2009年01月08日

落ちない葉っぱ

今日までは、晴れ傾向でした、うちのほう。ちょっと火事が心配なくらい乾燥しています。
でも、明日はもしかしたら、朝起きたら雪景色かもしれないという予報です。
お湿りは有り難いですが、交通が乱れるのは勘弁していただきたいですが…どうなるかな?

さて、うちの甥っ子と姪っ子がもうすぐ受験なんです。センター試験と高校入試(^^*)。
叔母として、ここはエールを送らねば。←えっ?
…というわけではありませんが、落ちない葉っぱで 験担ぎ:げんかつぎ。

09_0108_kunugi1.jpg

1枚目は、クヌギの若木。(^^*)




落ちない葉っぱと言っても、常緑樹の葉っぱじゃあ、有り難みがないでしょ。
普通なら葉を散らしてしまうはずの落葉樹に、しっかり残る 落ちない葉っぱの方が
縁起が良さそうですよね。

09_0108_kunugi2.jpg

クヌギは若木の時に、葉が落ちきらないことがあるそうです。
大きな木になると、すっきりきれいに落葉します。

落葉樹が葉を落とすときには、葉と枝の間に「離層:りそう」と呼ばれるものが出来て、
栄養や水分のやりとりを絶ってから、葉が落ちるという順番になっているそうですが…、

この、栄養のやりとりを絶つときに、葉に残った栄養分が葉を赤く染めるんですよね。

…クヌギの若木はしばしば、「離層」の出来方が中途半端で、葉が落ちきらないことが
あるそうです。




こちらはクマシデ。シデ三兄弟の中でも、実が一番大きな木。
あんまり馴染みがないかもしれませんが、今、クマシデの枝はこんな風。

09_0108_kumaside1.jpg

枝の先が賑やかでしょう?太め枝の両脇に 細かく小枝が並んで、
冬芽と去年の実と葉っぱが付いています。いろんな形があって面白いでしょう?

09_0108_kumaside2.jpg

緑色のうちは、きれいにプリーツをたたんだ様に見えた 律儀な葉っぱも、
くるんと丸まって、いくつも枝に残っています。



シデ三兄弟の枝先は賑やかなのが基本です。
ちなみに シデ三兄弟のイヌシデは、こんな風。

09_0108_inuside.jpg

似たような…枝の感じでしょ。いろんな形のものが付いていて、賑やかですよね。
この写真では、枝にお月様まで引っかかりそうです。




3種類目は、ヤマコウバシ。クスノキ科クロモジ属の落葉小高木。
こちらは若木でなくても冬の間は、葉が「落ちない」落葉樹。「離層」が不完全だからだそうです。

「広島市植物公園」で、
冬でも落ちない枯れ葉を受験のお守りにして販売しているというヤマコウバシ。

09_0108_yamakobasi1.jpg

いやぁ、この木が植わっているところ、風が強くて、往生しましたよ。(^^;)

しかも、手の届かないところにしか葉っぱが付いて無くて、カメラの性能いっぱいのズームで
ここまでがやっとです。
手が届かなかったら落ち葉で見れば…って言う手も使えません。(^^A)やれやれ

09_0108_yamakobasi2.jpg

ね、秋の終わりには、黒い実をつけて、葉っぱもほんのり黄色く色付いていたのに、
冬中この調子で、枯れ葉をがさがさ言わしているらしいです。
葉が落ちきるのは、春になって新芽が展開するようになってからだそうですよ。
今度、その様子を観察できたらいいなと思っています。



もうすぐ受験する可愛い 甥っ子と姪っ子よ。「落ちない葉っぱ」3種も並べてみたよ。
いつもの実力が出せれば大丈夫。健闘を祈ってます。風邪ひかないようにね。(^^*)

09_0108_sunset.jpg

良い結果が出せますように。(-人-) むにゃむにゃ。お日様にもお願いしておきました。

明日はぐっと冷え込むそうです。どちら様も、体調にはお気をつけ下さいませ。







ブログ内関連ページ:

2008/12/22付 「冬の枝先」

2008/11/11付 「シデ三兄弟の実」

2008/11/29付 「隣町の紅葉 その1」
2008/10/19付 「隣町の公園の木の実」




posted by はもよう at 23:52| Comment(8) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きのう目黒の自然教育園に行ったらリーフレットに、「ビナンカズラの葉が赤く色づいています。枯れて落ちてしまうのでしょうか」という設問がありました。
答えはアントシアンの影響で葉や葉柄が赤くなるけれど落葉することはない、だそうで興味深かったです。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2009年01月09日 09:48
●はもようさん
本年もどうぞいろいろお教えお願いします。

落ちない葉っぱ、なるほど、
「離層」という存在に左右されてるんですね。
ときどき木々を
落ちるなら落ちるといいのに〜と眺めていました。
素心ロウバイの葉もなんだか優柔不断で残っていました。
とはいえ、落ちない縁起担ぎ
おばさんとしては、そこに感じ入りますね。
Posted by るな at 2009年01月09日 15:34
ヤマコウバシ、先月、写真撮りました。
クスノキ科だけあって、葉を揉んだら、いい香りがしました〜♪
落ちない葉も貢献してるんですね^^。

あ、ご挨拶遅れましたが今年もよろしくお願いしますm(_ _)mペコリ
Posted by winc at 2009年01月09日 16:15
こういうのってありますね。

ぼくも正月5日の記事で、ミズナラの葉の写真を載せてます。
真っ先に散ってしまったミズナラのはずだったのに、なぜか残った枝ふたつ。緑と赤と枯れ葉とが並んでいます。
Posted by ディック at 2009年01月09日 22:30
おーちゃんさん、こんばんは。(^▽^)ノ

おお、そうそう、美男カズラ(サネカズラ)は寒さにあたるとちょこっと色づくんですよ。
でも落ちないの、常緑だから。(^o^*)

私が初めて出会ったのは「万葉の庭」で、傍らに添えてあった立て札には
『あしひきの 山さな葛 もみつまで  妹に逢わずや わが恋居(を)らむ』という
歌が書いてありました。
常緑なのに「もみつ:紅葉する」んだと驚いたものです。

で、テイカカズラも 常緑でも紅葉するし、
スイカズラに至っては、
ちょこっと色づいたり、半分落葉したりで もっと忙しいですよ。(^^;)
Posted by はもよう at 2009年01月09日 23:32
るなさん、こんばんは。
ああ、そうですよね、ロウバイの葉っぱも時々残ってますね。

枯れた葉っぱが いつまでも木に残っているのは
あんまり好きじゃなかったのですが、
今回、「落ちない葉」だから受験のお守りになると聞いて
少し見方が変わりました。←単純

「離層」がね…なんて話し出すと詳しい人みたいでかっこいいでしょ。(^m^)ふふっ
Posted by はもよう at 2009年01月09日 23:46
wincさん、こんばんは。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。(^▽^)ノ

あ、そうですよね、クスノキ科だから爽やか系の良い香りがしますよね。
名前だって「山 芳ばし」ですものね。

でも… なんかこの写真の木は、意地悪なくらい
葉っぱに手が届かないところに生えているんですよ。
匂いのお試しは、春に落ちてくるのを待つことにします。(^ー^)

落ちない葉っぱは ↑の植物園の運営費にも貢献しているかも?(^^*)
Posted by はもよう at 2009年01月09日 23:55
ディックさん、こんばんは。
ああ、見ました見ました。ディックさんのブログで綺麗なミズナラの紅葉を。

ディックさんの写真のミズナラは、
どうしてあれ一本だけ葉っぱが残ったんでしょうね。
いろいろ推理するのも楽しいかもしれませんよ。(^^*)
Posted by はもよう at 2009年01月10日 00:03
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