お散歩にも無事に行ってこられました。青い空に白い雲、紅葉を始めた木々の葉、
それから、これでもか…ってくらい満開のキンモクセイ。良い気分でした。
今日の記事は 実りの秋の前哨戦。草の実をいくつかご紹介します。

これも一応、草の実ですね。ホオズキ。苞がオレンジになるのを撮ろうと思っているうちに、
脈だけになっちゃいました。金の透かし彫り…綺麗ですね。
さて、まずは野のお豆さんたちをご紹介します。
3枚ひと組の葉っぱに毛深い蔓、あたり構わず伸び放題だったクズにも、先日、
美しい花が咲きました。お花の後は金色の 毛深い豆のさやが下がります。

中のタネはぺちゃんこのまま、このあと黒く枯れますと、金色の毛が更に目立ちます。
大きな穂になって咲く花って、結実率が悪いものをよく見るけれど、
さすがはクズです。がっちりたくさん実になってます。たくましいわ…。(^^;)
2008/ 9/ 8付 「隣町の公園へ その3」
こちらも3枚ひと組の葉っぱ…とはいっても、クズよりずっと繊細でか細いです。
これは↓メドハギの花後の姿です。
2008/ 9/26付 「マルバヤハズソウなど」
さすが、ハイメドハギと↓変わりませんね。
2006/10/12付 「マメ科ハギ属の実など」
で、この株、ほとんど咲きませんでした、でも茎の先にはこの実がびっしり付いています。
ほとんどが閉鎖花のまま、実になっちゃったみたいです。

すくっと立ち上がるので草刈り隊の標的にされやすいし、お花の咲いている時期も短いそうです。
いつかメドハギのお花を撮れる日が来るのかな?
う〜ん、でも、閉鎖花でもどんどん殖えようとするこの たくましさに期待してみようかな。
2008/ 9/13付 「小さなマメ科の花」
それからこちらは、先日、綺麗な紫の花を愛でたヤブマメです。
2008/ 9/30付 「ヤブマメと雀瓜」
しっかりお豆のさやを下げていました。サヤインゲンみたいなぺちゃんこのさやです。

あ、でも、ヤブマメのさやは、もう少し太る…かな?
中のお豆は極小ですが、ウズラ豆のようなまだら模様になるそうです。楽しみ♪
あ、ヤブマメも閉鎖花でも 実を付けて殖えるんですよ。しかも地面のしたに。
地面のしたの閉鎖花からできた実には、お豆はひとつしか入っていないそうです。
一度見てみたいけれど…地面のどのくらい奥にあるのかな?
それから…身近にない無いとばかり言っていたツルマメを お花が終わっちゃってから見つけました。

マメ科ダイズ属、野原や道ばたなどに生えるつる性の一年草、ツルマメ。
ヤブのはじっこが好きなヤブマメに対して、「野豆」って言う別名もある、お日様好き。
今回もひなたで見つけました。
2005/ 9/18付 「ツルマメ」
ヤブマメの葉は、3枚セットの葉の形が菱形っぽい広卵形。
それに引き替え、ツルマメの葉は、ごらんの通りの細長い狭卵形。

そして、大豆の原種と考えられていると言われるお豆は…

ほら、もうすでにぷっくりふくれて枝豆のよう。
確か…、アイヌの人たちはこのお豆を集めて食用にしていたんじゃなかったかしら。
ちっちゃいお豆で集めるの、大変そうだけれど…、今でも食べたら美味しいのかな?
最後はおまけのスズメウリ。

白い瓜が並んだら可愛いかな?と思って
眺めているのですが…よく見たら、スズメウリじゃない葉っぱの蔓もからんでいます。
あれ?何だろう…

あ、ムカゴ…。この蔓、ヤマノイモの蔓でした。ムカゴ付き(^^*)
スズメウリとヤマノイモのムカゴの競演です。なんか…可愛い。
2008/ 9/30付 「ヤブマメと雀瓜」
実りの秋。いろんな実がこれから次々実りますよね。楽しみだな。
ブログ内関連ページ:
2008/ 9/ 8付 「隣町の公園へ その3」
2008/ 9/26付 「マルバヤハズソウなど」
2006/10/12付 「マメ科ハギ属の実など」
2008/ 9/13付 「小さなマメ科の花」
2008/ 9/30付 「ヤブマメと雀瓜」
2005/ 9/18付 「ツルマメ」
2008/ 9/30付 「ヤブマメと雀瓜」
「ほおずきが 籠の中から 秋を呼び」
ブログの方 覗いてきました。お始めになったばかりだったんですね。
よろしかったら これからもごひいきに。(^^*)
はい、ホオズキの実が透かし彫りになったところは素敵ですよね。
確かに、「…籠の中から秋を呼…」んでますね。(^^*)
コメントありがとうございました。(^▽^)ノ