もういい加減 あったかくなって欲しいです。風邪ひきそう(((><)))です。
さて、記事の方は地味な木の花。4/21の記事の通り、隣町の公園裏では、白い花を咲かせていた
マルバ(たぶん)アオダモ。いつもおさんぽしている公園ではどうなのかな?翌日行ってみたんで
すよ。4/19の月曜日のことでした。

あらまびっくり、まだ全然 冬芽のまま、可愛いけれどのんきな姿をしてました。それでも
ついでに見て来た いつもおさんぽしている公園の近縁の木たちの中には 地味な花を開いて
いるものもありました。花には見えない花ですが、良かったらお付き合い下さいな。
モクセイ科トネリコ属の木は粘り強く、アオダモはバットの材料として有名ですが、
他のお仲間の材も、テニスのラケットやスキーの板などの材料として利用されるそうです。
それから、トネリコは田んぼの畦に稲架木(はさぎ)として植えられるそうです。
観賞用ではないけれど、いつのまにかお世話になっている木なんですね。
いつもおさんぽしている公園には、若い木なのですが、モクセイ科トネリコ属の木が4種も
植えられているんです。
アオダモとマルバアオダモの芽
2009/ 2/12付 「枝先の笑顔」 アオダモとマルバアオダモの冬芽
ヤマトアオダモとトネリコの冬芽
2010/ 1/31付 「2010年の冬芽 2」
でも、冒頭のマルバアオダモ、隣のアオダモも目覚めは遅く…

まだ芽吹いて花の穂が出てきたところと言う程度。
隣町で枝いっぱいに花開いていた ↓ のとはまるで違います。
2010/4/21付 「花咲くこずえ」
マルバアオダモの花はとても好きなので、咲いたらまた撮ってきますね〜。(^▽^)ノ
2008/ 5/ 1付 「マルバアオダモの花」
4/19に花盛りだったのは、トネリコとヤマトアオダモ(オオトネリコ)の方でした。
冬芽がユーモラスで、良く眺めました。記事にもしていますよ。
2010/ 2/15付 「トネリコの仲間の芽」
花盛りでしたが、まぁ、お世辞にも綺麗と言えない、花とも思えぬ姿でして…

↑ こちらが今年、ヤマトアオダモ(オオトネリコ)だと解った木。
茶色いふかふか帽子をかぶった冬芽が、パカッとわれて中から大量の花を吹き出しました。
花びらの無いヤク(葯)ばかりの花。雌雄異株だから…これはきっとオスの木ですね。

前に撮ったのもこの木かな…。
振り返ってこちらは、「ビックスマイル」だの「忠犬ポチ」だの「馬?」だの言って
表情豊かでユニークな冬芽を楽しんだトネリコの木です。
2007/ 1/12付 「再会」 まだ名前が解らなかった頃のトネリコ

あは、更に地味…。(^^A) 同様に、花びらのない花を煙のようにたくさん咲かせます。

やっぱり、ヤク(葯)ばかりのおばなですね。
隣の木には、ペタンコの翼果が付いていたから、メスの木のはず。

心なしかお花がまばらで…

花びらはないけれど、おしべじゃないものが見えますよ。
はい、アップにしてみました。
ぴょーんと飛び出しているのはいかにもそれっぽいめしべですね。先が2つに分かれています。

めしべの根元にある色の濃いのはなんだろう? 退化しかけたおしべのヤク(葯)?
最近では、もっと葉っぱが細かくてつやつやしている「シマトネリコ」を園芸店などで見かける
ようになりましたが、あちらは南国系。今回ご紹介したのは本州系。つまり、そこらの山に
生えているはずの木です。
図鑑を見ても、web検索しても、あんまり情報がつかめないトネリコ属の仲間ですが、
近所の公園に4種類も植えられていたのも何かの縁だと思いますので、今後も継続観察していきます。
良かったらお付き合い下さいませ〜。
ブログ内関連ページ:
2009/ 2/12付 「枝先の笑顔」 アオダモとマルバアオダモの冬芽
2008/ 5/ 1付 「マルバアオダモの花」
2010/ 1/31付 「2010年の冬芽 2」 ヤマトアオダモとトネリコの冬芽
2007/ 4/12付 「いつもの公園」 トネリコの花
2007/ 1/12付 「再会」 まだ名前が解らなかった頃のトネリコ