ゴムの靴はいて出掛けるんですよ。
でも、その靴、ガーデニング用とかで、雨はしみこまない代わりにあんまり履き心地が良くない
ので、今日は普通の運動靴を履いて出掛けたんですよ。
そうしたら、バッチリ降られて、靴に雨がしみこんじゃって、とほほ…。
はあ、梅雨空をなめちゃいけませんな。
さて、今日の写真はちょっと前にお気に入りの観察スポット隣町の公園裏の「北向きの斜面」で
撮ってきた夏の草たちです。

斜面にタケニグサとヨウシュヤマゴボウの巨体が目立ってきました。いよいよ、夏草たちの季節です。
毎年、同じ場所で観察しているので、おなじみさんが増えちゃいました。
おなじみの中でも、この花を見ると夏だなぁって思う花がいくつか有ります。その中でも、
このタケニグサは小学生の頃からのつきあいです。今年もまた会えたね。

白いふわふわした花を咲かせますね。アップにしてみると ふわふわの正体はおしべだと分かります。
白いのはつぼみ。白いガク(萼)は、花が開くとすぐに落ちてしまいます。
あとに残るのは1個のめしべとたくさんのおしべ。
オレンジ色のものは受粉の済んだめしべ…というか、若い実…のどちらか。
それから、オニドコロの蔓とヒヨドリバナ。
そこいら中にはびこるオニドコロの葉っぱは、横に広いハート型。
ヤマノイモとは違って、ムカゴは付かないし、掘り出したとしても、根っこは食べられません。

白いお花はヒヨドリバナ。
サイトからの暑中見舞いにも使いましたが、ヒヨドリバナは花期の長いお花。これから秋まで、
小さな白い花を咲かせ続けます。

大型の蝶々が、好んで良く訪れるお花です。これから夏中よろしくね。このお花、これでキク科です。
以後、お見知りおきを。(^^*)
最後はか細いお花 ハエドクソウ。ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草。
お花の穂は細いし、並んでるお花は小さいし、
好みの場所は日陰で薄暗いし…本当に写真に撮るのがやっかいな、それでいて、
ついつい ねらいたくなるような綺麗なお花のハエドクソウ。

根っこを煮詰めて、ハエ取り紙を作るのに利用された草ですよ。あんまり効き目は強くないよう
ですけど…。
小さいお花を少しでも大きくして観賞。

このあと ひっつき虫になって、誰かが薮を通るのを待ちかまえているんです。
ちっちゃいお花が咲きこぼれた場所を見ていると…あれあれ?小さい虫が散ったお花を食べてます。
べっ甲細工のような可愛い子。

ササキリの赤ちゃんでしたっけ? 可愛いなぁ。
ついでに、同じ日、道ばたで撮ったチョウチョさんの写真も追加しておきます。

ベニシジミ…で、よかったでしょうか?小さいチョウチョさんでした。
小さい命たちも、これから元気に活動する季節です。 頑張ってね。(^-^)
明日は七夕。織り姫様と彦星様のデートはかなうのか?
お二人がデートできますように、お空を見上げて、お祈りしておきましょう。(^人^)
今年は、切られることなく花をつけましたタケニグサ・・・ですね。
北向き斜面なのに、花が早いような・・・。
はい、まだ切られてなかったです、タケニグサ。
それが…、北向きの斜面なので遅いんですよ、これで。
だって、家の近くの日当たりの良いところでは、もっと前から咲いてましたもの。
変ですね。(^^;)
ヨウシュヤマゴボウは、この付近はどこにでもありますが、目立つようになってきました。すでに実が出来ています。
はい、今年は成功ですね。素敵な写真をブログで拝見しました。
ところで、毎年同じ公園で観察していると、だんだん、
たくましい雑草と、公園の管理人さんのバトルを観戦しているような気になりません…?
あ、私だけ? (^^A)えへへ
はい、ヨウシュヤマゴボウも目立ってきましたね。