下がりました。もう12月も中旬なんですもの、少しは寒くならないと変ですよね。
また、用事のついでに隣町の公園と裏の北向きの斜面を歩いてきました。
被写体が少なくて、何枚も撮れませんでしたが、そのうちまた、ご紹介しますね。
とりあえず今日の写真は、前の記事と同じ12/8撮影分です。

しっかり厚めの緑の葉っぱが赤くなって黄色くなって…今のアキニレはこんな色。
左右非対称な菱形の葉。左のちっちゃいのは、薄くて平べったい翼果です。
光を透かして金色に輝くアキニレの葉。最近、街路樹などにも植えられるようになりました。
2008/10/ 4付 「アキニレの花」 基本情報
花も実も目立たなくて、細かい葉っぱがちょっと厚めで、樹皮が薄くはがれる木です。

9月に地味な花を咲かせ、10月には周りに翼の付いた薄い実をつけます。
芽吹きから秋になるまでほとんど動きがなかったのに、花から実までは大急ぎで、
ちょっと親近感を覚えたりして。(^^;)
11月頃には紅葉が始まります。日当たりの良い枝先の葉が、赤く色付くことがありますが、
ほとんどの葉っぱは色が抜けて黄色くなりました。

青空がよく似合う綺麗な黄葉ですね。
アキニレはニレ科ニレ属の落葉高木。北国に育つハルニレの仲間です。以後お見知りおきを。
こちらの黄葉はなんの木の葉か解るかしら。枝が目立つ雑木林で華やかに目立ってました。

私の背よりは少し高いくらいの株立ちする低木。賑やかに残る葉っぱの中に花のあとが
ありました。花の咲いたあと…つまり、実です。

解りますかね?葉の付け根から立ち上がる細長いもの。これが実です。
この実が付くのはハコネウツギ。

細長い実は、お花のように開いてタネをこぼします。
ほんとのお花は ↓ 過去記事で見られます。
この日は黄色い葉っぱに日差しが透けてとっても綺麗に見えました。

葉っぱがみんな 散っちゃう前の 名残の鮮やかさ。
雑木林がモノトーンになる前の今だけの表情を、デザートをひと匙ずつ味わうように
ゆっくり楽しんでいます。
ブログ内関連ページ:
アキニレ
2009/ 9/24付 「9月の花木」
2008/12/ 4付 「お気に入りの紅葉」 紅葉
2008/10/ 5付 「公園の秋の花」 花のアップ
2007/10/29付 「いつもの公園の10月 その2」 若い実
2008/10/ 4付 「アキニレの花」
ハコネウツギ
2009/ 6/ 5付 「雨の日の公園樹」 今年の花
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