すっかり汗かいちゃいました。お日様の光を浴びて、たくさんの人がピクニックしてました。
写真もたくさん撮りましたが、それはまたあとでご紹介することにして、今日は昨日の
写真の続きのの方を先に見てください。
毎年カタクリと同じ頃に咲いていたのに、今年は少し開花が遅れていたムラサキケマン。

昨日はちゃんと咲いていました。ほら、向こうの斜面に上の方にも、こちらの下の方にも。
ムラサキケマンは、ケシ科キケマン属の一年草。
2010/ 4/12付 「ムラサキケマンの葉など」
4/12にご紹介したように、水弾きの良い綺麗な葉っぱを草むらに広げていました。今年は
いつもよりは少し遅れましたが、やっとお花の穂が立ち上がってきました。

葉っぱもお花も、ジロボウエンゴサクよりはずっと豪華。
でも造りは同じ、外側の花びらが2枚で左右から、内側の花びらが上下から2枚。合わさって
いる形です。

細長い花の奥の方にある蜜が欲しくて虫さんたちは一生懸命潜り込むんでしょうね。
そして、花粉がいっぱい付くと…。
あ、こちらもタネにおまけを付けてアリさんに種まきしてもらう戦略家です。
久しぶりの晴天、久しぶりの「北向きの斜面」。ご機嫌で回っていたら、展望台のそばの草むら
にカラスノエンドウとスズメノエンドウを発見!

撮りにくい小さな花に しゃがみ込んでカメラをむけていると懐かしい声がしました。
それが、去年 出会った山野草ファンのおじさまでした。
2009/ 4/27付 「チゴユリなど」
その後どうしていたのかの話など、極小の花にピントを合わせようと試行錯誤しながらも、
話が弾んでいたら、

ワンちゃんのおさんぽ中の別のおじさまからも「何か珍しい花でも咲いているんですか?」って
声がかかりました。
そのおじさまは鳥さんを見るのがお好きなんですって。鳥の鳴き真似をすると あっという間に
その仲間が集まってくるよ、特にヒヨドリは良く集まってくると教えてくださいました。
いろんな一人お話を聞けると 楽しいですねぇ。(^▽^)
昨日も書いたとおり、その後、いろんなお花の話をしながら公園を一周したんですよね。
去年一緒に見たニリンソウとか、ヤクシソウとか、チゴユリは見ましたか?なんて
話したりしながら…。
斜面の頂上付近には例年の通り オオジシバリとか…

ミツバツチグリなどのような 日向が好きなお花が咲いています。

似たような黄色い花ですが、ミツバツチグリとヘビイチゴが並んで咲いていました。

見分けに迷うとおっしゃるおじさまに、お花の中心部分が違うことを指摘しておきました。
手前がヘビイチゴで、奥がミツバツチグリです。
代わりに私は、どこかで見たよなと思っていた芽がホタルブクロだとか、ヤマユリだとか
教えていただきました。山野草好き同士で いろいろ情報交換できてためになりました。
最初の目的地はニリンソウ。おじさまのお庭にも咲いているそうです。カメラの中に入って
いる写真を見せてもらいました。

今年はいつも以上に他の葉っぱに埋もれていました。あぁ、絵になるアングルなんか選べない。
無理矢理の望遠とトリミングで、お花のアップを

もっともっと増えて欲しいなぁ。写真が撮りやすくなるくらい。
お花談義しながらのおさんぽは まだまだ続きます。良かったらまた明日も、お付き合い下さい。
雰囲気が良く出て、楽しそうな散策です。
ほのぼのとした春うらら・・・。
ただ、ぼくの見た感じでは、ひとつひとつの花はムラサキケマンのほうが小さく、細く、弱々しくて、ジロボウエンゴサクはしっかりした感じがしています。
はい、この日は、ほのぼのした春うらら ♪ で
楽しかったです。(^v^)
今年はお天気が毎日、大きく変わるからやっかいですね。
はい、私は色も濃いし、花付きも良いから
ムラサキケマンの方が豪華だなと思いましたが、
そうか、ひとつひとつのお花を比べたら、ジロボウエンゴサクの方が
しっかり大きめの造りかもしれませんねぇ。
いずれにしても綺麗なお花ですよね。(^O^*)