梅雨明けまで 秒読み段階って事ですよね。ふう〜、頑張れ自分。(^v^A)
さて、つる性植物の記事に戻りましょう。昨日のお出かけで、また、初見のつる性植物に
出会いましたのでご紹介します。

息子の英検につきあって出掛けたちょっと離れた街の駅。3年前にも、娘の英検につきあって、
同じ会場に向かう途中で、道ばたの植栽の上にカラスウリらしいお花がしぼんでいるのを
見たんですよね。今年も同じ場所に、同じようなお花がしぼんで…あ、咲いてもいました。
近づいてみてびっくり。カラスウリじゃないです、この葉っぱ。

何だろう、初めて見る葉っぱです。形はカラスウリに似ているけれど、つややかでしょ。
カラスウリの葉って ↓ このように表面に細かい毛が生えているのでつや無しなんです。

何だろうな。カラスウリの仲間なのは間違いないよねぇ。カラスウリのお花は
しぼむ時間が早くて、朝になったら確実にしぼんでいるんだけれど、
お仲間のキカラスウリなら、しぼむのがゆっくりで、お花が見られるはずなんだけど…
…んで、見つけたのがこのお花。
花びらの先がとんがっていないのが、キカラスウリの特徴。

お、とがってない。
図鑑の特徴をチェックすると…。
キカラスウリ:ウリ科カラスウリ属、薮などに生えるつる性の多年草。
葉の表面にはやや短毛があり、濃緑色で光沢がある。
花びらの先は広がる。実は黄色く熟す。
種子にカラスウリのような帯がない。
根のデンプンから作ったのがてんかふん(天瓜粉・天花粉)であせもに用いる。
へぇ〜、キカラスウリの葉っぱってこんなにテカテカしているんだ。

面白いなぁ…と、写真をぱちぱち。撮ってて気がついたんですけれど、結構、
いろんな葉っぱがあるんですよ。
他の植物だと、大きさや形のバリエーションが豊富なんだけれど、この場合は、
表面のつややかさのバリエーション。

ほら、このフラットなつやの葉も、ちりめん(縮緬)のようなつやの葉も、同じ
キカラスウリの葉です。面白いでしょう。
それからおばなとめばなも撮ってみよう。
ウリの花は 横から見ると見分けやすいです。
ほらこの、花の下の方にポコンと膨らんだところがあるのがめばな。

上から見ると…↓ こう。

花の中央部分が緑色。めしべ…かな?
つぼみもなかなか良い形。

わぁお、若い実がもう出来てます。 あ、そうそう、カラスウリの若い実は、
しましま模様なんですよね。こちらはキカラスウリの実だから、しまなしです。

熟すと赤じゃなくて黄色くなります。
横から見て、ぽっこりが無いのがおばな。

数たくさん付きます。これは2つ並んだ花とつぼみ。

上から見たら ↓ こう。

お花の中心が黄色い。これはおしべかな。3個合着しているそうです。
おばなとそのつぼみ。↓

くるくるっとした花びらの先も可愛い感じ ♪
ウリ科だからね。くまのプーさんみたいなウリハムシも付いてます。

おなか大きいねぇ。ママかしら?
ちなみに、ずっと上の方のカラスウリの写真にも、ちっちゃくちっちゃく写っています。
キカラスウリ、初見です。こんな身近で まじまじと眺められて嬉しかったです。
ここへ見に来ることはもう無いかもしれないけれど、これからもよろしくね。
お〜!!
お見事ではないですか。
早起きされましたか??(笑い)。
はい、見事なキカラスウリでした。
カラスウリではないので、あんまりの早起きしなくても見られますよ。
見られて私も嬉しかったです。(^^*)