ですが、風が強くて冷たくて とにかく寒かったです。
それなのに、忙しいすき間をついて近所の小さな一級河川へ(^^;)
河原の植物を見に行ってきちゃいました。へへ、物好きです。

でも、ちょっと時期が遅かったかな。河原のヨシも枯れちゃってました。
今回久しぶりに行ってみてびっくりしたのは、以前楽しく野草を観察した
場所がコンクリートで固められちゃっていたこと。

ここ、クサギやクコの花を眺めたり、カキドオシやツルマンネングサも
生えていたっけなぁ。全部コンクリートの下。立ってた家は駐車場に
なっていました。
河原一帯 綺麗に草刈りされて、歩きやすいけれど写真に撮りたいものは
無い感じ…。(^^A)
毎年、黒豆みたいな実がなっていたシロヤマブキは根元から切られていました。
あぁ、残念だなぁ。
寒い中 わざわざ遠回りして来たのになぁ。
川にはマガモ。オス、1羽だけ。すいっと人なつこく近づいて、餌くれないと
解るや ついっと離れていきました。

前に来たときにはカルガモやコガモを見かけたんだけど、今日は居ないのかな?
河原に、勝手に作っちゃったような日曜菜園も点在しています。
見かけたのは、誰かが植えたフヨウの実。

金色の毛がキラキラしてました。タネもタネのカラも何だかみんな毛深いです。
その隣は菊の花畑。

野菊じゃないです。誰かが育てていた園芸種の菊の花です。
ちょっと日陰だったから、こんなに寒くなっても咲き残っていたのかな?
その先ではニラの実が、ドライフラワーのように開いていました。

花も綺麗だったけれど、花後も綺麗なニラの花。河原一帯に野生化しています。
橋を渡って対岸へ。
河原には人影もなく、ただ、ひっつき虫のちくちくが風に揺れてます。
このトゲトゲの丸いのは、センダングサの仲間ですよね。

対岸の日当たりの良い土手に、黄色い花が咲いていました。

秋咲きのセイタカアワダチソウに、ハルノノゲシ。

河原にしゃがみ込んで写真を撮っていたら、さっきのマガモがまた ついっと
近づいてきました。

だから私は餌をまく人じゃないよ。おなかすいているのかな。寂しいのかな。
公園に行ったら仲間がたくさん居るのにな。
さてっと立ち上がって 更に歩いていくと、ムクドリの群れが賑やかに
柿の実をつついていました。
私が近づいたから、慌てて飛び立っちゃって姿は撮れず。(^^;)
あぁ、お食事の邪魔してごめんね。

青空に映えるよく熟れた柿の実。
鳥さん達、皮だけ残して上手に食べるなぁ。向こうの空が透けて見える実も
あるよ。
そんなこんなで、物好き河原さんぽは終了。とにかく寒くて、長くは歩いて
いられませんでした。
帰り道、買い物に寄ったスーパーのトイレで鏡を見たら、恥ずかしいほど
ほっぺが赤くなっていました。
明日からは冷え込みも弱まるという予報です。風邪ひかないように、
慌ただしい年末を乗り切りましょう。p(^▽^)/
ブログ内関連ページ:
2007/ 9/ 6付 「台風さんぽ」
2007/ 1/15付 「霜と綿毛と…」
2007/ 1/13付 「ソシンロウバイなど」
2006/ 1/31付 「河原の羊歯の葉」
2006/ 1/25付 「ジャノヒゲの実」
2006/ 1/25付 「河原のさんぽ」
2005/11/29付 「ツルマンネングサ」
2005/11/ 9付 「蕎麦の花」
枯れ野の冬景色と、時忘れのような花、あっという間の一年でしたね・・・。
まだ忙しいですが、ここから年末まではそれこそ考える暇もナシ・・・。
また、一つ年をとりますね〜〜いと嬉し(笑い)。
はい、あっという間の一年でした。
では短かったのかと振り返って見ると一月のことが遙か彼方に思われるほど
いろんなことがありまして、それなりに忙しく長い一年でした。
また一つ、歳を取りますねぇ。(-"-;)はぁ。
こういうのはショックですねぇ。
ブログを始めて5年、空き地や崖が開発されてどんどん減ってしまい、似たような体験の連続でした・
はい、ここだけはもう少し、
手つかずでいてくれるものと思っていましたが、残念でした。
市街地で野草観察していると、こういうことって避けては通れませんよね。
まぁ、人が生活していくことが最優先ですから仕方ないです。
でも、すべて埋まってしまったわけではないので、
残った河原で楽しませてもらおうと思います。
コンクリートで覆われたのは、ほんの一部分ですから。(^v^ )