消えてしまいそうで心配でした。
夕方には強い雨が降りましたが、間一髪でお家に駆け込むことが出来ました。らっきぃ。
9/11にお気に入りの観察スポット「隣町の公園」と裏の「北向きの斜面」で見てきたお花。
今回はシュウカイドウのめばなにぐぐっと迫ってみました。
でも一枚目の写真は、群生地に被さるようにはびこっていた クズ。

紫色のお花の穂は、もう、金色の堅い毛が生えた豆のさやになっていました。
2008/ 9/ 7付 「隣町の公園へ その3」
はい、これが9\11のシュウカイドウの群生地の様子です。

シュウカイドウはシュウカイドウ科ベゴニア属、中国出身の球根性多年草。
「秋海棠」と表す中国名を音読みにしたものだそうです。
別名は、ヨウラクソウ(瓔珞草)。元は園芸種でしたが耐寒性に優れていたため、
各地で野生化しています。
で、前回の記事 ↓ では撮ってこられなかっためばな。
2008/ 9/ 7付 「隣町の公園へ その3」
今回はちゃんと撮ってきました。

はい、まずは、↑ ガク(萼)のすぐ下の茎が長くて、三角の翼が付いているところ。
そして…めしべのデザインもおばなとは違います。

黄色いポンポンのようだったおしべとは違って、めしべは不思議な形。
拡大してみました。なんて言う形なんでしょう。うねっているようなくねっているような…。

とにかく、この2点を押さえれば、めばな探しは簡単です。
園芸書として人気のベゴニア。ベゴニアのお仲間さん達はたいていこの形式です。
どこかでベゴニアのお花を見かけることがあったら、見てみてくださいね。
さて、やがて実が付くと…こんな風になります。

冬場は球根でやり過ごし、花の後には実も付けるけれど ムカゴ(珠芽)も付けちゃうし…
タネでも増えるし…(^m^)とにかく、増える気まんまんのお花です。
この群生地は…たぶん、お向かいの民家から逃げ出したものよねぇ…。
来年も見に来よっと。
「北向きの斜面」ヒガンバナも良いアクセントだけれど、ヤブランも綺麗でしたよ。

やっぱり、明るい日陰が好きなのよね。
一度草刈りが通った後の斜面に、紫の花の穂がニョキニョキ立っていました。
ちょこっと盛りは過ぎちゃっていましたが、素敵な相棒にも恵まれて…。
綺麗ですね。

コバギボウシとヤブランで うす紫色に染められていました。
あら?お花の穂の先にブローチみたいにカメムシちゃんが止まっています。

背中が赤いから、「セアカ ツノカメムシ」?かな。
次回は「マメアサガオ」などなど〜。
「隣町の公園」探検記 9/3の部
2008/ 9/ 5付 「隣町の公園へ その1」
2008/ 9/ 6付 「隣町の公園へ その2」
2008/ 9/ 7付 「隣町の公園へ その3」
2008/ 9/ 9付 「隣町の公園へ その4」
2008/ 9/10付 「隣町の公園の虫」
2008/ 9/11付 「きのこのたまご、たまごのきのこ」
「隣町の公園」探検記 9/11の部
2008/09/20付 「アキノノゲシなど」
シュカイドウの雄花と雌花の違い、
よくわかりました。
今度見比べてみます。
いつも詳しい解説、とても参考になります。