良しとしなくちゃねぇ。(^O^*) そして今日は息子の初めての受験。まぁまぁの出来
と言って帰ってきました。今回は第2希望なので、次の第1希望の試験も、頑張って
欲しいです。
さて、今日の記事は、またまた、地味めな常緑樹、カヤをご紹介します。

落ち葉の透き間から顔を出した ちっちゃいクリスマスツリー。いえいえ、これは
カヤの幼樹です。可愛いでしょ。
カヤはイチイ科カヤ属の常緑高木です。手元の図鑑では分布が宮城県以西に限られる、
若干、寒がりな木です。↓ こちらが今の全体像。樹形はいかにもな針葉樹スタイル。

ちょっと寒そうな写真なので、過去のストックから真夏の写真を見つけてきました。
はい↓暖かい夏に撮った写真です。

常緑樹なので、基本、葉っぱは変わらないんですが、やっぱり光が違いますね。
暖かそうです。(^v^)
葉っぱは2〜3cmで固く線形。

針葉樹としては、平たい葉っぱですか?

イチイ、マキ、キャラボクあたりが葉っぱそっくりさんですが、
一番のそっくりさん、イヌガヤとの見分けポイントは葉の先がとがって固いこと。

葉の先を触って、痛かったら「カヤ」で痛くなかったら「イヌガヤ」だそうです。
この葉っぱ、写真を撮る前に触ってみました。ちくっとしたからカヤです。
名札も「カヤ」と付いていました。
カヤの変種で、高さ2〜3m程度でそれ以上大きくならないものを「チャボガヤ」と
言うそうですが、公園のこの木はそこそこ大きいのでカヤで良いと思います。
オスの木とメスの木に分かれる(雌雄異株)で春に花が咲いて、夏にはこんな実が
見られます。

この中にはアーモンドのような形のタネが入っています。
あくが強いので、あく抜きは欠かせないそうですが、食用になるそうです。
そして、食べられずに芽を出せれば、こんな可愛い幼樹になるわけですね。

そう言えば、今の枝先も、幼樹に似ています。こちらは冬芽と言っていいのかな。

ね、似てますでしょ。(^v^)
厚めで艶のある葉っぱは冬の日差しにもキラキラ光って綺麗です。

寿命は長いけれど成長はゆっくりなカヤの木の材は、光沢があって緻密で香りも良く
最高級の碁盤や将棋盤になるそうです。
葉っぱが幅広い針葉樹と言えば、こちらを忘れちゃいけませんね。

はい、針葉樹の中の変わり種、マキ科マキ属のナギです。

葉っぱとしては普通の形なのに、針葉樹としては異例中の異例。
面白い葉っぱです。近所の公園に植えてもらえて、ほんと、感謝しています。
ナギは「凪」に通じるとして、航海の安全を願うお守りにしたり、
ちぎれにくい葉っぱを 縁の切れない証として夫婦仲のお守りにしたりするそうです。
暖かい土地の木なので、うちの近所の公園では、あんまり元気ではないのですが、
この、超☆ユニークな姿を出来るだけ長く楽しめたらいいなと思っています。
カヤノキには反応しますね・・・。
碁盤の高級材ですから・・・(笑い)。
先日カヤの大木をエントリーしたことがありますが、はもようさんのように素直に見られませなんだ・・・(笑い)。
うふふ、nakamuraさんの記事の大きなカヤの木と、
同じものとは思えないほど、貧弱なカヤの木ですが、近所の公園に
たくさん植えられて居るんですよ。
高級碁盤かぁ…、いつかそんなお店に行ったら、
どのくらい素敵な碁盤なのか、見てみたいなぁ。(^▽^*)
はもようさんのこの木から碁盤を採れるようになるには、何年かかるのでしょうか。
う、うん億円ですか?
記事のカヤの木から碁盤が出来るまでに
どれだけの時間が必要なんでしょう?
想像も付きませんねぇ。
だから、うん億円なんでしょうねぇ。