降り出す前に帰って来れて良かったです。午後は、もう、怖いくらいの風が吹いていました。
明日もまだ風の強い状態が続くらしいんですよ、うちの方。何か飛んじゃわないかしら?
さて、今日の記事は昨日、サクラと一緒に撮って来た 公園のほかのお花たち。
ちょっと珍しい ♪ カツラのお花が咲いていました。

まずは葉の芽から。
カツラ(桂)は日本に昔から自生している 丸っこい葉っぱが愛らしい木です。

新芽は、日に焼けないように赤い色で身を守っています。
細い枝に可愛い芽が並んでいて、若葉が開く季節も もちろん綺麗ですが、
なんとのこの カツラのお花は、赤いんですよ。
地味ですので、あんまり気づかれれないかもしれませんが、ほら、こんな花です。

しかも、オスの木とメスの木に分かれる種類ですので、これはオスの木に咲くおばなです。
アップにしてみましょうか?
花びらはありません。赤いヤク(葯)のおしべだけのお花です。

でもこれが木、全体にびっしり咲くと結構赤いんですよ。
↓ こっちの写真だと 遠くに花粉を飛ばし終わって しぼんだヤク(葯)が見えるので
おしべだって解りやすいですかね。

春の赤い花、夏の明るい緑の葉、秋の黄葉、そして冬に見られる枝振りの良さ。
カツラは 四季を通じて魅力たっぷりの素敵な木です。
メスの木の花はまだ咲いていませんでした。また、咲いているのを見つけたらご紹介しますね。
ついでに ほかのお花の写真も載せておきます。
この間はトサミズキをご紹介しましたが、こちらはもう少し小振りのヒュウガミズキです。

大きさのほかに、トサミズキのおしべのヤク(葯)は赤、ヒュウガミズキはオレンジ色という
違いがあります。

ほんのりやさしい表情の ヒュウガミズキの植え込みです。
こっちは元気な色合いの レンギョウの茂み。

この黄色を見ると あぁ、春が来たなぁ…って思います。
今日も明日も 風は強いようですが、幸いまだ桜は咲き始め、散ったりすることはないそうです。
この週末、お花見 できるかしら?
ブログ内関連ページ:
カツラ
2007/11/15付 「カツラの黄葉」
2006/ 3/31付 「木に咲く赤い花 その2」
2005/10/ 8付 「キンモクセイとカツラと「桂」」
トサミズキ
2009/ 3/18付 「はなさんぽ 3月」
ヒュウガミズキ
2009/ 2/14付 「植え込みの花の芽」
2009/ 1/25付 「植え込みの彩り」
2007/12/10付 「コマユミ、ヒュウガミズキなど」
2006/ 3/20付 「トサミズキとヒュウガミズキ」
レンギョウ
2009/ 2/ 4付 「ヒイラギナンテン開花」 冬芽
2007/12/27付 「レンギョウとボケ」
今まで見ることがあっても、名前も知らなかった木が判明すると、なんかもっと身近に感じてしまいます。
これからもいろんなの、紹介してくださいねー。
コブシとハクモクレンに関して調べていて「はっぱのもよう」を知りました。
詳しい説明があってとても参考になりました。
カツラの花、初めて見ました。
可愛いですね。
いやぁ、詳しい…って言っても、対象が限られているんですよ…(^^A)
同じ公園を毎日のようにぐ〜るぐるしてもう6年。
ですから、公園に生えている木に関しては少し詳しくなりました。
でもまだ少しです。またおいおい、いろんな事が分かれればいいなと思ってます。
名前を知ること ♪ 確かに、身近に感じる第一歩ですよね。
はい、木や草の話ばかりですが良かったらまた聞いてやってください。(^▽^)
あ、コブシとハクモクレンですね。お役にたったのなら、幸いです。
あれ、結構違うんですよ。秋に出来る実まで違いますからね。
良かったらまた、見てみてください。(^v^)
まぁ、カツラの花になんぞ注目する人は少ないので、
あんまり見ないかもしれませんが、
お山で 大木が一斉に開花しているのを見たらきっと、
感動すると思うんですよねぇ。
コメントありがとうございました。(^▽^)
ほんの二三日なんですよね。
あっ、もう咲いてないですかね、カツラの花。
私もまだ、めばなは撮ってないので明日見てこなくっちゃ。
咲いてるかな?
咲いている期間の短いお花はタイミングをつかむのが難しいですね。