空港集合で、飛行機利用の修学旅行。贅沢ですよねぇ。
まぁ、それでも行き先が国内だし、平和や防災について学ぶプログラムも組まれているそうだから、
まだ地味な方かもしれませんが。
まぁ、何にしても、仲良しのお友達との五日間。精一杯楽しんできて欲しいと思います。
さて、記事の方は、ウスギモクセイ、キンモクセイの後を引き継ぐ 香りの良いお花、
ヒイラギモクセイをご紹介です。

その名前の通り、ヒイラギと銀モクセイを掛け合わせて作られた園芸種。生け垣などに利用されます。
私の家の近くには、ヒイラギモクセイの生け垣が、結構多いんですよ。
きっちり四角く刈り込まれていると、葉の付け根近くに咲くお花など見えないものなのですが、

ほんのり甘い香りが立つので、私にはすぐに解っちゃいますよぉ。(^^*)
いつもおさんぽしている公園にも、ヒイラギモクセイが並べて植えられている場所があります。
生け垣よりは自由に、さほど刈り込まれずに立っているのでお花がよく見えますし、
おさんぽの時にほのかに香ってイイ感じです。
2008/10/14付 「金木犀とお茶の花」の記事では、つぼみの様子をご紹介しています。
ハイ、ヒイラギモクセイの香りは、キンモクセイと比べて、かなり弱めです。

キンモクセイは強すぎますからねぇ…(^^;)
葉っぱのふちにはヒイラギ譲りのトゲトゲが付いていますが、ヒイラギほどは鋭くもなく、
これでは、玄関先に飾っても、オニを追い払うのは難しいかもね(^^;)と思います。

花付きはさほど良くありません。ウスギモクセイ、キンモクセイは、遠くから見てもそれと分かるほど
びっしり咲きますが、ヒイラギモクセイはそれほどでもありません。

だから、花付きの良いところを見るとわくわくしちゃいます。

う〜ん、綺麗(*^−^*)
この日は前日 雨が降ったので、水滴も付いてキラキラです。

特別出演の黄緑色の葉っぱは…ミズキの落ち葉 とかかなぁ?(’’?)
お花は他のお仲間とそっくりです。花冠は4つに分かれていて、おしべは2つ。

オスの株しかないそうで、めしべは目立ちません。
清楚で綺麗なお花ですよねぇ。でも、すぐに散っちゃいます。急いで見ないとね。(^^*)
ウスギモクセイ、キンモクセイ、ヒイラギモクセイと続いて…今度咲くのはこれですよ。

普通の木とはちょっと違う丸っこい葉っぱですが、これでもヒイラギです。
老木になると葉っぱのトゲトゲがなくなっちゃうんですって。
去年 ↓ 記事を書いたときには、
園芸種の「マルバヒイラギ」かなと思ったのですが、今は、ただのヒイラギの老木かなとも
思っています。見分け方…が解らないので、結論はまだ出てません。(^^A)
2007/11/11付 「マルバヒイラギ」
葉の付け根につぼみが付いています。他のお仲間よりは花付きがぐっと地味ですね。
でも、今年はあんまり元気がありません。葉っぱがみんな虫食いなんですよ。

犯人はこの虫、ヘリグロ テントウ ノミ ハムシ。
テントウムシ似の可愛い甲虫なんですが、大きさは3〜4mm程度の極小です。
モクセイ科の花木について、葉っぱを食害する困りもの。薬をまこうとしても、
分厚い葉っぱの中に潜り込んだり、落ち葉の中に身を隠したりで、退治しにくいようです。
お花が咲いたら写真を撮りに来たいのだけれど、葉っぱの綺麗なところがほとんど無くて
困ったな。(^^;)
それから、公園を歩いていて小さな発見をしました。公園中のキンモクセイの下に
散った花がオレンジ色の絨緞のようになっているのに、ウスギモクセイの下には
何にもないんです。あれ?っと思って見上げると…

ウスギモクセイのお花は、枝に付いたまま枯れちゃうんですね。
キンモクセイとヒイラギモクセイは オスの木しか伝わっていなくて、咲いているのは
全部 おばななんですが、ウスギモクセイはこのまま実になる両性花なんですよね。
だからかな…? 今度、ヒイラギのお花の散り方を見て、また、考えてみようと思いました。
ヒイラギモクセイのお花…良い香りですよ。お近くにあると良いですね。(^^*)
ブログ内関連ページ:
2008/10/14付 「金木犀とお茶の花」
2008/10/ 5付 「公園の秋の花」
2007/10/18付 「金木犀の散る頃」
2007/10/ 5付 「キンとウスギのモクセイの花」
2007/10/17付 「ヒイラギモクセイの花」
2007/11/11付 「マルバヒイラギ」
年配者は木や草花に詳しい、と思い込んでいましたが、二年くらい前から、まったく根拠がない、と思うようになりました。
そうですねぇ…。植物系ブログを始めちゃったディックさんの方が、
普通の年配者さんよりも、
お花に詳しくなっちゃったんじゃないかしら?(’’?)