2009年09月22日

ジョロウグモの夫婦

くもはお好きですか? 空のくもじゃなくて、虫のクモです。
ハイ、あの、足が8本の、ハイ、あの、木の枝や家の軒に巣をかける…。
苦手な人は多いですけれど、人に害を与えるじゃなし、時には人が嫌がる虫を
食べてもくれるイイやつです。結構、臆病でひっそり生きてます。

09_0921_sasa_gumo.jpg

こんなちっちゃい子なら見てもらえますか? 半透明の体の可愛いササグモちゃんです。
でも、今日の主役は予告どおり、大きなジョロウグモです。苦手な方はここまでね。

あ、今日もこの下の記事に蜘蛛がいっぱい出てきます。お嫌いな方は気をつけて。



いつもおさんぽしている公園には、ジョロウグモが何匹も住んでいる場所があります。
雑木林の木の陰を通る道。日陰気味で、ツバキやサザンカ、ヒサカキやネズミモチなどの
そんなに背が高くない木も並んでいる場所です。

秋になると巣をかけるジョロウグモをたくさん見かけるようになります。
大きな巣をかけて、真ん中にどんと構えています。

09_0921_joro_gumo01.jpg

こちらが、ジョロウグモのメスです。後ろに見える白っぽいのは抜け殻です。
昨日のコガネグモの仲間と比べると、おなかの形がほっそりしてますが、
卵が入っているとまん丸くなります。

黄色と黒のしま模様の足、おなかの先が赤くなると もう大人かな?
あら、今回は背中側からの絵が無いや。
そう言えば、たくさんのジョロウグモを見たけれど、背中をこっちに向けて居るのは
居なかったかも。
あ、その点に気を付けて、また見てみよっと。(^^*) 



いつもおさんぽしている公園で良く見るクモの2大巨頭のかたわれ、ナガコガネグモは
単独で巣をかけていましたが、
ジョロウグモはすぐそばに巣をかけるので、時にはこんなことも…

09_0921_joro_gumo02.jpg

わぁ、メスが2匹だ。 こんなに近いと共食いしちゃう?

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でもね、横から見たら、↑ こんなに離れているんですけどね。

ジョロウグモの網はくっついて張られるけれど、メス同士は共食いしないらしいです。
ほんとかな?



展覧会でもしているように、ずらりと網が並ぶと 個体差が気になります。
大きいの、小さいの…ジョロウグモの体の大きさの違いは、生まれた時期の差?
巣を張る場所によってお食事の内容が変わるから?

09_0921_joro_gumo04.jpg

きゅっと手足をひねってセクシーポーズ? 素敵なお嬢様が居るよって噂が広まると…


噂を聞いて、求婚者がやって来ました。王子様は、オレンジっぽくて小さいクモ。
同じジョロウグモとは思えないほど、大きさも色合いも違います。

09_0921_joro_gumo05.jpg

しかもこの花嫁、お婿さんとごちそうの区別が付かないんですよ。
それでも結婚の申し込みに来るんだから、勇気のあるお婿さんだなぁ。
その上、オス同士はメスを争ってけんかもするんですって。情熱的ですねぇ。


目がハートでラブラブ〜なのかな。
食べられずに目的を果たさなくちゃならなくて、ドキドキなのかな。

花嫁が脱皮直後か、お食事中がチャンスなんですって。

09_0921_joro_gumo06.jpg

チャンスがうまく生きて、産まれた卵が後ろの方に見えますね。
あれはジョロウグモの卵のうですよね。するとこれは家族写真?

緊張感あふれる、幸せそうなご一家…なのかな?



脱皮直後がチャンスと聞くと、脱皮あとに注目しちゃいます。

注目していたら、とある巣でオスがゆらりと動き出しました。おっおっおおっ!!
決定的瞬間を目撃しちゃいました。('O')

09_0921_joro_gumo07.jpg

「交接」といいます。オスが口のところにある「触肢」で「精包」を、メスの
おなかの方にある「生殖口」に渡す、クモの交尾です。

メスの体が透けて見えるのは、まだ、脱皮直後だから?

おなかの生殖口…ってどこかな?

09_0921_joro_gumo08.jpg

別の個体の写真で見てみよう。

もう一度、元の写真を拡大して見直してみると…。あ、あのへんかな?
オスも、この姿が最終形態かな。控えめながらおなかの横に模様が見えます。

09_0921_joro_gumo09.jpg

あ、これは、お取り込み中、失礼いたしました。お幸せに。(^m^) 食べちゃ駄目よ。



秋になると、そこここの枝の下で、クモとクモの巣が目立って来ますよねぇ。
足が多いのが気持ち悪いとか言わずに…カニと同じ数じゃないですか…
今度、出会ったら、今までとは違う視線で眺めてみませんか。



参考:クモ専門サイト

「石神井公園のクモくも蜘蛛」
「クモ画像集」




ブログ内関連ページ:

2009/ 9/20付 「コガネグモの仲間」 ナガコガネグモ、中型コガネグモ、イシサワオニグモ

2008/ 8/29付 「8月に出会った虫」 スズミグモ
2007/ 7/13付 「綺麗な花とクモ」 ワカバグモ、クサグモ、コシロカネグモ
2007/ 7/ 7付 「水玉さんぽ」 クモの巣
2007/ 5/30付 「5月に出会った虫」 オニグモ
2006/ 9/29付 「9月に出会った虫」 ジョロウグモの巣





posted by はもよう at 00:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 身近な生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
>緊張感あふれる、幸せそうなご一家・・・
ここ読んでおもわず笑ってしまいました(笑)

ジョロウグモって名前は知ってるけどさてその姿は?と言うとよく知りませんでした。
わりと細身の蜘蛛さんなんですね。
2週間ほど前にすっごく接近して巣を張ってる蜘蛛さん2匹(大きいのと小さいのと)を撮ったんですが
こんなに接近してて大丈夫なの?と不思議でした。
片方はジョロウグモだったのかもしれません。
Posted by zei at 2009年09月22日 14:27
zeiさん、こんばんは。
へへっ、思わず擬人化しちゃいました。>ご一家

ジョロウグモは、お腹がすいてるときは、割合に細身です。
でも、お腹がぱんぱんに膨れているときもありますよ。
そんなときの中身は、ご飯か卵だと思います。

zeiさんも、クモさんを撮ったんですね。どんな写真になったのかな〜?
Posted by はもよう at 2009年09月22日 23:21
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