娘のテストも始まって、ちょっと落ち着きました。
いつもと違うスケジュールだったので、間違えちゃいけないと緊張しちゃいました。
うん、でも、明日息子のお弁当を作れば終了。頑張ろう。(^^*)
そんなわけで今回は 撮り貯めた写真で記事を作ってみました。

夏の日差しの中で地面に広がった雑草、コニシキソウ。草むしりで苦労した方も多いでしょ。
コニシキソウというのは、トウダイグサ科トウダイグサ属、北アメリカ原産の一年草。
もともと、ニシキソウ(錦草)という赤い茎、緑の葉っぱの草があったんですが、明治の頃、
コニシキソウが入ってきてからは数がめっきり減ったそうです。
せっかくだから、コニシキソウとニシキソウの2種を並べて紹介しようと、
この夏中かかって、ニシキソウを探してみました。

7/12に見つけた葉っぱの透き間がたくさんある株…。
私が持っている図鑑の「コニシキソウ」の写真は、こんな感じ。
…すると…隣に並んでいる一枚目の写真のように葉っぱがもっと細かく混んでいるのと
同じ種類だって思えないですよね。どっちかが 探している「ニシキソウ」だと良いのに。
細かいところを比べてみようと写真に撮ってみました。
そうしたら、こちらにも時々コメントを下さるひろしさんのブログで、他の方のコメントから、
コニシキソウの特徴のひとつに「子房に毛が生えている」というのを教えていただきました。
ひろしさんのブログ「舞岡公園の自然」の記事 ↓
2008/ 9/21付 「○○ニシキソウ 3種」

茎の先、「コニシキソウ」の特徴のひとつ、葉っぱに「葉の真ん中の班紋」も確認しつつ…
花の部分を拡大!!
トウダイグサ科ですから、特徴的な「杯状花序」ですよ。
おお、でかい。(^▽^)ノ

花びらみたいな白いのは、腺体についた「付属体」ですって。
あれ…図鑑には「淡紅紫色の杯状花序」って書いてあるけど…???
で、ポコンと飛び出た子房は…伏せた白い毛がたくさん付いています。
おお、これがそのコニシキソウの特徴?
付属体の白いのは気になるけれど…
まぁ、それでは子房に毛のない草を探せば良いんだなぁ…。
…で、夏中、公園の中で、コニシキソウっぽい草のうち…
葉の真ん中に班紋のないのを見つけると 子房の毛があるかないかを
写真に撮ってみることにしました。
たとえば…こんなの…茎をたどっていって…

茎の先を

拡大!

あらら、毛深いわねぇ…。これもニシキソウじゃなくてコニシキソウっと。
こっちの株も……ああ、もう、拡大しなくても、解っちゃうほど毛深いわねぇ。

コニシキソウの特徴のひとつめ、葉の真ん中に班紋がある…は、
必ず!じゃないのね。
葉の真ん中に班紋がなくても、子房の毛深いのばかり。
結局、夏中、「ニシキソウ」は見つかりませんでした。(`へ`)しゅん

9月の下旬に見つけたのは…「淡紅紫色の杯状花序」。

ちっちゃいけど、可愛いなぁ。
子房は毛深いから、これもコニシキソウですね。
ニシキソウさがしは来年も続けよっと。
さすがのはもようさんの執念でも見つからなかったのですか。
最下段の写真、これも「毛深い」と見るのでしょうね。すると私の「ニシキソウ」とした写真は、もっとよく見ないといけないかな?
ヒメジソのTB,ありがとうございます。
あぁ、どうしてヒメジソの記事のTBが飛んでっちゃったのかしら…。
すみません。
はい、ニシキソウは見つかりませんでした。
葉っぱの真ん中に黒い模様のあるのもないのも、
茎の赤みの強いのも緑のも、
葉っぱの間隔が広いのも詰まっているのも、
ちょっと立ちあがっているのも平べったいのも、(□-□へ)
いろいろ見ましたが、毛深くない子房の草は一つも見つかりませんでした。
でも今回は「杯状花序」が大きくはっきり撮れたので満足です。
また来年探してみます。(^^*)