2009年05月07日

クチナシグサ

今日も朝、雨が少し残りました。南の海上では台風一号が発生して、しかも昼頃に接近とか…(^^A)。
いよいよ夏が近づいてきましたねぇ。
雨が続いて、植え替えした鉢の植物たちには、やさしいお天気具合で助かります。
でも、急に気温が下がって調子を崩している人も多いようです。
お休み疲れが出ないように ♪ お気をつけ遊ばせ。(^v-)-☆

さて、記事の方は2年ぶりの再会のお話。(^ー^)
いや、なに、初めて見つけたときには、お気に入りの観察巣スポット「北向きの斜面」で、
足元の悪い中、精一杯腕を伸ばして撮った草のお花に、いつもおさんぽしている公園で偶然、
再会したんですよ。

09_0507_kutinasi_g0.jpg

これがその花、クチナシグサ。 ムラサキサギゴケとかトキワハゼくらいのちっちゃいお花です。





最初に見かけたのは、2年前の5月。久しぶりの初見 発見で うきうきしながら図鑑を調べました。

2007/ 5/21付 「クチナシグサ」

翌年は全然見つけられなくて、もう、消えてしまったものとあきらめていました。
それがいつもおさんぽしている公園の池の畔の植栽の陰に いやってほど群生してたんです。(^▽^)

でも、見つけてすぐに気づいた訳じゃなくて、おっ、見慣れないのが咲いてるぞと写真を撮りだして…

09_0507_kutinasi_g1.jpg

あれ? この ↓ ガク(萼)…真ん中で谷折りになった細い葉っぱのようなガク(萼)…

09_0507_kutinasi_g2.jpg

ガク(萼)のすぐ下、筒状の部分がぷくっとふくれて…おおいっ!こりゃあ、クチナシグサじゃないかい。
いきなりしゃがみ込んで熱心に写真を撮り出すおばさん…←あぁ、GWの公園で怪しすぎ…(^^A)



2年前は「北向きの斜面」の下で、斜面の上の方に咲いているこの草を精一杯 背伸びして撮ったのに、
この日は足元にこんなにうじゃぁ…と群生。

09_0507_kutinasi_g3.jpg

ついつい、熱が入っちゃいました。←気をつけましょう。



クチナシグサについて、基本情報は2年前の記事に このように記載しました。

〜〜〜〜〜2007/ 5/21付の記事〜〜〜〜〜

『ゴマノハグサ科 クチナシグサ属、
関東以西の日当たりの良い草地や林内に生える半寄生の2年草。』

ガク(萼)に包まれた実の形が クチナシの実に似ているから、クチナシグサ。

(中略)

他には、赤い若葉をかがり火に見立ててカガリビソウという呼び名もあるそうです。
別の図鑑には、実の形がかがり火のカゴに似ているからと書いてありました。
どっちかな?(^^)

〜〜〜〜〜         〜〜〜〜〜


半寄生です。葉緑素を持っているので自分で養分を作れないことはないけれど、
誰かの根っこからも ちょっと分けていただきたい…という、ちゃっかり屋さん。

で、何に寄生するのかと言えば…
web検索すると、地面の下のことははっきりとは解らないという説も有りつつ、
「イネ科の植物」と紹介している記事が目立ちます。

ただ…この草が生えていたのは、ハコネウツギの足元です。
まぁ、辺り一面に芝生を敷いてある公園の中ですから、イネ科の植物には事欠かないとは思いますが、
よりにもよって、あんまり、イネ科の植物の生えていない場所に群生していたのが、
ちょこっと…あれれ?????な印象です。


そうそう、「赤い若葉をかがり火に見立ててカガリビソウ」と言う別名の由来も確認しましょう。

09_0507_kutinasi_g4.jpg

赤いですね。でも、かがり火って言いたくなるほど赤いのかと言われると…どうかな??? (^^;)


それから、なんと言っても一番の特徴でもあり、名前の由来にもなったガク(萼)のようすを見ておきましょう。

09_0507_kutinasi_g5.jpg

『花は葉柄に付き、淡紅色で長さ1cmほど。ガク(萼)は4裂し、筒部には隆起した脈がある。
萼片は線形で筒部より長くよく目立つ。基部には葉状の苞が2個ある。』

この、筒部がふくれて実になるんですよ。その、実の形が クチナシの実の形に似ているから、
「梔子草(クチナシグサ)」。


『(茎の)下部は鱗片状の葉で覆われる。』って、このことかぁ…。細かくて細い葉っぱがびっしり。

09_0507_kutinasi_g6.jpg

ふむふむ。図鑑の説明と合致する写真が撮れてると嬉しいですねぇ。


お花は、ほんと、ゴマノハグサの仲間だなぁ…って言うデザイン。

09_0507_kutinasi_g7.jpg

『花冠は長さ1cmの唇形。上唇は2裂して反り返る。下唇は3裂し、中央裂片には黄色の隆起した班紋がある。』
…おぉ、確かに確かに。(^-^*)


それにしても、生育具合で大きく印象が変わります。
若葉が赤いと言うことは、赤っぽいのは若い株と言うことですよね。で、もう少し経つと赤みが消えて…

09_0507_kutinasi_g8.jpg

葉っぱがすっかり緑になると、ほら、全然印象が変わっちゃって…別の植物みたいです。

面白いなぁ、クチナシグサ。

09_0507_kutinasi_g9.jpg

小さいけれど興味津々。
ここならば、そしてこの群生っぷりならば、このあとに付くクチナシのような形の実(刮ハ)が付くまで
見られますよね。
2年前に出会ったときには近寄れなくて、実の確認までは出来なかったので楽しみです。



いやぁ、それにしても、有ると思わなかったなぁ。思いがけない再会って…人間相手じゃなくても、
嬉しいものですねぇ。(*^▽^*)〜♪ こういう事があるから
…多少 怪しいおばさんに見えていたとしても…やめられないんですよねぇ。←おいおい。




ブログ内関連ページ:
2007/ 5/21付 「クチナシグサ」





posted by はもよう at 21:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは
クチナシグサ、まだ見たことがありません。
思いがけない出会いってうれしいですよね。
思わず興奮して道端に座り込んで撮ってしまう姿、私も同じです。
気をつけないと怪しまれますね・・・
Posted by YAKUMA at 2009年05月07日 23:02
YAKUMAさん、こんばんは。
ね、しゃがみ込んで写真撮ったり、道ばたの葉っぱをひっくり返したりしていると
怪しいですよね。
場所柄くらいはわきまえないと…。(^^a)へへっ。

クチナシグサ、珍しいでしょ。
半寄生だから、そんなに多くはないみたいです。
会えたらいいですね。(^▽^)

Posted by はもよう at 2009年05月09日 22:49
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