それから大きめの牡丹雪になりました。この前の雪は、夜中に降って見ることが出来な
かったから、私にはこれが今シーズン初めて見る雪でした。
実際の天気は、一日暗いままでしたから、記事の中の写真の方は青空を楽しんでください。
よく晴れた日に撮ってきた、とりわけ綺麗な松の写真です。

こちらは、公園の中でもひときわ目を惹く美しい木、ダイオウショウ(大王松)。
世界の松の木の中で、一番葉っぱが長くなるそうです。
明るい黄緑色の若葉が目立って、艶やかでほんとに綺麗な木なんですよ。
全体の姿は ↓ こんな風。

園内では、ひとつ前の記事でご紹介した 長い松ぼっくりの木の隣の1ケ所と
外国産のドングリの木とメタセコイアの間の、計2ケ所に植えられています。

背が高くなるメタセコイアと肩を並べて まだ余裕の表情。←いや、顔は付いてないぞ。
北アメリカ東南部原産で、日本でも25mくらいになるそうですが、ふるさとでは高さ40mにも
なるそうです。40mって、ビルにすると11階建てくらいだそうです。そりゃあ、でかいわ。
幹は、赤松のような赤っぽい色で、縦に薄くはがれるタイプ。

世界一長くなる葉っぱは、3本ワンセットの三葉松。
図鑑には 葉の長さは老木で20〜25cm、若木では40〜60cmになると書いてあります。
私が見たのは…30cmくらいはあったかなぁ。

長くて柔らかくて、しなやかで繊維質なんですよ。
松葉というよりは、打って叩いて取り出した 木の繊維そのもののように見えます。
これからの季節、枯れた松葉が風に吹かれて転がると、毛玉のように見えたりもします。
ダイオウショウの極長の松葉は、「松葉」の概念を打ち破る 驚きの長さです。
ダイオウショウを検索すると、大きな松ぼっくりの記事がたくさんヒットします。
手にしたみたくなるような 魅力的な大きさです。
でも、よくみかける場所のダイオウショウには花が付いたことが無く、実は、見られないものと
あきらめていました。
きっともっと、大きくならないと花が咲かないのだろうと思っていました。
でも、今回、いつもあんまり行かない方で、見つけてしまいました特大の松ぼっくり。

ものすごく高いところなので、あんまり鮮明には撮れないのですが、木のあちこちの葉の陰に
5個は付いていました。
ああ、欲しいよぉ。高さ15〜25cmにもなると言われる 特大松ぼっくり。

しかも、枝に、2つ向きあわせでくっついてますよ。うわぁ、なんて贅沢な!
もぉ、大興奮でダイオウショウの回りを、上を見ながらぐ〜るぐる。
(あぁ、おばさん、怪しすぎるよぉっ。)
頑張って一番近い枝の松ぼっくりを写真撮影。

近くても手は届かない高さです。
高さ…なんcmかなぁ。15cmくらい? カサ(果鱗)の間が大きく開いて、種がとってもこぼれ
やすそうです。種の翼は取れやすいそうですが、木の下で、タネらしいものは見つかりません
でした。
また、身近なアカマツと比べてみましょう。

これが木のてっぺんのアカマツの松ぼっくり。
アカマツの松ぼっくりは高さ3〜5cmです。

う〜ん、3〜4倍はあるよねぇ。あぁ、やっぱり手にとって見たいなぁ。
大王の名にふさわしい、スケールの大きな美しい松、ダイオウショウ。
木も、葉も、大きいけれど、何より魅力的なのはその特大松ぼっくり。

落ちてくるのはいつの日かなぁ? 拾ってみたい、頭上のお宝です。
ブログ内関連ページ:
松づくし
「シダーローズの季節」 ヒマラヤスギの実
「五葉松の仲間」 たぶんヒマラヤゴヨウ
HP>おなじみの木>山の木>「アカマツについて」
でも、その頃は大きな松だな、長い松葉のきれいな松、お正月に生けるといい松だな〜くらいにしか思ってませんでした。
花も実もしっかり見たことはありませんでした。
今もあるかな〜?あの松・・。
今度、ダイオウショウを見たら、しっかり
見てみたいものです^^。
本当に綺麗な葉っぱで、お正月にいけると素敵ですよね。
ずっと松ぼっくりが付かないものと思っていたので、
今回は大発見で 嬉しかったです。
wincさんちのほうで見かけたら是非、おっきな松ぼっくりを
探してくださいね。(^▽^)ノ