洗濯に精を出すべきなんでしょうけれど、私はカメラをひっつかんでお気に入りの観察スポット
隣町の公園裏の「北向きの斜面」飛んで行っちゃいました。(^^;)
この間、山野草ファンのおじさまと確認したチゴユリの群落、そろそろ咲いているんじゃないかと
気が気じゃなくて。

まずはご近所の他のお花もみていきましょうね。こちらはクサノオウ。菜の花じゃありません。
菜の花と同じような配色ですが、ケシ科ですのでよく見ると、花も葉っぱも形が違います。

「くさ:瘡」は皮膚病のこと、皮膚病に良く効いたから「クサ」の王様という意味だという説も
あるほどの薬草です。ただし、うっかり触るとかぶれる人もいるそうです。お気をつけ下さいね。
2008/ 4/16付 「「北向き斜面」の春の花」
雨の日に見かけたのは、園芸種のオダマキです。花だんに植えられていました。

カタクリの保護地の近く、野生種がいっぱい生えている真ん中に花だんをこしらえる意味が
ちょっと解らないんですけれど(^^A)、
雨粒をいっぱいつけてしおらしくうつむいていたので撮って来ちゃいました。
こちらも、たぶん誰かがタネを蒔いたんだと思うんですが、急に出現したイカリソウ。

4/20の記事ではお花しか写っていなかったので、必ず左右非対称という、ちょっと変わった
デザインの葉っぱも入れたリベンジショットを載せておきます。
2010/ 4/20付 「「北向き斜面」の春便り2」
2007/ 4/24付 「カタクリの花が終わって」
花だんから逃げ出して、この一画で勝手に増殖しているこの花も咲き出しました。

セリバヒエンソウです。ふるさとは中国。キンポウゲ科デルフィニウム属の一年草です。
2008/ 5/ 6付 「あの花のその後」 花の造り
2006/ 6/ 6付 「セリバヒエンソウの種」
こちらは由緒正しい野の花ですねぇ。こんなに地味な草を花だんにわざわざ植える人は居ない
でしょうから。

セリ科のヤブニンジンです。

近づいて精一杯大きく撮っても地味な花。花のあとはひっつき虫のタネが出来ます。
でも、ここのある大群落を見れば、何かにひっつかなくても十分に数を増やせそうな気がします。
2008/ 4/16付 「「北向き斜面」の春の花」
さてさて、本題のチゴユリを見に行きましょう。
4/18に山野草ファンのおじさまと見つけたのは ↓ まだお花の咲かない葉っぱのみでした。
2010/ 4/20付 「「北向き斜面」の春便り2」
お気に入りの観察スポットを歩いて、いろんな葉っぱやお花を眺めていきます。
おぉ、あの子もいよいよ芽を出したか、この子、今年も咲いてくれたか…なんて思いつつ
歩いていくと、特徴的な斑点模様付きの葉っぱが見えて、
おお、ヤマジノホトトギスだ(^▽^)なんて撮っていたら…あらら?何か、視線を感じますよ。

斜面の上の方にひと群れ、可愛いお花がたくさん並んで揺れています。
今年も咲いたんだねぇ、お稚児さんのように可愛いチゴユリ。

初めて見つけたのは2008年のこと。過去記事にはこの ↓ ように説明を載せました。
2008/ 4/23付 「チゴユリ」
チゴユリは『ユリ科アマドコロ属、山野の林内に生える高さ20〜35cmの多年草。』
可愛い姿をお稚児さんにたとえて 稚児百合。
近づけないので、精一杯のズームで迫ります。

くるりんめしべまで、何とか写りました。本当はもっとそばに行って、可愛い姿を撮りたいの
ですが、急斜面で近づけません。きっと、人が近づけない場所だから、安心して群生できるん
ですよね。
群落が大きくなって手の届くところに来てまくれるまで、よい子に待っていようと思います。
あのおじさま…(’’?) 毎日 通るっておっしゃっていたけれど、もうご覧になったかしら?
可愛く並んだお稚児さん行列。(^v^)
2009/ 4/27付 「チゴユリなど」
明日は雨だそうです。でも、低温傾向の春にも一息ついて、5月の連休は何とか天候に恵まれ
そうです。どこへ行っても混んでいるけど…何しようかな ♪
ずいぶんいろいろな野草があって、楽しみましたね・・・。稚児ユリですか、かわいいですね。群落ですから、うらやまし・・・。
はい、色々咲いてて楽しかったです。
特にこの回はチゴユリに会えて嬉しかったです。
群落は…nakamuraさんがご紹介下さる方が
見事でしょうに。(^v^*)