いつもおさんぽしている公園とその周辺でも、お祭りの準備で忙しそうです。
毎年恒例の市民祭。
だから、商工会とか、小中学校とか、少年野球とかボーイスカウトとか、親の会とか…
そういう団体がメインの我が街 最大のイベントです。
で、祭りの支度が始まる頃、草むらでは…

ゲンノショウコのおみこしが見られるようになります。
ま、でも、その後すぐの草刈りで、すっかりなくなっちゃいましたけどね。(^^;)
秋が深まる公園の 落ち葉の隣にある草の今の姿をレポートします。
だいぶ積もってきた桜の落ち葉に埋もれていたのは、夏によく見かけた
コナスビの黄色いお花。

まだ咲いてたのねぇ…なんて、しゃがみ込んでみたりして…(^^*)
お花の季節が終わっても、時々、閉鎖花を付けて自分のコピーを振りまいていたスミレの花。

この場所は、毎年、ノジスミレが咲くところだから、きっとこの閉鎖花もノジスミレ。
2008/ 4/ 8付 「タチツボ、ノジ、ヒゴ、外来種…」
4月に咲いて、5月6月…暑さが厳しくなるまでは、葉をのばしてときおり閉鎖花も付けていました。
暑さが厳しくなって、あたりが草ぼうぼうになったり、草刈り隊が頻繁に通ったり、
そんなこんなの間は、あんまり見かけませんでした。
秋風立って暑さがおさまり、過ごしやすい日が続くようになると何もなかった地面からまた、
スミレの葉っぱが顔を出すようになりました。
場所により、タチツボスミレだったり、コスミレだったり、アリアケスミレだったり…。
春先にさんざん悩みながら観察したから覚えています。
…なんて思っていたら、今年最初の返り咲き発見。

春先の花と感じが違いますが、でも、同じ場所ですから、これもノジスミレだと思います。
葉っぱが すごいいきおいで喰われていましたが、この虫が食べたんだなぁ…って言う虫は
見つかりませんでした。ツマグロヒョウモンのトゲトゲ芋虫に会えるかと思ったのに残念です。
数日後、同じ株ではありませんが、近くでタネも発見。

エライオソームのおまけ付きで、アリさん達に運んでもらうスミレの種、完成です。(^^*)
しっかり咲いたお花でも、つぼんだままの閉鎖花でも、出来るタネの形は一緒です。
アリさ〜ん、早くおいで。
そういえば、ずっと見守ってきたスズメウリの薮もとうとう刈られてしまいました。(^^a)
残念ですが仕方有りません。いつ刈られても良いように、見れば必ず写真に撮っておきましたので、
悔いはありません。

こんなにすごい薮になることは…もう無いかな。

可愛い瓜ですよ。ちっちゃいけど。(^^*)

首飾りみたいにずらずらって実が並ぶところもイイ感じ。(^▽^)
ハイ、スズメウリさん、お疲れ様。でも、たぶん地中にたくさん根っこを残してあるから、
来年もまた、どっさり出てくると思います。(^m^)むふふ…楽しみ楽しみ。
ブログ内関連ページ:
2008/ 5/ 9付 「コバノタツナミなど…」 コナスビの花
2008/ 4/ 8付 「タチツボ、ノジ、ヒゴ、外来種…」
2007/ 4/20付 「ノジスミレとケマルバスミレ」
2006/10/17付 「スミレの返り咲き」
2007/ 9/27付 「スズメウリとヤマジノ」
2006/10/20付 「スズメウリの鉢 その2」
2007/11/ 8付 「スズメウリの実」
せっかく成長・変化を追いかけていた草木が刈られるのは悔しいです。
ま、我家の庭ではないので仕方ないのですが。
「お神輿」は私も今日、アップしました。
スミレの種子、探してみます。
スズメウリの真っ白い実は観察を続けています。いずれ紹介したいと思います。
ひろしさんに続いて・・・、お出ましですね(笑い)。神輿捨てられなくて良かった・・・。
そうですよねぇ…。せっかく楽しみ似ていたお花が刈られたり、
実が色づくまで見られなかったり…本当に、
公園での観察は草刈り次第って言うところがありますよね。
でも、あんまり刈られなくて草ぼうぼうでも困るし…(−”−;)
もともと、定期的に草刈りされる場所に生えるのが好きな植物を
観察しているのだから、草刈りもしていただかなくてはならないけれど…、
悩ましいことです。
ゲンノショウコのおみこしやスミレのタネのはじけた所、
赤く色づくカラスウリ、白くて色づくスズメウリなど、
秋は見所が多くて楽しいですね。(^^*)
ひろしさんの記事も楽しみにしています。
あ、ひろしさんの所にももう、おみこしが出てるんですね。
見に行こうっと。
nakamura邸のほうでも、そろそろはじけてますか?(^^*)