登校し、日中は静かでした。
今日の記事は、ちょっと前、隣町の公園とその裏の北向きの斜面で撮ってきた 雨の日の
写真をご紹介。同じように雨ですが、今日の写真ではないんですよ。

まずはムラサキケマンの葉に宿る雨粒から。
隣町の公園で、まず撮ってきたのはドウダンツツジ。

赤いマッチのような冬芽から、こんなにたくさんのお花が飛び出してるんですから驚きです。
可愛らしいお花をうつむかせて、せっかく咲いたところへ冷たい雨。

でもまだまだ咲きはじめ。これからたくさん開きます。いっぱい咲いてね。
隣に植えられていた松の芽が、何だか綺麗な色だったのでこちらもパチリ。

アカマツ…と思ったけれど、他のアカマツほど赤くないし、上の方の樹皮が ペラペラした感じ
にむけてないし…もしかしてクロマツ?
そう言えば、アカマツでここまでの、しっかりしたおばなのつぼみを見てないや。
今度行ったときに確かめてきます。…って…見分けポイントってどこだろう。(’’?)
公園を抜けていつもの「北向きの斜面」へ。まだ、カタクリも花盛りの時だったのですが、
毎年同じ頃に咲くいつもの顔ぶれが、今年はなかなか揃いません。この低温傾向の春に、
敏感な花とそうでもない花とあるんでしょうね。
ジロボウエンゴサクは、いつものように咲いていましたが…。

こちらも、毎年撮ってる大群落です。今年もたっぷり咲いてくれました。

説明分は去年のを貼っておきます。
【ジロボウエンゴサク】(次郎坊 延胡索)
「ジロボウ」と言う名は、伊勢地方でスミレを太郎坊、この花を次郎坊と呼んで子ども達が
花の距を引っかけて遊んだことに由来しているそうです。
で、「エンゴサク」は、根を乾燥させて作る漢方薬の名前「延胡索」のこと。鎮痛に効果があるそうです。
ケシ科キケマン属の多年草です。
2009/ 4/ 5付 「「北向きの斜面」の」春の花'09 その1」

複雑な形の花でしょう?
花びらは4枚、中の2枚が左右から、外の2枚が上下から、おしべめしべを包んでいます。
蜜の欲しい虫さんたちは、花びらの門をこじ開けて、後ろに長ーく伸びた距(きょ)の方まで、
潜り込まなきゃなりません。ちゃんと受粉の手伝いをしてくれない虫さんには、蜜はあげな
い戦略です。
今年遅れているのは、ムラサキケマンの方。

ムラサキケマンも同じケシ科で、いつも同じ頃、写真を撮っているのに、今年はなかなか
お花の穂が立ってきません。

形はとっても複雑で、色はちょっと独特で、ムラサキケマンの葉っぱは見逃しようがないほど
個性的。
更に雨の日には、抜群に水弾きの良い葉っぱに宝石のような水玉が付いてとっても綺麗。
そろそろ ↓ こんな風な茎の中心部からするすると、お花の穂が立ち上がっる頃なのに…。

もう良いかい? まぁただよ。

ムラサキケマンの鮮やかな赤紫色のお花は、あとちょっとの間、おあずけのようです。
他にもまだ、ちゃんと撮れていないお花があるので、家事の隙間を伺いつつ、隣町へ行く
チャンスを狙っているのです。(^m^) ふふっ。
ブログ内関連ページ:
ちょっと前の様子
2010/ 3/27付 「カタクリ開花」
去年の花
2009/ 4/ 5付 「「北向きの斜面」の」春の花'09 その1」
2009/ 4/ 6付 「「北向きの斜面」の」春の花'09 その2」
ジロボウが先というのは少子化の影響で男一人・・・??(笑い)。
こちらはムラサキケマンが最盛期から終わりへ・・・です。
それにしても、良い場所をご存じで・・・。
ええっ?少子化の影響ので一人っ子ですか?
いえいえ、太郎坊は少し前に記事にしています。健在ですよ。
次郎坊も咲いているのに、遊び仲間のムラサキケマンちゃんだけが
なかなか咲かないんですよ。
そちらではもう、最盛期か終わりですか?
こんな年もあるんですねぇ。
はい、こちらはカタクリの保護地、よい場所ですよぉ(^▽^)ノ