2009年11月15日

赤いツタの葉

晴れましたよぉ。なんかとっても久しぶりな気がします。お布団干して、シーツと
バスタオルも洗って、めいいっぱい干したのに、夕方取り込む頃には乾いてるなんて
あぁ、お日様って有り難い。\(^▽^)/ あぁ、乾いてるって気持ちいい。

でもね、今日もどこへも行かれませんでした。そのかわり、懸案だった破れ障子の
つぎあてとか(あと2ヶ月)押し入れの掃除とか夏中お世話になった扇風機は片付けて、
年末に向けてそろそろ助走に入らなきゃ ♪

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今日の記事は、先週、見てきた秋景色の中から、ツタの葉の様子をご紹介します。





少女時代にオー・ヘンリーの「最後の一葉」で出会って、それからもいろんなお話の
文中や挿絵に登場してきたツタの葉。
ちょこっと憧れの景色でした。新築の家にツタの葉をはわせたいと言ったことも、
両親に家が傷むからダメと言われたことも良く覚えています。(^^;)

そんなことも今は昔、なぜだか最近、実家の壁にツタが勝手にからんで見事に
紅葉していたらしいです。いえ、決して、私がゲリラ移植したせいではありません…。
たぶん鳥さんだと思います。死角になる場所で、しばらく気づかなかったらしいです。
今年は、コガネムシの仲間が大量発生しちゃって、慌てて取り払っちゃったそうです。

現在の自宅の近所では、雑木林に公園、神社の石垣に学校のフェンス…至る所で
ツタの葉を見ることが出来ます。

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ツタはブドウ科の落葉つる性植物。手元の図鑑では樹木の図鑑に載っています。

夏に葉を茂らせ冬には葉を落とすので、ナツヅタと呼び、冬でも葉を落とさない
ウコギ科の常緑のフユヅタと区別したりします。

紅葉は見事です。今は、だいたいこのくらいの色づき加減です。



雑木林では、大きな木に絡んでお日様の光を求め、ひたすら上の方へつるを伸ばします。

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よく見かけるのはクヌギとサクラの大木にからんでいるところかな?
大きな木の高いところで葉を広げています。

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上 ↑ の写真は、クヌギの木に絡んだツタの葉ですね。
クヌギやサクラってよっぽどお日様が好きなのか葉っぱが、日の良く当たる枝先に
集中する傾向があるんですが、その、がらんとした幹の近くの枝にびっしり、ツタの
葉が並んでいるところをよく見かけます。

ツタは、宿主を絞め殺しちゃったり、宿主の光合成を邪魔しない方じゃないかと
思います。宿主さんもあんまり困らないんじゃないかな?ほんとの所は分からないけど。


こちらは大きな木の下の方、いろんなつるがからんでます。赤いのはナツヅタ…。

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緑色の葉のうち…↓ 上の方はスイカズラ。半落葉、半常緑のつる性植物です。

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下の方は↓ フユヅタ。ウコギ科の常緑つる性植物。ヘデラやアイビーのお仲間です。

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良く一緒にからんでますよ。夏のうちは全部緑色なので気がつきませんが、秋に
真っ赤に色付くと、あれはナツヅタだったんだなって思います。


雑木林の中で、ちょっと ↓ 面白いものを見つけました。

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何にもからんでいない木に行儀良く 葉っぱが並ぶ可愛いシーン。
変わった葉の付き方をする木だな? 違いますよね。(^v^)

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反対側から見れば幹に沿って ツタのつるが走っているのが分かります。

右まきや左まきに するする巻き付く つる性植物とは違って、ツタは吸着根を
打ち込みながら他の木の幹や建物の壁をよじ登っていくタイプ。

分かっていても、ついうっかりしちゃます。
でもこうして、巻き付くのにちょうどいいくらいの細い木にも、巻き付かずに
駆け上っていく姿を見て、つくづくと、ツタのつるは巻き付かないんだなぁと言うのを
印象づけられて面白いと思います。

雑木林のナツヅタの葉、もうすぐ真っ赤に染まって、全部ハラハラ散ってしまいます。
最後の一葉に希望を託す病人は、今のところ居ないので、全部さっぱり
散らしちゃっても大丈夫。 今年も見事な紅葉を、楽しみにしているね。



おまけ画像は自生のテイカカズラ。キョウチクトウ科、常緑のつる性植物です。

植栽されたものも多いけれど、写真の株は勝手に生えてます。
とっても葉っぱがよく茂ってうっそうとしている林のなかで、可愛い赤い葉っぱを
見かけました。

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テイカカズラは、ナツヅタのように紅葉することはないのですが、寒さを感じたり、
葉っぱの寿命が尽きたりすると、赤くなる葉もあったりします。

09_1115_teika_kadura2.jpg

ここの茂みでは、なかなかお花に(と言うことは実にも)会えないのですが、この時には、
赤い葉っぱと茶色のつるを写真に撮れて良かったです。

丈夫だし、姿も良いしで、園芸店でも売られていますが、勝手に生えてるテイカカズラも、
野趣豊かで 良いものでしょう?





ブログ内関連ページ:

ツタ
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posted by はもよう at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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