2009年07月21日

ヒメガマ

涼しかった…というか、肌寒いくらいの気温でした、今日のうちの方。
梅雨明けからこっち、連日の30℃越えだったのに、今日は最高気温が23℃までしか
上がりませんでした。涼しいって楽ですよねぇ。ぐっすりお休みになれました?
急な気温の変化で、風邪ひいてませんか?
西の方では災害が起こるような大雨になっています。警戒してくださいね。


さて、今日の記事ですが、好きだけれど、近くに無いからとあきらめていたお花がまた、
近所で見つかりました。
これそうだったんだ。うわぁ!と興奮気味に草の周りをぐるぐる回って 
写真撮ってるおばさん…やばい。怪しいよ。(^^;) でも、嬉しいです。
嬉しかったお花はガマの穂。いつもおさんぽしている公園の池のほとりに生えてました。

09_0721_hime_gama1.jpg

また、いつもの一言を言っちゃいます。何度もここを見ているのに気づかないなんて、
私の目って節穴だなぁ。(`、`)とほほ〜。




いつもおさんぽしている公園には人工の池や流れがあって、ささやかだけれど、
水辺の植物も見られる楽しい場所になっています。

その池の畔に背の高い草があって、ずっと何だろうなぁと思っていました。
でも、花も実も見たことが無くて、なんて言う草なのか見当が付かなかったんですよね。

09_0721_hime_gama2.jpg

今年初めて、気がつきました。おいおい、ガマの穂 出てんじゃん。


なんで今まで気がつかなかったんでしょう。
同じような草が、3カ所くらい固まって生えて居るんですけれど、そのどこにも
ガマの穂が出ています。

ガマの花は長い茎の下の方にめばな、上の方におばなが付くんです。
ふたつのお花の固まりの間に 透き間があるので、これはヒメガマです。

ガマ科ガマ属、池や沼、川の縁などに群生する高さ1.5〜2mの大型の多年草。

ガマ科にはガマ属しか無くて、ガマ属には3種しか登録されてないそうです。
おばなとめばなの間が開いているのは ヒメガマで、
ほかには 基本のガマと、少し小振りのコガマがあるそうです。

09_0721_hime_gama3.jpg



ガマは漢字で「蒲」と書きますが…なんだかいろんなところで見かける字だよなって
思いませんか? 

たとえば … おふとん → お布団・お蒲団
小田原名物のカマボコ → 蒲鉾
ウナギ の かばやき → 蒲焼き

綿花が入ってくるまでは、ガマの穂がはぜて出来る綿毛(穂綿)を集めて寝具にしたので 
お「蒲」団。
「蒲」鉾と「蒲」焼きは、最初、ガマの穂にそっくりな形に調理したからその名残で…と、
同じような理由で、今はもう違うのに「蒲」の字だけが残っているんです。面白いですね。
相当 昔から、人の暮らしの身近にあった草なんですね。



そういえば神話にも登場しましたよね。因幡の白ウサギのお話で ♪
毛をむしられて泣いてた白ウサギにオオクニヌシノミコトがガマの穂綿にくるまることを
教えるんですよね。
じつは、お話の中だけでなく、ガマの花粉には出血を止める作用があって「蒲黄:ほおう」
とよばれ 生薬として利用されてきたそうです。

あれやこれやが合わさって、因幡の白ウサギのお話にまとまったのでしょうかね?



ところで…、上の写真のガマの穂だと、もう出来上がっちゃってますよね。
咲いたばかりって言うお花はないのかな? せっかくだもの、咲いたばかりとか…
何かいつもとは違うところも見てみたいですよね。
キョロキョロしてたら 折れちゃった茎、発見。

09_0721_hime_gama4.jpg

まだ花粉がいっぱい出ているおばな。…でも、そのままだとめばなは見えません。
お花の穂を包んだ葉っぱをそっとむいてみると…。

白い四角で囲んだ部分の拡大画像が こちら。

09_0721_hime_gama5.jpg

画面 左上の方がおばな。ヒメガマの印、むき出しの茎が5cmくらいあって、
左下の方がめばなの花の穂。まだ緑です。
ガマのお花はおしべもめしべも、とにかくぎっしり詰まって並んでいるお花です。

う〜ん、もう少し早くに見に来れば 黄色い花粉を出しているおばなを見られたのか…。
来年こそはもっと早くにチェックしよう。

09_0721_hime_gama6.jpg

ガマの穂って、可愛い形ですよね。いつか身近で観察したいなって思ってしたんですよ。
嬉しいな ♪

秋に弾けて綿毛になるところも見られるかしら? 楽しみです。




今日のおまけは、水際のアイドル・コケオトギリ。

09_0721_koke_otogiri.jpg

ねぇ、綺麗でしょ。ちっちゃいんですよ。

それと名前の解らないオトギリソウ科(らしい)お花。

09_0721_otogirisou_zoku.jpg

これは朝 咲くお花みたいですね。元気に咲いていたのが撮れました。

なんて言うのか解らないお花で、前回ご紹介したときには「ホソバヒメオトギリ」ですよって
教えてくださった方もあったですが、参考先のURLの方も、だんだん悩み出して、
何だかややこしい話になっちゃったので、やっぱり、解らない花としておきます。

2006/ 3/ 6付 「コケオトギリと?」







ブログ内関連ページ:

2007/ 7/ 8付 「コケオトギリと水玉」
2006/ 3/ 6付 「コケオトギリと?」



posted by はもよう at 21:29| Comment(4) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

貴重なガマの穂ですね(笑い)。
なお、お蒲団は勉強になりますね〜。
さすが、はもよう研究室です。
Posted by nakamura at 2009年07月21日 21:59
はもようさん、こんにちは。
ヒメとつくので小さいのかしらと思いましたら、
それでも1.5〜2mなんて、かなり大きいですよね。
こちらの川に集団で咲いている?のは、
2mではすみませんから、きっと普通のガマなんでしょうか。
大きさは関係ないのかな?
蒲という字、そういえばときどきみかけます。
菖蒲もそうだし、蒲生という地名もありますし、
蒲生姓の戦国武将もいましたよ、たしか石田家臣団に。

コケオトギリ、小さくて葉が赤くなるんですよね。
去年、山の水が流れていて、
お日さまがよくあたる場所に咲いていました。
お日さまがあたるから葉が赤いのかなと思っていましたら、
紅葉して赤くなるみたいです。

Posted by ブリ at 2009年07月22日 09:55
nakamuraさん、こんばんは。

「蒲」の字の話はあちこちで見かけたり、聞いたりしたことの蓄積です。
面白いなぁと思って。

は〜い、研究室(?)ぼちぼち頑張ります。(^▽^)ノ
Posted by はもよう at 2009年07月22日 22:33
ブリさん、こんばんは。
ちょっと検索してみました。「ヒメ」はガマよりも葉っぱが細いからですって。
可憐に見えるのかな。背丈はどちらも2mくらい。

「蒲」の字、本当にあちこちに入ってますよねぇ。
お、すっと武将の名前が出るなんて、かっこいい ♪ 
今、若い子の間で武将人気が高まっているんですってね。(^v-)☆

コケオトギリは紅葉する…っていうより、すきさえあれば赤くなります。
可愛くて、写真に撮るのも楽しいです。
Posted by はもよう at 2009年07月22日 22:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。