連休疲れを癒すのにはちょうど良いのかしら? (^m^)くすっ。
今日も、家族連れで賑わう公園へお散歩に行ってきました。いやぁ、賑やかでした。あはは…(^▽^;)。
遊んだり、けんかしたり転んだり、ちっちゃい子どもの歓声やぐずる声が響き渡っていました。
うちでも ちょっと前なら聞こえていた声です。
自分に責任がないと、ぐずっていても、だだこねていても、ちっちゃい子たちは可愛いなぁ。

さて、前回の続きで、もう少し、黄色いお花を見てみましょうか。こちらは先月咲いていたノゲシのお花。
ついでだからノゲシも比べようと思ったら、ほとんど綿毛になっちゃってました。
とりあえず、今、白い綿毛なのはノゲシ…ってことで。(^^A)
そして、こちら ↓ は、公園の草むらで見つけたブタナとコウゾリナ。

タンポポサイズの黄色いお花。葉っぱや茎が違いますが、キク科のお花って似てるの多いですよね。
今回比べるコウゾリナは、キク科コウゾリナ属、山野の普通に生える高さ30cm〜1mの2年草です。
特徴は、まず、全体のシルエット。
ブタナは、4/15にも ↓ ご紹介したとおり、
2009/ 4/15付 「あの花、この花」
葉っぱが地面にぺったりとくっついています。

先がとがらないギザギザ、ちょっと毛深くて、ちょっと緑色が濃くて、ちょっと光沢があって…
ブタナの葉っぱの特徴はそんなところ。
ブタナの茎も、枝分かれしないわけではないけれど、タンポポに間違われるくらい少ない方で、
茎の途中には葉っぱは付いていません。
でも、コウゾリナは 茎が途中 枝分かれして、茎の途中にも葉っぱが付いています。
ヨーロッパ原産キク科エゾコウゾリナ属の帰化植物。フランス語で「豚のサラダ」と呼ばれるので、
標準和名はそれを翻訳して…ブタナ。

一応、花期は春ですが、真夏に一休みしたら 秋口にもう一度咲きますよね。
ちょっと黄ばんだ綿毛になる点は 残念ですが、←綿毛好き。
パンチの効いた黄色いお花の群生は、目を見張るほど綺麗ですよね。
で、コウゾリナの方は、茎の下の方の 赤い剛毛が大きな目印です。

コウゾリ(髪剃)とは カミソリのことで、茎や葉の、この剛毛の手触りからカミソリを連想したそうです。
茎の下の方の葉っぱには翼のある柄が付いて、茎の中程の葉っぱは茎を抱く形…

葉っぱはあんまりギザギザしたりしないんですね。
お花を横から見ると、ガク(萼)っぽいところ(総苞)は少し毛深く、また、少し黒っぽくて、
黄色いお花は直径2〜2.5cmほど。

図鑑に載っている花期は、5〜10月ですって。ずいぶん長い間咲いている草なんですね。
ブタナの方が断然目立ってたから、そんなに花期が長いなんて全然気がつかなかったですよ。
今度、気をつけてみてみよう。
図鑑をぱらぱらめくっていると、そっくりさんが多いキク科のお花。
でも、腰を据えて一本と向き合えば、それぞれの個性が際だってきます。
出来るだけ名前を覚えて、仲良くしてもらいたいものですよね。
黄色いお花を比べる特集もこれでひとまず終了。今度はなんのお花を比べようかな。(^▽^)ノ
2009/ 5/ 3付 「黄色い花1」
ブタノマンジュウというのもあります。
検索ついでのお立ち寄りですか?
そうですねえ、私の記憶しております限りでは、
ブタノマンジュウという和名を持つのはシクラメンだったはずですが…。
今年はブタナの開花が遅れていて、まだ見ていないんですよね。
これからかな?
コメントありがとうございました。(^−^)