今日も引き続き郵便局へ。大事な郵便物を預けたあとは、隣町の公園まで歩いて行ってみま
した。今日撮った写真は、またあとでご紹介しますね。
今日の写真も、いつもおさんぽしている公園の松から。
あれもこれも名前が解ってきたら、こっちもなんて言う松なのか知りたくなっちゃいました。

ちょっと見にはアカマツのように見えたけれど、前回、松ぼっくりをアップで撮ったら
違ってたんですよ。なんて言う名前かな?
こんな ↓ 感じの松なんですけどね。長い松ぼっくりの たぶんヒマラヤゴヨウの隣と、
リギダマツの隣…の2カ所に植えられていて、アカマツより大きな松ぼっくりが付くんです。

なかなか落ちないので気づかなかったけれど、写真に撮って拡大してみたら、松ぼっくりの
鱗片にトゲトゲが付いていることが解ったんです。
トゲ付きってことは…???

波田先生のページを見るうちに、リギダマツと同じように松枯れに強いと紹介してくださってる
「テーダマツ」かなと思うようになりました。

参考:
岡山理科大 波田先生のページ
「リギダマツ」
「テーダマツ」
京都教育大学 野外博物館内 リギダマツのページ
「リギダマツ」
ちなみにテーダマツ(Loblolly pine)もアメリカ東部原産(テネシー、オクラホマ、フロリダ、
テキサスなど)だそうです。現地では高さ30mくらいにまで育ち、材木として利用されている
そうです。湿った土地を好み、英名の「Loblolly」とは「ぬかるみ」のことだそうです。
テーダマツのテーダは学名の「Pinus taeda」の「taeda」で、ちょっと前には、そのまま
ローマ字読みして「タエダマツ」とも呼ばれていたそうです。
ほんとにひとつも落ちていないかな? よくよく探してみたら、かなり古そうな松ぼっくりを
ひとつ拾いました。ついでに近くに落ちてた松葉を物差しと一緒に並べてパチリ。

松ぼっくりは8cmほど、松葉は3本ワンセットで15cmくらい。
ちょっと古すぎてトゲが目立たなくなってますが、よくよく見ればかすかに残っています。
波田先生の記事によれば、松ぼっくりは長さ7〜15cmほどで、松葉は20cm前後だそうです
から、まぁ、標準の範囲内ですね。
この松、テーダマツで良いんじゃないでしょうか。
ちょっと歩いてリギダマツの隣のもう一カ所の 松のところへ移動。

こっちの方が背が高いかな。でも、枝先に手が届かないんですよ。落ちてる葉っぱは、3本セット
から4本、5本といろいろ見つかります。5本ワンセットのとか拾ったときには、五葉松の仲間が
そばにあったかな?と思いましたが、web検索していたら、それこそがテーダマツの特徴という
記述も見つかりましたので、良しとしましょう。
しかも、風に折られた小枝が落ちていました。ラッキーとばかりにパチリ。

黄色い矢印のところ、同じ場所から3本の松葉が出ているのが見えますでしょう?
ここの松ぼっくりも木のてっぺんにしか付いてないなぁ。遠くてよく写らないや。

撮ってきた写真を精一杯拡大してこんな感じ。
松ぼっくりは細長いけれど、ヒマラヤゴヨウかなと思ってる あの長細い松ぼっくりとは 実の
付き方が違います。

まだ、開いていない松ぼっくりだったんだ。長いなぁ。
風にたなびいちゃう長めの葉っぱの枝先に、なかなか存在感のある松ぼっくり。

こっちも、テーダマツで良いんじゃないでしょうかねぇ。

大振りで、鱗片にトゲのある松ぼっくり。
落ちてこないかなぁ…なんて、今日も見上げるだけ…(’、’)
ブログ内関連ページ:
松づくし
2010/ 1/10付 「シダーローズの季節」 ヒマラヤスギの実
2010/ 1/11付 「五葉松の仲間」 たぶんヒマラヤゴヨウ
2010/ 1/12付 「ダイオウショウ」
2010/ 1/13付 「リギダマツ」
HP>おなじみの木>山の木>「アカマツについて」
根岸森林公園はクロマツだけのようです。近くのお宅をのぞくと、ちょっと変わったのがありますが、種類がわかるほどには観察も勉強も足りません。
はい、気づいてみたら、身近な公園にいろんな松がありました。
ずっと見ていたんですけれど、今回思い切って調べてみました。
あら、そちらにはクロマツがあるんですね。
こちらでは自然に生えるのはアカマツだけで、
クロマツはよそのお庭ぐらいにしかありません。
クロマツも綺麗ですよねぇ。(^-^#)