腰は痛かったけれど、夏を前にすっきりしました。
記事の方は、お天気のいい日の写真にしましょうね。ミズキの写真を撮ったのと同じ日に、
隣町で見かけた木に咲く白い花。

まずは5/7のコゴメウツギから。
何とかミズキも多いけれど、何とかウツギも多いですよね。でもこれは、ウツギと名の付く
花木の中でただ一種のバラ科です。

細かく 良く枝分かれした細い枝に 羽状に切れ込んだ葉っぱを茂らせ、お米になぞらえた
小さい花をたくさんつけます。
裏へ抜ける谷には、日陰のカマツカが、日向よりも一足早く花を開いていました。
バラ科のカマツカ。材が固くて丈夫なので、田畑を耕す鎌の柄(つか)にしたのが、 その
名前の由来です。別名は牛殺し。

不思議なんですよね。
日向と日陰に、同じ種類の木が生えていたら、日向の花の方が先に咲くとばかり思っていたのに、
この2本のカマツカに関しては、日陰の方が花が早いんです。
葉の色が薄くて、花付きも 実の付きも少ないけれど、お花が咲くのだけは早いんですよね。
せっかく咲いたお花を拡大。

あらら、もう散りかけています。

崖の上の日向のカマツカはまだ、つぼみばかりなのに。
お、お客さんが来てますよ。

ちょっと前に 地面の下からはい出てきたばかりのマメコガネです。待ちきれなくて開店前の
お店に並んでいるみたい。でも、これから咲くお花は食べちゃいやよ。
今年も会えて嬉しいサワフタギ。
崖の急なところに立っているので、撮るのは難しいのですか、なに、そんなときは…足元を
よく見れば、先達の歩いた痕が…。
誰かの足跡を見つけて、同じように立てば…ほら、正面にこんな良いアングル。

沢に覆い被さるのが好きな木だから 沢を塞ぐ木と書いてサワフタギ。
結構、毛深い葉っぱに白い小花をたくさんつけます。

綺麗だし、大好きな木だけれど、私の行動範囲には、ここにか細い木が2本立っているだけ。
谷の底に近いから暗くて、でも陽が差し込むとコントラストが強すぎて 難しい。
貴重な、撮りにくい、大好きな花。

今年も会えて嬉しいです。

秋には青い実をつけます。
こちらも固い木で、別名は瑠璃実の牛殺し。
木に咲く白い花、ぞくぞく咲いて綺麗です。明日はお天気回復するそうだから、また、おさんぽ
に行かれるかな?
ブログ内関連ページ:
前年までの「木に咲く白い花」
2009/ 6/29付 「リョウブの花」
2009/ 5/ 2付 「5月の木の花」
ミズキ、ニワトコ、カマツカ、サワフタギ
2009/ 5/13付 「コゴメウツギなど」
シャリンバイ、カマツカ、コゴメウツギ、コアジサイ