2009年09月11日

茜の花と夕化粧の実

今日も、雲は多めながらも日中は晴れて爽やかでした。途中から雨が降るという予報
でしたけど、良いお天気のまま日が暮れたようです。
お洗濯もの取り込むときに、夕日の名残が空を赤く染めていました。
夕焼け、綺麗だったんなら見たかったな。ご飯の支度しなくちゃならなかったけれど。
暑いうちは見なかった紅色の夕焼け。空まで秋の色ですね。(^^*)


さて、今日はアカネの地味なお花とダンドボロギクの白い綿毛などをご紹介します。

09_0911_akane1.jpg

茜の空の、アカネ色の、アカネです。 ただし、かな〜り、地味です(^^A)いつも以上に。



この花、地面の近くに こちゃこちゃっと咲いていて、写真撮ろうとすると
絶対、ヤブ蚊に刺されちゃうんですが、でもせっかく咲いてくれたから、お顔を見て
頂きましょう。

2009/ 5/29付 「雨上がりの草の花」

5月から ↑ 楽しみにしていた アカネの…まずは、つぼみから。

09_0911_akane2.jpg

アカネ科アカネ属の多年草。赤い色の染料として古くから利用されてきた、茜(あかね)色のアカネです。


基本情報は ↓ 過去記事をどうぞ。  我ながら感心しちゃうほど細かく書いてるわ。←おいっ!

2007/10/ 1付 「アカネの花」

根っこから染料をとりますが、とても手間がかかるので、今、やる人は少ないそうです。

お花です。直径3〜4mm。白…というか…薄い緑色というか…地味です。

09_0911_akane3.jpg

花被片が五裂して おしべが5つ。咲き始めはヤク(葯)が黄色くて、後で黒くなります。
めしべの柱頭は2つに分かれていて、後で黒い実(液果)になるときに、ふたつずつ
くっついて実ることが多いそうです。

09_0911_akane4.jpg

コンデジの高さと同じくらいのお花の穂。

可愛らしくて可憐ですが、あの、ヤエムグラの属するグループの筆頭です。

本気さえ出せば、ものすごい茂みになれるはずなんですが、うちの近所の公園では、
相変わらず細々としか茂りません。 別の場所にもうちょっと大きめの群落を見つけて
楽しみにして居たのですが、あっという間に虫に食われてなくなってしまいました。

ここの株も、見つけてから3度目の秋ですが、毎年草刈りされてしまい、
実まで見ることが出来ません。
いつか黒い実を見たいです。懲りずにまた、見に来ることにしましょう。



いつもの公園をおさんぽしていて、お、このつぼみにまた会えましたかと思ったのは…

09_0911_dando_b1.jpg

ダンドボロギク。
キク科タケダグサ属、北米原産の帰化植物。1933年に愛知県の段戸山で発見された。

そこそこ立派な草でね。高さ60cmくらい? つやっつやの大きなつぼみが付いてて、
どんな花が咲くんだろうなぁって期待させるんだけど、

09_0911_dando_b2.jpg

ろくに開かない筒状花ばかりの花で、咲いたことにさえ気づかないうちに…

09_0911_dando_b3.jpg

あっという間に綿毛になって、大爆発!
ボロみたいにケバケバだらけになっちゃうからボロギク。純白の綿毛は綺麗だけれど、
ほんと、おかしいくらいに肩すかしな花。

しかも、似た仲間がキク科のいろんな属にまたがって存在しています。

ダンドボロギクは、北米出身で、キク科タケダグサ属ですが、
ベニバナボロギクは、アフリカ出身、キク科ベニバナボロギク属。
ボロギクはサワギクの別名で、名前の通り山の花で、
街中でも見かける小さな ノボロギクはヨーロッパ出身で、どちらもキク科キオン属。
みんな比較的 どこにでもある野草です。どこかで出会ったらちょっと
見てやってくださいね。

2006/11/18付 「ノボロギクなど」
2008/ 6/ 2付 「ベニバナボロギク」



最後は、道路端で見かけた、見慣れないもの。

09_0911_a_yugesho1.jpg

造花のようなこの形。お花を模したオブジェのようでしょ。あれ?こんなの、
見たことあったかな?

周囲を見回すと…こんなお花と、同じ葉っぱが付いてます。

09_0911_a_yugesho2.jpg

言わずとしれたアカバナユウゲショウ。
アカバナ科マツヨイグサ属、南アメリカ原産の多年草で、春からずっと、道ばたで咲いてました。

2009/ 5/29付 「雨上がりの草の花」

更に探していると、実と裂開した実とタネ、そして今回の謎のオブジェのスリーショットが
見つかりました。

09_0911_a_yugesho3.jpg

つまりこれは、アカバナユウゲショウの実が弾けてタネをこぼし終わった後の、
実のカラ(殻)…ということですね。

確か、タネはべたべたしていて、通り過ぎるいろんなものにくっついちゃうんだ、
わぁ、めんどくさそうと思ったけれど、実のカラは可愛い形ですね。
面白いなぁ。(^▽^)ノ

こんなにたびたび、舐めるように見ている道ばたなのに、まだ、見たことのないものが
見つかるんだからやめられません。


さぁ、あしたも…用があっても無くっても…キョロキョロしながら歩いてみよう。(^^*)






ブログ内関連ページ:
アカネ
2007/ 6/15付 「アカネ」
2007/10/ 1付 「アカネの花」
2008/ 9/29付 「アカネの花」
ダンドボロギク
2006/10/25付 「ダンドボロギク」
ボロギク仲間
2006/11/18付 「ノボロギクなど」
2008/ 6/ 2付 「ベニバナボロギク」
アカバナユウゲショウ
2009/ 5/29付 「雨上がりの草の花」
2008/ 6/13付 「ヒナマツヨイグサなど」



posted by はもよう at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アカバナユウゲショウ、どんな実がなるか楽しみにしていると刈られてしまい、残念な思いをしています。

種を飛ばした後も、花みたいなんですね。
珍しい写真をありがとうございました。
Posted by 小梨 at 2009年09月13日 02:21
小梨さん、おはようございます。(^▽^)ノ
お返事遅くなりました。

あ、残念…でしたねぇ。刈られちゃいましたか。
雑草(?)観察には草刈り隊との攻防がついて回りますからねぇ。(^^A)
でもきっとどこかで会えますよ。
アカバナユウゲショウはかなりのしたたかさんだから。

今度はこの、花みたいな花後も見られますように…。(^v^)
Posted by はもよう at 2009年09月15日 10:38
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