2009年06月24日

大学構内の花

強い雨で始まった一日でしたが、午後には晴れ間ものぞくお天気になりました。
昨日ほどではありませんが、今日もそこそこ蒸し暑いです。
何だろう、この湿気。 いや、梅雨だからしかたないですが、蒸し暑いのって
過ごし辛いですよねぇ。(^^A)ふぅ〜。

記事の中だけでも、少しでも爽やかに…ということで、日曜日に行ってきた大学の
構内と、いつもおさんぽしている公園で撮った木に咲く白いお花を並べてみます。

09_0624_nanten1.jpg

まずは、いつもおさんぽしている公園のナンテンです。6/15にご紹介したつぼみが
咲きました。





2009/ 6/15付 「ラクウショウの幼樹」

メギ科ナンテン属の落葉低木。『暖地の山地に野生もあるが庭にもよく植えられている』木です。
「難を転じる」に通じるからかな。初夏の白い花、冬の赤い実が特徴です。

ナンテンって、お花の穂は立派なのに、一度には咲かないから写真撮るのに困りますね。
こっちはもっと大きいお花の穂。でも一度に咲いているのは10輪ほど。

09_0624_nanten2.jpg

どこをどう撮ったらいいものやら…(^^;)

ひとつのお花をクローズアップしてみましょう。

09_0624_nanten3.jpg

私、いつも、ナスのお花を連想しちゃうんですよね。お仲間じゃないのに…。

図鑑を見ると…『花弁は6個、おしべは6個でヤク(葯)は黄色、めしべは1個。』
ふむふむ、その通り。子房の長丸が可愛い感じ。

で…え?!『ガク(萼)片は多数が重なり合い、内側のものほど大きい。』って…
この ↓ つぼみですよねぇ、ガク(萼)片って…どこ???

09_0624_nanten4.jpg

いくつかの写真を見比べて、一番くっきり写っているのを撮り出して、パソコンで拡大〜。

おおっ!!  これかっ!

09_0624_nanten5.jpg

ほらこの、白い矢印のところ。花びらと似たような色で解りにくいですが、
何か 薄い うろこ状のものが重なり合ってる。
ええ〜、ナンテンなんて、いつでも見られるし、見飽きたと思ってきたけれど、ガク(萼)が
こんな風になってたなんて、気づかなかったなぁ。へぇ〜。

あ、そういうところがメギのお仲間っぽいところかも。なるほどねぇ〜。



さて、このあとは娘が見学した大学の、お庭の木。
理系じゃないので研修林とかでも自然観察園とかでもなく、公園やうちの近所の植栽と同じような
木がたくさん植えられています。

この日、花盛りだったのはナツツバキ。

09_0624_natutubaki1.jpg

平家物語を研究している教授や学生は いるかもしれないけれど、これは「沙羅双樹」じゃないからね。
どこかのお坊さんが、勝手にこれを代役にしちゃっただけで、本家本元の「沙羅双樹」はインドくらいの
気候じゃないと育たない熱帯の木。 センダン(白檀)と一緒です。

09_0624_natutubaki2.jpg

「沙羅双樹」じゃなくても、この、ふりっふりの花びらは、じっくり眺める価値あり! ですけどね。

2006/ 6/25付 「ナツツバキとヒメシャラ」




そういえば、今年はチャンスを逃しっぱなしで、とうとうお花を撮れなかったトチノキ。
ここにもありましたが、もちろん、もう、実になっちゃってました。

09_0624_totinoki.jpg

カニ缶山盛りのような 大きなお花の穂から、ほんのちょっとだけの実り。
大きくなる木だし、葉っぱも大きいし…およそ、省エネという言葉とは無縁なやつ。
でも、でっかいトチノキの下に立つと なんだかものすご〜く安心するんだよなぁ。(*▽*)〜♪

2007/ 1/20付 「トチノキの冬芽と枝振り」




娘が体験授業を受けている間、都市公園のような綺麗なキャンパスをおさんぽしていたら、
うちの方では、まだ つぼみしか見ていなかったリョウブがほころび始めていました。

09_0624_ryobu1.jpg

リョウブ科リョウブ属の落葉高木。

web検索すると、飢饉の時の非常食にするために、法令によって保護された木だから、
法令→「令法」と書いてリョウブ…なんだという説明を見かけます。
若葉をご飯に炊き込んで食べるのだと記事に書いていらっしゃる方もありました。しかも不味いと…。

本当にこの木を非常食にしたのかなあ? たぶん過去記事にもそう書きましたが、半信半疑です。(^^A)
だって、もっとふさわしい植物が 他にもいっぱい有りそうなんですもの。

09_0624_ryobu2.jpg

「木に咲く白い花」シリーズの常連、エゴノキのそばのリョウブ。
画面上部に エゴの実がサクランボみたいに枝に並んでいます。
リョウブが咲くと、「木に咲く白い花」のシーズンも一通り 落ち着くかな。

2008/ 6/29付 「リョウブの花」




これからは梅雨 後半特有の 災害の起きやすいお天気になる流れです。
うちは川も崖も近くないので安心ですが、そうでないところにお住まいの方はご注意くださいね。





ブログ内関連ページ:
ナンテン
2009/ 6/15付 「ラクウショウの幼樹」

2008/ 2/11付 「雪の翌朝」
2005/12/21付 「かたち いろいろ」

ナツツバキ
2006/12/ 4付 「街の木たち その1」 紅葉
2006/ 6/25付 「ナツツバキとヒメシャラ」

トチノキ
2008/ 5/17付 「トチノキの花」
2007/ 1/20付 「トチノキの冬芽と枝振り」

リョウブ
2008/ 6/29付 「リョウブの花」




シリーズ 木に咲く白い花 2009年版

2009/ 6/23付 「豆のさや いろいろ」
2009/ 6/ 7付 「6月の木に咲く白い花」 ニワナナカマド、ヒメシャラ、ナツツバキ、ヤマボウシ、サンゴジュ、タイサンボク、
2009/ 6/ 2付 「常緑樹の白い花」 ネズミモチ、トウネズミモチ、西洋イボタノキ、イヌツゲ、
2009/ 5/30付 「マルバウツギ」
2009/ 5/21付 「ネジキの花」
2009/ 5/17付 「ガマズミとスイカズラの花」
2009/ 5/13付 「コゴメウツギなど」 シャリンバイ、エゴノキ、カマツカ、コゴメウツギ、コアジサイ
2009/ 5/11付 「野茨、エゴ、箱根空木 開花」 ノイバラ、エゴノキ、ハコネウツギ、
2009/ 5/ 8付 「ハリエンジュとコデマリ」
2009/ 5/ 2付 「5月の木の花」 ミズキ、ニワトコ、カマツカ、サワフタギ

番外
2009/ 4/30付 「春から初夏へ 2」 オトコヨウゾメ
2009/ 4/30付 「春から初夏へ 1」 マルバアオダモ 
2009/ 4/27付 「チゴユリなど」 終わりかけのウワミズザクラ


シリーズ 木に咲く白い花 

2008年版は ↓ この記事から
2008/ 6/29付 「リョウブの花」


2007年,2006年版は ↓ こちらの記事から。
2007/ 7/ 2付 「リョウブの花」




posted by はもよう at 20:20| Comment(4) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。

朝からお勉強になります。
ナンテンもよく見てみましょう・・・花のアップがすばらしいです。
さて、大学・・・お早いですね、時の過ぎるのは・・・。
樹木が多くて良さそうです。
Posted by nakamura at 2009年06月25日 05:24
nakamuraさん、こんばんは。
ナンテン、今、たくさん咲いていますよね。
お花、イイ感じにアップに撮れて良かったです。

ねぇ、この間 生まれたと思ったらもう大学を見学とかに行く年頃に
なっちゃうんですから驚きです。
素敵なキャンパスでしたが、ここに通うかどうかまだ解りません。
次の日曜日にはまた、別の大学を見学に行くそうです。
Posted by はもよう at 2009年06月26日 23:41
きちんと見学するから偉いと思います。
ぼくなんか、名前だけで決めてました。
Posted by ディック at 2009年06月30日 20:56
ディックさん、おはようございます。
いやぁ、ちゃんと見て決めさせないと…(^^A)
後で、行きたくなくなったときに、責める材料がないですからねぇ。←おいっ

大学受験って、ずいぶん複雑になったんですね。
受験の仕組みからお勉強しなくちゃならなくて、親も子どもも大変です。(^^;)
Posted by はもよう at 2009年07月01日 09:25
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