2006年01月24日

冬のこずえの様子

昨日は、北風が強くて風花が舞っていました、我が家の方。
空は青いのに、地面は濡れていないのに、
幻のように雪が降っているという…とっても不思議で、寒い一日でした。

今日も 風は強いのですが、雲が無い分日差しが強くて、幾分か過ごしやすいです。
人は空調の整った室内に逃げ込めますが、木々はそうはいきません。
冬を耐える街の木達はどうしているのかな?ちょっと訪ねてみましょう。

まずは、ケヤキの枝を見上げるところから スタートです。

06_0124_0keyaki.jpg





すっかり葉を落とし、天に向かって両手を開いたような
美しい樹形を際立たせるケヤキの大木。
最近は、木枯らしがどんなに枝をゆらしても、
枯れ葉が落ちきらない木が増えていて、
並木を管理する人の間で、病気や温暖化の影響が心配されているそうです。

この木は綺麗に葉を落とし、すっきりとした枝振りを見せています。



06_0124_1ume.jpg

♪うめぇは〜さいた〜か♪

1/21雪の中で花を開いた紅梅もありましたが、他の木はまだまだこんな感じ。
つぼみがふくらんできては居ますが、咲くにはまだもう少しかかりそうです。

梅の枝には、緑色のモノと茶色から黒っぽくなるモノと有るんですよ。
それから、梅のつぼみは新しい枝に付きますので、
古い枝を大事にしていると、いつか花の咲かない株になってしまいます。

反対に、桜は切り口からばい菌が入りやすく、出来るだけ切らない方がいいんです。
だから昔の人は、「桜 切るばか、梅 切らぬばか」と言ったそうですよ。


さて、♪さくぅらはぁ まだかい〜な♪

06_0124_2sakura.jpg

まだですね。
あらら、近くで見ると、桜の芽って毛深いんですね。こちらは相当固いです。
さすが、梅より後に咲くだけのことはありますね。


あれれ?桜の枝に奇妙なモシャモシャ発見?!

06_0124_3sakura2.jpg

ズームして撮影してみると…、
どうやら豆の束のようです。それもすごい毛むくじゃら。
遠くてよく見えないのですが、状況からして、
葛の実…つまり、葛の豆じゃないかと思います。
今度は近くで見てみたいなあ。次の機会に探してみましょう。



今度は、黒豆?!
いえいえ、黒々しているのはシロヤマブキの実。
黄色っぽいのは
シロヤマブキの木にからんだヘクソカズラの実です。

06_0124_4s_yamabuki.jpg


「八重七重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき」
山吹に実はならないんじゃないの?なんて思っちゃいけませんよ。
太田道灌さんの逸話に出てくる山吹は、園芸種のヤエヤマブキのこと。
これには花は咲けども実は付きません。
でも、山に咲いている一重のヤマブキにはちゃんと実が付くんです。

そうはいっても シロヤマブキは少々違う種類です。
花の色が白いだけの色違いと言うことではありません。
科は同じでも、属が違う、別の花なんです。
去年は写真を取り損ねましたので、今年は是非、
花の姿も見てみたいと思いました。



他には何があるかな〜。
おやおや?街路樹の中に、へんてこな枝がありますよ。

06_0124_5enju1.jpg

これは街路樹のエンジュ。
マメ科の木で、夏の終わりに白い花を咲かせ、
ジュズダマをつなげたような、
携帯ストラップのような 実を下げる木なのですが、
枝の一部が 帯化してしまったようです。
帯化は石化とも呼ばれ、本来 点のように小さくあるべき成長点が
線状になってしまったためにおこる成長異常のこと。
生け花で使うセッカヤナギの様なことが、エンジュの枝先で
おこってしまったんですね。

こっちでもほら〜。平べったくなっちゃった枝がクルクル〜って?

06_0124_6enju2.jpg

何か悩みでもあるのかな?



冬の枝先と言えば、面白い形の冬芽と葉痕(ようこん:葉の落ちた後)だ!と
言うことで、
公園のオニグルミの枝も見てきました。

06_0124_7o_kurumi1.jpg

いました いました、可愛いお猿さん。ほら、こっちにも♪

06_0124_8o_kurumi2.jpg

オニグルミの葉の落ちたあとが、お猿さんの顔にように見えるんですよ。
この後、妙に毛深くて、布っぽい質感の葉っぱが広がっていくところも
可愛らしくて好きなんですよね〜。

なんかね、クルミの仲間は 木によって顔がいろいろ違って、
見比べてみるのも楽しいらしいんですが、
私の行動半径のあるのは、このオニグルミだけなんです。

お山の近くにお住まいの方は、
ちょっと出かけて、山のクルミの木を見て来られますけど、
都会の場合は、街路樹や公園樹に 
クルミの仲間が植えられている可能性低いですよねぇ〜。

何か、都会でも植えられていそうな木で、可愛い葉痕の有る木、
無いかな〜?



夏中、綺麗な花を咲かせ続けていたムクゲの木。
今はもう、葉もすっかり落ちて、ただの棒のようになっています。
鉛筆より細いその枝には、点々と冬芽、葉の落ちたあと…が並びます。
リコーならではの1cmマクロで、
その小さな葉の落ちたあとを写真にとってみると…

あ、居た!

06_0124_9mukuge.jpg

肉眼でははっきり見えないかも知れませんが、
ほら、こんな顔が浮かびましたよ。デジカメ、さまさまですね。



まだまだ、寒い日が続きますけれど、
また何か面白いモノを探して、出かけてみますね。
う〜ん、今度はどっちへ行こうかな?(^^)


posted by はもよう at 16:43| Comment(6) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ、はじめまして★ミ
私も子供達とお散歩をしますが、まだチビもいるのではもようさんのようにゆっくりお散歩できないのが辛いとこです。
でもこちらでいろんな写真を見て花・実・木などの名前の勉強になりました(ノ´▽`)ノオオオオッ
また遊びに来ますのでどーぞよろしくお願いします!!
Posted by きらら at 2006年01月24日 17:22
きららさん、いらっしゃいませ。はじめまして♪
ちっちゃい子と一緒だとなかなか思うようには動けませんよね〜。
過ぎちゃうと懐かしいんだけど。うふふ…

お子さん達がもうちょっと大きくなったときに、
うちのママって、花や木の名前に詳しいんだって言うのも素敵ですよね。
出来るだけ身近な 草花や木の記事を書いていきますので、
時々遊んでいってくださいね。
Posted by はもよう at 2006年01月25日 08:47
盛りだくさんに教えてもらってありがとうございます。
この前、皇居前の街路樹でエンジュを見ましたが、帯化したものがあったかどうか気がつきませんでした。
梅はだいぶ遅れていますね。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2006年01月25日 10:52
はもようさん 今日は〜!
昨日は再び公園に行って来ました〜!
超ーーさっぷいけれど…シーダーローズらしき物を見つけてルンルン♪
今朝、頂いたコメントを読んで喜んでいます〜HPも拝見しました。
未だこれからがシーズンなんですか? 小まめに探したら良いですね!
お蔭様で冬眠しなくて済みました〜とっても嬉しいですぅ〜♪m(_ _)m
Posted by かえで☆ at 2006年01月25日 13:05
こんばんは、おーちゃんさん。
そうですね。盛りだくさんになっちゃいましたね〜。(えへへ)

エンジュは、中国では縁起のよい木だそうです。
時々、街路樹にも植えられていますよね。
この木は特別でしょう。
帯化の原因には色々あるそうですが、立っている場所は悪いは、
変な時期に剪定されちゃうはで、いじめられている木なんですよね。
…枯れちゃわないか心配です。

2月も厳しい寒さが続くようです。
植物観察の時にも暖かくしてお出かけ下さいね。
コメントありがとうございました。
Posted by はもよう at 2006年01月25日 20:17
かえで☆さん、こんばんは。
私が持っているヒマラヤスギのてっぺんはほとんど2月に拾ったものです。
これからですよ。お楽しみに♪

私は今日、河原をさんぽして、また、いろんなちっちゃい葉っぱを見てきました。
冬眠も良いけど、ふしぶしがさび付いたり、胴回りが太くなっちゃったりしますので、
無理のない範囲で おさんぽに出たいものですよねぇ。
ガンバラナクッチャ。p(^^)q
Posted by はもよう at 2006年01月25日 20:24
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