2009年05月14日

マムシグサ

今日もいいお天気。洗濯物を干したら、自転車で「隣町の公園」まで行ってきました。
ついでに裏の「北向きの斜面」へも回ったら、地元の奥様にお声をかけて頂いちゃいました。
野草が好きで写真を撮りに来ている事を話すと、山野草をコレクションした とっても素敵な
お庭を見せてくださいました。いやぁ、そんじょそこらの公園の 野草園より立派でした。
そのときの成果はまたあとでご紹介するとして…。

いつもおさんぽしている公園で、このGWに、マムシグサが咲いているのを見つけました。
マムシグサ自体には、隣町の公園裏の「北向きの斜面」で、もう、何年も前から観察中ですが、
いつもおさんぽしている公園のそばに咲いているのは、初めて見ました。

09_0514_mamusigusa1.jpg

何度も何度も通る場所ですのに、今まで一回も見た覚えがありません。
驚きつつ、写真をいっぱい撮ってきました。






今まで、「北向きの斜面」で出会ったのは 仏炎苞(ぶつえんほう)が紫がかっている ↓ もので、
図鑑の写真が似ていたので「オオマムシグサ」かな?と、思っていました。

2009/ 4/27付 「チゴユリなど」 今年であったマムシグサ

その上、一番最初に気づいた株 ↓ は背も1m以上と高くて大きかったのでなおのこと。

2007/ 4/26付 「オオマムシグサ」 2007/11月に切られてしまったメスの大株。

でも、今回の株は、違います。う〜ん、違う種類なのかな、それともただの個体差?



マムシグサは、サトイモ科テンナンショウ属、湿った林内に生える多年草。

公園の敷地の外の フェンスの向こう、まず、日陰にひと群れ。
仏炎苞(ぶつえんほう)3つ確認。翼を広げるように 葉っぱを開いています。

7〜15枚の小葉の付いた葉が2枚ずつ。写真でははっきりしないかもしれませんが、原物を確認しました。
2つずつ付いてました。

09_0514_mamusigusa2.jpg

白っぽく見えるのは枯れちゃった仏炎苞(ぶつえんほう)です。もっと早くに気づきたかったなぁ。



はい、↓ 今回見つけた株の仏炎苞(ぶつえんほう)、アップです。色合いも薄くて緑色。

09_0514_mamusigusa3.jpg

じつは、手元の図鑑の「マムシグサ」の写真にそっくりなんですよ。



もともとマムシグサの仲間は、種類ごとの違いがはっきりしていなくて、見わけが難しいそうです。
それなのに、私の持っているハンディ図鑑には
「マムシグサ」「オオマムシグサ」「ムラサキマムシグサ」「ホソバテンナンショウ」の
4種ものマムシグサの仲間が載っています。
違いがはっきりして無くて見わけが難しいなら、みんな「マムシグサ」でいいじゃん。ダメなの?



さて、今まで、この場所では見たことの無かったマムシグサ。
ひと群れ見つけたら、数歩先にふたつめの 群落を見つけました。

「北向きの斜面」で、何年もかけて少しずつ株を大きくしていく姿を目撃していますから、
この大きさの株が、今年、急に芽を出したのでないことは解ります。
こんなに生えていたのに。どうして今まで気づかなかったのかしら? 節穴だぜ、自分。(^^A)

09_0514_mamusigusa4.jpg

相変わらず、フェンスに隔てられて近づけませんが、こちらは日が当たっているから、
もう少し 鮮明に撮れるかな?

09_0514_mamusigusa5.jpg

仏炎苞(ぶつえんほう)の上の方、蓋のようになっている部分を「舷部」と言うそうです。
その下の筒状の部分は「筒部」で、この、「舷部」と「筒部」の長さの違いなども、
見わけのポイントになるそうです。



ただ、図鑑を見ても、web検索しても いろいろなことが書いてあります。
紹介されている写真も、びっくりするほどバラエティに富んでいます。

「舷部」が長めで垂れ下がっているのは「オオマムシグサ」で、短いのは「ホソバ…」とか…。
仏炎苞(ぶつえんほう)が緑色のは別名「関東マムシグサ」と言う記述もありました。

でも、あんまりいろいろで、もうひとつ、よく解りません。
ですから、これも一応、「マムシグサ」としておきますが、違うかもしれません。



さて、マムシグサの名の由来は、マムシが好みそうな場所に良く生えているからとも、←どきっ!
仏炎苞(ぶつえんほう)の形を見て、マムシが鎌首持ち上げたところを連想したからとも
言われていますが、一番、有力に思えるのはこの、茎(偽茎)の模様がマムシに似ているというもの。

09_0514_mamusigusa6.jpg

まぁ、マムシの本物の方と、あんまりご縁がないんで、良くは解らないんですけどねぇ。(^^;)


最後のこの個体の仏炎苞(ぶつえんほう)は、端の方に少し色が付いてますね。

09_0514_mamusigusa7.jpg

「北向きの斜面」でたくさん見かけたマムシグサは、みんな紫色がかっていたのに、
いつもおさんぽしている公園で見かけたマムシグサは緑色でした。



ふむ、この中に、メスの株はあるのかな?  いろいろ楽しみにまた、観察を続けたいと思います。








参考ページ:

福岡教育大学の福原先生によるテンナンショウ属のお仲間のスゴく面白い生態の詳しい解説
青木先生の「植物園へようこそ」内 「マムシグサ(蝮草)」
ミズアオイ先生の「石川の植物」内 「FILE3 マムシグサ」






ブログ内関連ページ:

2009/ 4/27付 「チゴユリなど」 

テンナンショウ属の仲間
2009/ 4/23付 「ウラシマソウなど」
2008/ 7/ 6付 「烏柄杓と柚香菊」 カラスビシャク
2008/ 4/20付 「ウラシマソウ」
2007/11/ 8付 「スズメウリの実」 切られた大株の実
2007/ 4/26付 「オオマムシグサ」
2007/ 4/18付 「ウラシマソウ」
2006/ 4/21付 「ウラシマソウの花」



posted by はもよう at 22:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

マムシグサはいろいろ、いろいろだそうですね。好きな人はいろいろ名前をお付けになりますが、われら素人には同じように見えておりまして・・・(笑い)。
テンナンショウ属で覚えましたが・・・一部でした!(笑い)。
Posted by nakamura at 2009年05月17日 16:23
nakamuraさん、こんにちは。

はい、どれかな?と迷ったのでweb検索して、
違いが段階的で、区別がはっきりしないらしいと気づいて
ちょっと困りました。
でも、良いんですよね、素人だもの。テンナンショウ属のお仲間ですで、
十分ですよね。(^m^)えへっ
Posted by はもよう at 2009年05月17日 18:00
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