この雨が通り過ぎると冷たい空気が移動してくるそうです。今日は、寝冷えなどせぬように、
十分に気をつけねばなりませんね。明日は息子の学校の体育祭。今日の通り雨が打ち水代わりで、グラウンドの埃も少しは
落ち着いてくれるかも。お弁当作って 応援に行かれるように、早起きしなくっちゃ。(^^*)
さて、9/13にご紹介したマメ科の小さなお花たち。あのときまだ咲いてなくて
ご紹介できなかったマルバヤハズソウが咲き出しました。

それと、ずっと気になっていた草が、どうやらメドハギだと思えるようになりました。
お花はちゃんと咲けなかったのですが、あわせてご紹介してみます。
マルバヤハズソウは、マメ科ヤハズソウ属の多年草。名前の通り 丸っこい葉っぱのヤハズソウです。
葉っぱをちぎると矢筈:やはず(V字型)に切れるところも一緒です。

違うのは、ヤハズソウが地面を這うことが多いのに対して、マルバ…は立ち上がることが多いところ。

それから、枝先というか、茎の先の表情が違うのも、ポイントです。
特徴的な姿は1枚目の写真に現れています。二つ折りになった葉っぱが茎先に密に付くんです。
可愛いですよ。お気に入りの表情のひとつです。
お花はヤハズソウと同じ蝶形花の淡紅紫色。大きさは心持ち、マルバ…の方が大きいかな。

細い茎に 綺麗なマメ科らしい葉っぱを付けて、風に揺れている様はミニチュアの萩の木のようです。
このお花も、虫が訪れると、来たよって言う印におしべめしべがお花の外に飛び出します。
見つけたら、大きく撮りたい、大きく撮って拡大して眺めていたい。
そんな可愛い野草、マルバヤハズソウです。
さて、9/13の記事でハイメドハギをご紹介したときに、近所でメドハギが見あたらないと
書きましたが、ずっと気になっていた葉っぱに、やっぱりこれ、メドハギだったんだよねっていう
証拠写真が撮れましたのでご紹介してみます。葉っぱばかりですが良かったらおつきあい下さい。
いつもおさんぽしている公園で、葉っぱは出すけれど、お花が咲く前に刈られてしまう草があります。
草むらからすくっと立って、自分の重みでしなってしまうほど長く伸びる草。

葉っぱは、短い柄が付いた3枚セットのマメ科っぽい楕円形。

毎年、するするっと背だけは伸びるのですが、お花が咲く前に、たいてい刈られてしまいます。
たぶん、メドハギ…でも、確証がありません。
図鑑の写真には葉っぱの拡大写真が載っていないので、何とも言えません。
頼みのweb上には、ハイメドハギとメドハギを混同している記事ばかり目立ちます。
そんなとき、いつもコメントしてくださるnakamuraさんのブログ「土のうた」に
「メドキハギ?」2008/9/14付 という記事が出て、
じっくり見せていただくことが出来ました。
で、やっぱり思いました、これ、メドハギだと。
そう思って、再度見に行ったら、茎の先に なんとつぼみが付いてました。

白い花です。まだ開いてなくて、細かい様子がわからないのですが、ハイメドハギのように
花びらの先が 紫色になっていません。おお、またひとつ、メドハギの証拠!

でも、少し不安です。nakamuraさんはメドハギの記事の中で、お花の咲く期間は短いと
おっしゃってましたが、毎日 見に行けなそう…。しかも、葉っぱにとりついている
同色の地味な芋虫が…つぼみといわず、葉といわず、みんな食べてしまいそうです。
…で、結論なのですが、見られませんでした。(しゅん)
公園の外、本当の道ばたにも、似た葉っぱが立っています。
こちらは最近刈られて、だだ葉っぱがまだ若々しいです。

うん、やっぱりそうですよね。道ばたのも、公園のもメドハギですよね。
後はお花が咲いてくれると良いんだけど…。ま、気長にチャンスを待ちましょう。
ブログ内関連ページ:
2008/ 9/13付 「小さなマメ科の花」
2006/10/12付 「マメ科ハギ属の実など」
2006/ 9/18付 「ヤハズソウなど」
2006/ 7/ 8付 「マメ科の葉 いろいろ」
2005/ 9/26付 「マルバヤハズソウ」
2005/ 9/ 2付 「ネコハギの花」
ご紹介ありがとうございます。
間違いなく・・・メドハギでした(笑い)。
うちの方はそろそろ実が付き出しました・・・が、同じように虫が!
そのうち、実のエントリーをいたしましょう・・・(笑い)。
いえいえ、こちらこそ、お世話になりました。
TBがうまく飛ばなくてごめんなさい。
あ、やっぱりそちらでも虫が付きました?
じゃあ、急がないと実も食べちゃうかしら?(^v^)