ずっと湿っぽいお天気が続いていたので、この期を逃す訳にはいきません。
みんなのシーツ、枕カバー、バスタオル。いっぱい洗っていっぱい干しました。
どんなに干してもすっかり乾いていい気持ち(^v^)。やっぱりお天道様は有り難いです。
さて、今日の記事ですが…これは、言わずとしれたイヌタデです。そろそろ道ばたで
愛らしくも懐かしい姿を見せてくれます。

今日の記事は、とうてい肉眼では観察できない 小さなお花を集めてみました。
虫眼鏡代わりの超接写画像。
イヌタデの花が、大輪に見えちゃうくらいのラインナップですよ。
はい、まずはイヌタデの花のアップ。
可愛いピンクですね。タデ科ですので、このピンク色はガク(萼)です。

省エネ思想が効いていて、つぼみも、開花中も、受粉済んで種を抱えていても、
お花の穂は常に、虫さんにアピール中のピンク色。少ない働きで大きな仕事。ちゃっかりしてます。
次は 今回のメイン、血止め草です。
一円玉大の可愛い葉っぱの小さな草セリ科チドメグサ属。地面を這うか細いチドメグサ。

お仲間にはちっちゃいヒメチドメ、ノチドメ、オオチドメ…といろいろ揃っていますが、
一面の葉っぱの中からお花の茎を伸ばして、葉っぱよりも高い位置にお花を咲かせるこれは、
オオチドメ。ちなみに、葉っぱよりも低いのはノチドメです。
ちっちゃな葉っぱから顔を出した丸いものは ぐるりにお花が付いたくす玉みたい。

ちょっと地味だけど、可愛いですよね。でも、あまりに小さくて、ほとんど人目には付きません。
パソコンの力を借りてもう少し拡大してみましょう。

ちっちゃくても、ちゃんとお花の形をしています。
実は 直径 1.5mm、やや扁平な球形。
2個分の分果がくっついたものだそうですが…くっつきっぷりが良く写ってませんね。(^^A)

↓ 画面のバックに写り込んでいる赤茶色のものは芝草の花の穂です。

あんなに大きく写っていますが、マッチ棒サイズです。オオチドメのお花の小ささ、
伝わりましたでしょうか?
ついでにご紹介するのは、タチイヌノフグリです。
春先に道ばたを彩る 青い花、オオイヌノフグリ。けして大きくはないその草の小さいお仲間です。
もうお花の時期も終わりかけでしたので、いつもより余分に小さく咲いています。

今回、目をひいたのは お花じゃなくって、実の方です。
極小のハートが実る草。↓ こんな感じ ♪ 可愛くないですか?

最後はもう少し大きいものを見て、目を休めてください。

霧の降る日に見かけた ヘラオオバコのお花とおしべの先に付いた水玉です。
この週末は 梅雨の中休み。晴れ間がのぞきそうです。う〜ん、お洗濯もお掃除も
しなくっちゃ。 p(^-^)q 頑張るぞ。
ブログ内関連ページ:
2006/ 7/20付 「オオチドメの花」
2008/ 4/22付 「ちっちゃい花」
2006/ 5/30付 「春の実り」