2010年01月26日

ハイビャクシン

今日は良く晴れましたが、少し風があって 昨日より寒く感じましたね。気がつけば、
もう、1月も下旬。早いなぁ。

ここのところ公園の針葉樹を立て続けにご紹介しています。ついでなので、全部ご紹介
しちゃうシリーズの12種類め。

10_0126_hai_byakusin01.jpg

今日のも、結構どこででも見かける針葉樹。いつもおさんぽしている公園では正面の
低いところを飾っています。グラウンド・カバーという用途でよく利用される園芸植物、
ハイビャクシンです。



もっと全体像を写せばイメージが掴みやすかったかもしれませんね。ほら、こんな枝が
地面の低いところを するする伸びる針葉樹ですよ。

10_0126_hai_byakusin02.jpg

土がむき出しにならないように地面を覆って公園や花だんを素敵に演出してますよね。

web検索してみると、結構、園芸種がたくさんあって、しかもアメリカ ハイビャクシン
のような外国産まであるので少々やっかいですが、
これは、日本古来のハイビャクシンで良いと思います。違っていたらごめんなさい。

前の記事のカイヅカイブキ同様、母種イブキ(別名:ビャクシン)の変種だそうです。
あっちは「イブキ」の名を、こっちは「ビャクシン」を残したんですね。



ハイビャクシン(這柏槇)は、ヒノキ科ビャクシン属の匍匐生の常緑低木。

九州の壱岐・対馬に多くて、潮風に強く海の近くに生えるそうですが、たぶん、そう
言う環境に適応しようとするうちに、高さ25mになるよりは、地面の近くを這って
広がったほうが楽…と言うことになったんでしょうね。

磯の風に馴れているのからかな? 別名は「ソナレ:磯馴」。

それから、岩の形に添って垂れ下がるからかな? 「イワダレネズ:岩垂杜松」。
ネズは、↓ ヒムロの時にも出てきた「ネズミサシ」の「ネズ」。

2010/ 1/19付 「サワラとヒムロ」

トゲトゲ葉っぱの雰囲気は似てるかな?この葉っぱは痛くないけれど、お仲間の中には、
ちくちく痛い葉っぱもあるらしいです。


葉っぱは主に針状葉が3輪生。これは枝先の芽です。

10_0126_hai_byakusin03.jpg

葉の色は青みをおびた緑色。


針状用と鱗片状の葉が混在するそうなので、枝の途中を探してみました。

10_0126_hai_byakusin04.jpg

枝の途中、黄色い矢印のあたりが 3輪生の針状葉。

10_0126_hai_byakusin05.jpg

その先の方にもあるけれど…
枝の付け根の方、オレンジの矢印の近くは、鱗片葉の多いところ。

10_0126_hai_byakusin06.jpg

そして、鱗片葉だらけの部分 ↓。老木になると、トゲトゲの葉っぱが無くなっちゃう
そうです。

10_0126_hai_byakusin07.jpg

成長遅いし、上方向に伸びないから気づかなかったけれど、案外、老木なのかな?




園芸植物としては、あちこちに植えられていますが、自生地は限られていて、なかなか、
野生の姿は見られないそうです。
でも、今回調べるまでは、高山出身なのかなと思っていたんですが、海辺の出だったん
ですね。ひとつ覚えましたよ。ハイビャクシン、別名は磯馴。  ふぅ〜ん。
明日から見る目が変わりそうです。(^v^)



参考ページをもうひとつ、勝手にお世話になった 針葉樹に詳しい方のページ

「コニファーの小さな森 ポンニタイ」

こちらのデータベースがすごいです。

「データベース 樹種別」



よく見かけるのに、名前調べが難しいからと、見ないふりしていた針葉樹でしたが、
今回思い切って調べてみていろんな名前が解って良かったです。
街を歩いていても、公園を歩いても、あれは○○こっちは○○と言えるのが嬉しいです。
園芸種も多くて、厳密な品種名まで見極めるのはちょっと大変ですが、あきらめずに
少しずつでも覚えていけたらいいなと思います。(^v^)
地味な特集にお付き合いいただき、ありがとうございました。








ブログ内関連ページ:
シリーズ 針葉樹 2010
マツ科
マツ属
2010/ 1/10付 「シダーローズの季節」 ヒマラヤスギ
2010/ 1/11付 「五葉松の仲間」 たぶんヒマラヤゴヨウ
2010/ 1/12付 「大王松」 ダイオウショウ
2010/ 1/13付 「リギダマツ」
2010/ 1/14付 「テーダマツ」
トウヒ属
2010/ 1/17付 「ヨーロッパトウヒなど」 檜、杉、赤松の葉の比較

ヒノキ科
ヒノキ属
2010/ 1/19付 「サワラとヒムロ」
レイランドヒノキ属
2010/ 1/23付 「レイランドひのき」
ビャクシン属
2010/ 1/24付 「カイヅカイブキ」
2010/ 1/26付 「ハイビャクシン」

イチイ科のカヤとナギ科のナギ
2010/ 1/22付 「カヤの木」 カヤとナギ





posted by はもよう at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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