いておくのに大変適したお花です。(^m^)

でも、ドイツ、エストニア、マルタ共和国では、国花ですよ。
エジプトのツタンカーメン、フランスのマリー・アントワネット、ドイツの王子様、
世界のセレブとのエピソードもある、由緒正しいお花でもあります。
ブログ内関連ページ:
2007/05/24付 「我が街の「柳絮(りゅうじょ)」」
2006/ 9/13付 「ミヤマイラクサ など」