ありました。今日は旦那さんがお休みでしたので、近所の大きなショッピング・モールへ
行ってきました。
特に買いたいものはなかったんですけれどくだらないものがたくさん並んでいる
雑貨屋さんを見つけて、大喜びで眺めてきました。←見るだけ
変なもの たくさんあって楽しかったぁ〜。(^^#)あはは…

さて、今日は雑節の半夏生。写真は半夏生の頃に花が咲いて、葉っぱが白く変化する
植物、ハンゲショウのひと月ほど前の姿です。
暦の言葉で 立春、夏至、秋分、冬至を元に、1年を24に分けたのが、二十四節気。
それを更に3つに分けて、季節の移ろいを気象や動植物に託して表したものが、
中国で使われていた七十二候。
日本に入ってきたときに、日本の自然にあわせて少し変更したそうですが、
たとえば、立夏からの2週間ほどを「蛙はじめて鳴く」「みみず出づる」「竹筍生ず」の
3つに…なんていうぐあい。
その中で、夏至の10日ほど後が「半夏生ず」。
気に毒が満ち、半夏という毒草が生える頃…という意味だそうです。
ちゃんとした解説はここ ↓ で読んでください。
「暦のページ」
その中の「半夏生の説明」
この毒草は、サトイモ科ハンゲ属のカラスビシャクだと言われています。
あ、半夏(はんげ)は生薬名だから、毒にも薬にもなるって言うことです。

今年、最初にお花を見たのは5月のことでしたが、↓
2009/05/24付 「カラスビシャク」
半夏生 近づく頃、また、お花が咲いているのを見つけました。

さすが、暦どおり。5月に見たのよりも大きい株で 立派な仏炎苞が立っていました。
今度の仏炎苞には虫食い穴が開いていないから、もう一度アップを撮っておこうかな。

ゆるくまいているのが解ります?
5月に見かけた株は、なぜか3カ所とも刈られちゃったんですよねぇ。
一面を草刈り隊が通った…というよりは、それだけねらって根元から刈り取ったみたいに…。
あ、生薬に使うのは根っこのほうだそうですよ。 なんで切っちゃったんだろうなぁ?
それから、草刈り隊が通り過ぎて見通しの良くなった「北向きの斜面」にカラスビシャクの
幼い葉っぱがたくさん出ていました。今まで気づいたことがないのに、一度ちゃんと覚えると、
そこら中に生えていたことが解るんですかねぇ。不思議だなぁ。
ところで冒頭のハンゲショウ。1枚目の写真を撮って2日後の6/18、葉っぱが白くなり始めました。

このハンゲショウは ドクダミ科ハンゲショウ属。ドクダミと同じ科のお花。

ドクダミの白い部分も花びらではなく、総苞片(そうぼうへん)。
ハンゲショウのような形からドクダミのような姿へと進化していった…の かな?
どうでしょうね?

お花が咲く頃には、葉っぱがこんなにも白くなります。これは目をひきますねぇ。
この葉っぱが、裏から見ると緑色なので「カタシログサ(片白草)」とか、
おしろいを塗ったようなので「半化粧」とか…名前の由来にも諸説有るようです。

しかも、こんなに真っ白になったのに、夏も盛りになると、元通りの緑の葉に
戻っちゃうんですって。
もったいな〜い。

お花の穂には花びらも萼もなく めしべとおしべがびっしり並んで、下の方から、咲き進むに
つれて立ち上がっていきます。
めしべはひとつで 先が4つに分かれていて、 おしべは6個。

ハンゲショウ。蒸し暑い季節に涼しげな姿を見せてくれますね。
お天気悪くて薄暗い季節、この白い葉っぱはとっても目立ちます。お花の時期だけ葉を白くする。
すごい思いつきですよね。ユニークだなぁ。
あ、でもね同じように、お花の時期だけ枝先の葉を白く染める植物がありますよ。
にゃんこが大好きな「マタタビ」です。
さて…どっちが先だろう。(’’?)
木と草…どっちが先に思いついたのかしら?
昔はそんな植物がたくさんあって、ハンゲショウとマタタビだけが今まで、残ってきたのかなぁ?
読ませていただきながら、
何度もうなずいてしまいましたよ。
そして、見に行こうと思いました。
今年、初めてカラスビシャクに出会いました。
きっと草刈にあいそうな場所ですから、
刈られてから、また咲き出しているでしょうか。ワクワク
お山を散歩していると、あちこちに白い葉が見えます。
遠くからですが、あれはハンゲショウかなマタタビかなと
思いながら見ています。
マタタビはピンクにもなるんですよね。
でも、ハンゲショウの葉、緑にもどるのですか。
知らなかったです。
そういえば、ミズヒキの葉もVの字模様がありますよね。
そういえば、あれもはじめのうちだけしか
見かけませんものね。
根岸森林公園ではヒガンバナが目の敵にされていまして、必ずなぎ倒されます。カラスビシャク等は嫌いだ! という人がいるのでは?
半夏生、舞岡公園で何回か見ています。こちらの近くにもほしいところです。
>夏も盛りになると、元通りの緑の葉に
戻っちゃう
おもしろいですね。光合成とか、水分の保持とかに関係があるのかな。
あ、カラスビシャク、そちらにもありましたか。(^▽^)
刈られても復活するかもしれませんよ。
したたかな田んぼの雑草…だったと思いますから。(^^A)
そうでしょうね、今頃のお山にはマタタビの白い葉っぱが
目立つでしょうねぇ。
あ、マタタビはピンクにもなるんですか。
わぁ、見てみたいなぁ。
ハンゲショウの葉が緑に戻るのは、図鑑に書いてありました。
忘れなかったら、自分の目でも確かめてみたいです。
あぁ、ミズヒキの葉っぱとか、イヌタデの葉っぱとかにも、
Vの字の模様がありましたよね。
あれも途中で消えましたっけか…。
おお、今年観察になくちゃならない課題が出来ましたね。
これも、忘れてなかったら見てみます。ふふっ、楽しみ楽しみ。(^v^*)
ああ、そうでしたね。ヒガンバナを目の敵にされちゃうと
嘆いていらっしゃいましたよね、ディックさん。
カラスビシャクはヒガンバナのように目立ちませんから、
同じようには思えないんですが、なぜだかは解りません。(^^A)
いろんな人が通る公園だから、いろんな事が起こります。
何よりやっかいな生き物は、人間なのかもしれませんね。
ハンゲショウ、うちの近所には無いと思っていたんですよ。
でも、気がついてみると、あっちこっちに植えられていました。
もう少し早くに気づけるようになりたいです。(^^A)
葉っぱの色が元に戻るのは図鑑に書いてありましたが、
そうですね、たぶん、光合成の関係かな?
それともまだ、受粉してない株を目立たせる…???
そのうちどこかで専門家さんの解説記事が読めると良いなぁ。