途中、雨まで降りました。肌寒くて、薄暗い一日でした。
こんな日は、どこへも行かずにPC遊び。HPの「アルバム」の今年のページに、
ブログ版よりはずっと大きいサイズで紅葉の写真を載せました。
一日かけて、スライドショーも設置しました。おさんぽ気分で眺めてみて下さい。
さて、お気に入りの観察スポット「北向きの斜面」にはシダの葉がいっぱい。
草刈りのあとの斜面を 冬でも青いシダの葉が埋めていきます。

木の上、枯れ葉の間、いろんなところで見かけたシダの葉を集めてご紹介します。
名前は分からないんですよね。シダって、見わけポイントが難しいです。
でも、これはこの間うちの鉢植えに生えてきたイノモトソウかな?

ムラサキシキブの大株のそばに生えていました。
2009/10/ 7付 「イノモトソウ」
先月見かけたハナワラビの仲間。
2009/10/14付 「ハナワラビの仲間」
2008/11/22付 「花わらび」
オオハナワラビなのかフユノハナワラビなのか、
違いが微妙なのかな?2つ並べないと分からないのかな?と 書きましたが、
いつもおさんぽしている公園で、フユノハナワラビなんじゃないかなという株を
見つけたので写真を載せてみます。

10/30の公園奥のモミジバフウの下。
すくっと立った胞子葉も、

根元に広がった栄養葉も、

お、これ、この前のほど 葉の先とがってないですよね。
これがフユノハナワラビかしら?

ねぇ、どうでしょうねぇ。
全体の姿はそんなに大きくなかったんですよね。これが、オオハナワラビではなくて、
フユノハナワラビで良いのかな?・・・もうちょっと、違いポイントのはっきりした
株を見つけたいな。(^^A)
こちらは間違いないと思います。木の幹、家の軒に良く生えるシダ植物のノキシノブ。うちの近所ではイチョウの木に生えてます。

2005/ 9/20付 「ノキシノブ」
晴れが続くとしなびちゃって見る影もないのですが、ここのところの雨続きで、
潤い足りててこんなに元気です。

木の幹の上なんて、生活するには厳しい場所だと思うけれど、その割にはたくさん生え
てるなぁ。シダの葉っぱって見わけが難しいですが、葉っぱの裏をそっとのぞいて、
(もろいので無理にめくって破かないでね。)胞子の固まりが、丸く並んでいたら、
ノキシノブ…かな。

葉裏の胞子が並ぶ様が、目が並んでいるように見えるので、ヤツメランと言う別名もある
そうです。
↑上の過去記事を書いたときには、「ヤツメラン」で検索しても一件もヒットしなかった
のですが、今回検索したらたくさんのサイトが見つかりました。
薬草らしく、漢方や生薬のページもたくさん含まれていましたよ。
へぇ〜、身近なようで知らなかったことの多い葉っぱだな。

家の「軒」先のような、土も水も無いところで堪え「忍」んでいるから「軒忍:のきしのぶ」
しのぶ姿が気に入られたのか、万葉集にも「子太草:しだくさ」の名で、登場しちゃう
らしいです。
シダって、湿っぽくて暖かい場所が好きってイメージがありましたが、常緑のシダって
結構あって、枯れ草の目立つ今頃でも、結構、青々茂っています。
なんか…イメージ変わったなぁ。(^v^)今後ともよろしくね。