2009年05月13日

コゴメウツギなど

今日、お昼前に急な雨に見舞われました、うちの方。私は出掛けようとした直前でしたので、
お布団もしまえたし、自分も濡れずに済みましたが、同じようなお天気だった地域の皆さん、
大丈夫でしたか?濡れませんでした? 天気予報では何とも言っていなかったので
驚きましたよね。風邪、ひかないように気をつけてくださいね。

さて、今日の記事はお気に入りの観察スポット「隣町の公園」と「裏の北向きの斜面」から、
この時期咲いてる木の花を5種類ご紹介します。

09_0513_sharinbai1.jpg

まずは、出がけの一枚。家の近所で咲いていたシャリンバイです。



バラ科シャリンバイ属の常緑低〜小高木。暖地の海岸に自生し、車輪状に枝を出すので
この名がある。葉は枝先に密に互生し、長楕円から狭倒卵形で縁に浅い鋸歯、質は厚い。
初夏に円錐花序を出し、5弁の白い花を咲かせる。実は球形で黒紫色に熟し白粉をかぶる。

2009/ 1/25付 「植え込みの彩り」 シャリンバイの実

…っと、図鑑の説明を要約するとこんな感じかな。おおっ、樹皮は大島紬の染料ですって。
へぇ〜っ。

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身近で、いつでも葉っぱが茂っている植え込みの常連さん、シャリンバイ。
この時期、お花が咲くのは解っていても、すぐにいたんで茶色くなってしまうので、
なかなか写真に撮れませんでした。
でも、この日は、ちょうど咲いたばかりのお花と目が合いました。
チャーンス!っとばかりにかけよってパチリ。

幸先いいぞ。では、隣町へ出発です。




隣町の公園の方が、樹齢の進んだ木がたくさんあるんですよね。昨日、目をひいたのは、
大きな大きなエゴノキです。

09_0513_egonoki.jpg

枝に葉っぱを下げて、白い花をのせていたのはミズキ。もう、お花はほとんど散ってしまいました。
で、このエゴノキは、葉っぱの付いて枝からお花を下げるタイプ。
遠目の枝の表情が、似ているようで白と緑の配色が反対なんだなぁ…。
百合の花系の いい香りがします。「馥郁:ふくいく」って言葉が浮かんじゃうんですけど…
使い方、あってるかしら?(^^*)


2009/ 5/ 2付 「5月の木の花」 ミズキの花、日陰のカマツカの花。


さて、まずは、日陰のカマツカは 4月のうちに撮ったので、日向のカマツカを見に行かないと。

09_0513_kamatuka1.jpg

ありゃりゃ、さすがに遅かったですね、危うくお花が終わっちゃうところでした。
カマツカは、バラ科カマツカ属の落葉低木。
その材を農機具の柄などに利用されてきたので「鎌」の「つか:柄」…カマツカ。
秋にはちょっと長細めの 赤い実が実りますよ。

09_0513_kamatuka2.jpg

滑り込みセーフのお花をアップでご紹介。可愛いでしょ。ひとつのお花は直径9〜8mm。
おしべがいっぱい飛び出して、華やかです。今年も会えて良かった。



それから残念なお知らせです。去年お花を眺めたナナカマドは、とうとう枯れて切り倒されてしまいました。
ここ数年のうちに、身近に植えられていたナナカマドが3本も枯れてしまいました。残念です。

2008/ 5/ 2付 「ナナカマドの花」




さて、更に進んで公園裏の「北向きの斜面」へ…。
大きな雑木林の 陰に隠れがちなお花たちを見に行きましょう。

まずは、ちょっと複雑な形の葉っぱと か細い枝が可憐な印象のコゴメウツギ。

09_0513_kogome_u1.jpg

バラ科コゴメウツギ属の山地に普通に生え、よく分枝する落葉低木です。
ウツギと言う名の木はたくさんありますが、バラ科なのはこの木だけだそうです。

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『葉っぱは互生、長さ2〜4cmの卵形で先は細くとがる。ふちは羽状に浅〜中裂する』…って言うんだ。

09_0513_kogome_u3.jpg

『5月頃、本年枝の先、または葉のわきから総状花序を出し、直径4mmの花を咲かせる。
花弁は5個でへら形。おしべは10個、めしべは1個。ガク(萼)片は5個で卵円形。』

先に挙げたカマツカの半分の大きさのお花ですよ。ちっちゃくてちょっと黄色っぽいの。
真ん中がへこんだ 面白い形のお花です。

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web検索してみると、枝を束ねてほうきにした…と、お団子をさして繭玉飾りの枝にした…という
記述が見つかりました。草や蔓に混じって、薮の中からツンツン新しい枝を伸ばす元気者。
古くから里山で、人と関わってきた植物のようですね。

2007/ 5/ 8付 「コゴメウツギ」



あら、もう咲いちゃったのって驚いたのが、コアジサイ。

09_0513_koajisai1.jpg

『ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木。別名はシバアジサイ。
山地や丘陵の林下に生え、下部から良く分枝して、高さ1〜1.5mになる。
花序の周りに装飾花が付かないのが特徴。花の色は濃淡の変化が多い…』そうです。

09_0513_koajisai2.jpg

去年は紫色っぽいのをたくさん見ましたが、今回見かけたのは白っぽい花ばかりでした。

09_0513_koajisai3.jpg

公園やお庭のガクアジサイの、真ん中の地味なお花(両性花)だけの、お山のアジサイ。
白っぽいのから紫色まで、濃淡のバリエーションだけはありますから、
直径4mmほどの小花の塊に、雑木林の木の陰で 出会ってみませんか?可愛いですぞ ♪

2008/ 5/20付 「コアジサイの花」




昨日隣町の公園で撮ってきた写真、まだあるので、後日またご紹介します。
白いお花が次々咲いて ♪ 気候は暑くもなく寒くもなく ちょうど良くて ♪
本当に 5月は いい季節です。(*^▽^*)〜♪







ブログ内関連ページ:

2009/ 1/25付 「植え込みの彩り」 シャリンバイの実

2009/ 5/ 2付 「5月の木の花」 ミズキ、エゴノキ、カマツカの花

2008/ 4/27付 「いろんな木のつぼみと花」 カマツカの花
2007/11/ 5付 「カマツカなど…」 赤い実
2007/12/ 8付 「光の透ける葉」 カマツカの紅葉
2007/ 5/ 4付 「カマツカ」

2007/ 5/ 8付 「コゴメウツギ」
2008/ 5/ 8付 「アオハダなど…」 コゴメウツギの花

2008/ 5/20付 「コアジサイの花」
2008/12/ 8付 「黄色い葉っぱ」 コアジサイの黄葉
2008/ 1/20付 「コアジサイの冬芽」





シリーズ 木に咲く白い花 2009年版

2009/ 5/11付 「野茨、エゴ、箱根空木 開花」
2009/ 5/ 8付 「ハリエンジュとコデマリ」
2009/ 5/ 2付 「5月の木の花」

番外
2009/ 4/30付 「春から初夏へ 2」 オトコヨウゾメ
2009/ 4/30付 「春から初夏へ 1」 マルバアオダモ 
2009/ 4/27付 「チゴユリなど」 終わりかけのウワミズザクラ


シリーズ 木に咲く白い花 

2008年版は ↓ この記事から
2008/ 6/29付 「リョウブの花」


2007年,2006年版は ↓ こちらの記事から。
2007/ 7/ 2付 「リョウブの花」



posted by はもよう at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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