明日には少し寒さがゆるむそうですが、この週末はセンター試験です。
どちら様も、お風邪など召しませぬようご注意下さい。
記事の方は 前回に引き続き 枝振り鑑賞と冬芽観察など。(^^*)
少々マニアックですが、よろしかったらおつきあい下さいませ。

これは、冬芽の中でもカラフルで可愛い マユミの芽です。
見上げる枝に ふわふわの芽。これはコブシの枝です。

コブシの芽には二種類あるんですよ。
素っ気ない芽からは 主に葉っぱが出てきます。

ふわふわの芽からはお花が咲きます。

春が来るのが楽しみですね。
2008/ 3/12付 「モクレン属の花芽」
そっくりさんのタムシバは…こんな風。

うちの近所で見かけるコブシの枝は、結構複雑なものが多いのですが、
タムシバの枝はものすごく単純で、みんな揃って同じ曲線を描いて空に向かっています。
枝先の芽は 毛深くてふわふわですが、コブシよりは長めのこんな姿です。

コブシの枝で見かけた地味な芽は見つかりません。
そっくりな割に、いろいろ細かいところが 全然違って面白いです。(^^*)
春になると、どっちがどっちか悩むほどそっくりなお花が咲きます。
2008/ 4/ 6付 「タムシバ 確認」
コブシとタムシバ、それからモクレン属(マグノリア)のお花たちについては、去年もいろいろ記事を書いていますので、
よかったら見ていってくださいね。
細かい枝が密集しているのは エゴノキです。

エゴノキって、初夏に清楚な白い花を枝いっぱいにつり下げる可愛らしい木なんですが、
葉っぱがみんな落ちてしまうと、木、そのものがとってもユニークなのが解ります。
2006/ 5/19付 「エゴノキの花」
枝は リズミカルな互い違い(互生)、細くて 繊細で複雑。

そして、幹はねじれやデコボコになりやすく、木ごとに変化が多くて面白いんです。

古い木になればなるほど 個性的です。この時期、葉っぱを落としたエゴノキに是非、
注目して欲しいですね。(^v^*)
サイト内関連ページ:
HP>おなじみの木>山の木>「エゴノキについて」
HP>おなじみの木>山の木>「コブシについて」
ブログ内関連ページ:
2008/12/22付 「冬の枝先」
2005/12/20付 「マユミの実」
2008/ 3/12付 「モクレン属の花芽」
2008/ 5/21付 「コブシとタムシバの葉」
2008/ 4/ 6付 「タムシバ 確認」
2008/ 4/ 2付 「タムシバ開花」
2008/ 5/15付 「木に咲く白い花」
2007/ 9/27付 「木の実 準備中(9月の1)」
2006/ 5/19付 「エゴノキの花」
2006/ 2/20付 「エゴの木の枝と冬芽」
【関連する記事】
随分と大きいエゴノキですね。
花の季節は見応えがあるでしょう。
枝ぶりも、その木の特徴があるんですね。
はい、大きいので違うかなと思いましたがエゴノキでした。(^v^)
今度お花の時によく見てみます。
あ、でも、うちの方、エゴノキはたくさんあります。お花の時期は目移りするほど綺麗です。
はい、木ごとの枝振りの特徴を覚えるとまた、楽しいですよ。
綺麗だし ♪