枯れ野にすくっと立っていました。

花が終わっても、やっぱり花の形をしている花のあと。
枯れ野で見つけた、金色の花たち。
これはおそらく、ヒヨドリバナじゃないかと思うんです。
秋の初めに、こんな花を見かけたから。

花後のガク(萼)の様子は、フジバカマにそっくりです。

あまりピンと来ないかも知れませんが、
ヒヨドリバナも フジバカマも キク科の植物です。
キク科の植物で、普通の人が花と呼んでいるのは、
小さな花の集まりで、頭状花といわれます。
キク科の植物は、その小さな花のひとつひとつが
綿毛付きの種になるものが多いんです。
タンポポの綿毛は有名ですが、他の花も綿毛になるんですよ。
花だんの菊も野原の菊も放っておけば、綿毛になります。

あの大きなセイタカアワダチソウもキクの仲間。
泡立つように綿毛を付けます。
そして、綿毛が飛んでいったあともやっぱり、花の形。

ツワブキも、キク科の植物。花が終われば綿毛になります。

ふわふわの綿毛のポンポン♪可愛いでしょ。
よぉく見ると、小さな花が付いています、ツワブキの綿毛。
ねぇ?こんな花だと思って みていましたか?

枯れた花は枯れた色…と思ってみてると、見逃しますよ。
高度が低くて、赤みの残る冬の陽が当たると、
綿毛も、花後のガク(萼)さえも、金の光沢を放って輝き出します。
枯れ野で見つけた金の花。今しか見られない、贅沢な眺めです。
ほんと、今しか見られない贅沢な黄金の光沢ですネ♪
野原に綿毛は数々あって、精一杯輝いて素敵ですネ〜★
セイタカアワダチソウの綿毛にTBさせて下さい〜m(_ _)m
TBありがとうございました。こちらからもあとで送っておきます。
(こんばん、seesaa激重なの)
かえで☆さんのセイタカ…さんは、綿毛盛りで もこもこなのね。
私の写真のは綿毛が飛びきって、
残りのガク(萼)が金細工のように光っているところです。
野菊やセイタカアワダチソウの花後があんなに綺麗だなんて、
ブログ始めなきゃ、デジカメ持って歩かなきゃ、
一生、気づかなかったはずの私です。
また何かあったら教えてくださいね。