11日の夜には、東京で初雪が舞ったりもしたそうですが…気づきませんでした。
うちの方ではどうだったのかしら?
12日もめちゃくちゃ冷え込みましたよね。
そんな寒い日にファンヒーターが壊れて…なんだか、もお!(><)どたばたです。
さて、気を取り直して…っと。
先週の金曜日。
ちょっと スケジュールに無理をしてでも新宿御苑で会って来たかった
お目当ての木というのは、ユリノキだったんですよ〜。

↑こずえの実の様子。ピンボケはお許し下さい。風があって、揺れてばかりいたんです。
この後は 大きめの写真が続きます。表示に時間がかかると申し訳ないので、
興味のある方だけお進み下さい。
↓
先日、朝のNHKのニュース番組で 新宿御苑のユリノキを紹介していました。
季節の話題を伝えるミニコーナーで、ヘリコプターで見下ろしながら、
明治時代、日本の街にも 西洋風の街路樹を取り入れようという話になり、
ちゃんと育つかどうか、試しに植えてみたのが、
「この木です〜。」なんてレポートしてました。
その時は 朝の支度で忙しかったので、ちらっとしか見られなかったのですが、、
見慣れた新宿御苑の景色の中、ぽつんと一本だけ、やたらに大きなユリノキが立っていました。
西洋風の街路樹と言えば、プラタナスだとばかり 思っていたので、
ユリノキも、そんなに早い時期から候補に挙がっていたなんて
とっても意外でした。
画面で見る限り、特徴的だし、行けばすぐに見つけられそうな気がしました。
これは 見に行かなくちゃ!と思ったのがきっかけです。
でも、現実は違いました。さすがは新宿御苑です。
とんでもなく大きなユリノキがいっぱい有りすぎて…
どれが どれだか わかりません。(とほほ…)
とりあえず、新宿門から入って 英国風景式庭園に向かう途中、
つまり、前回ご紹介した大きなモミジバスズカケの隣り…の
レストランの側の大きなユリノキを観察することにしました。
このレストラン、その名も「ゆりのき」と言うんですって。

写真って…大きさを伝えにくいですよね。
中央の影になっているのが、問題のユリノキです。
大きすぎてフレームに入りませんので、周りの木と比べてみることにしました。
中央のユリノキは、周囲の木々から、頭ひとつとびだしてますね。
では、周囲にはどんな木々が植えられているのでしょう。
まず、左から、タイサンボク、イチョウ…、モミジバスズカケ、ムクノキの4種は解りました。
(真ん中の常緑樹は…近づけなくて不明です。)
どの木も、大きくなることで有名な木です。
ここに並んでいる木、どれをとっても、幹も太いし、背も高いです。
でも、そんな木々の頭上をはるかに越えて そびえ立ってます、このユリノキ。

落とし物でもう一度、確かめてみましょう。
モミジバスズカケの大きな葉、黄色いイチョウの葉、艶やかなタイサンボクの葉。
まだ、かすかに緑を残すムクノキの落ち葉。
そして、黄色く色づいたユリノキの葉と、うす茶色で、つばさの付いたユリノキの種。
木は大きくなりますが、葉は さほど大きくならないことが解りますね。

こんなに大きな木になると、樹皮の様子も様変わりします。
深い溝が並んで、こんなにデコボコしています。
うちの周りで見られる若木はこんなにはデコボコしてません。
(関連ページに写真がありますので、興味のある方は見ていって下さいね。)
風格がありますね。
幹の直径は…たぶん1mは超えていると思うのですが、よくわかりません。
今度から観察する時には、メジャーを持って来なくちゃダメですね。
他にも、ヒマラヤスギやメタセコイア、クスノキなど、
大きな木々が立っている中を進んでいくと、
庭園の中ほど、芝生の真ん中に、3本の大木が 仲良く立っている場所もあります。
冒頭の 枝先の実は、ここの大木の物です。
3本の木の下に立って、見上げてみました。

ふわぁ〜、\(^O^)/しあわせ〜。
ちょっと無理してでも、やって来た甲斐がありました。
気分すっきり、清々します。
今度はキレイに青葉を広げた姿も見に来なくっちゃ♪
ところで、
結構 あちこちに植えられているにもかかわらず、
どうも見過ごされやすいユリノキを応援しようと、
ユリノキのファンクラブを作る話が持ち上がっています。
そんな楽しいお話の記事へ、トラックバックをとばしてみようと思います。
「花図鑑のボロボロブログ!」のhanaboroさん、よろしくお願いしま〜す。
ユリノキをもっと知りたい方は↓こちらもどうぞ。(^^)
サイト内関連ページ 「おなじみの木」>「町の木」> ユリノキについて
ブログ内関連記事
2005/9/10 「台風で落ちた実と葉(ユリノキ)」
2005/11/11「ユリノキの実」
実はかなり上のほうでしょう?
一枚ずつが広がって、今にも飛びそうなのがよく分かります。
近所のは剪定されて、観察には適しません。またもう一本どこかで見つけたいものです。
またまた、ユリノキを丁寧に、解説
してくださって、嬉しいわ・(*^-^)ニコ
今年秋に、ちび苗を植えたのですが・・
たいへん、そんな大木になるなら・・
春に生きてたら、移植しなくては・・
ナナカマドみたいになる・・
庭で育ってしまって、
3年前やっと切りましたが・・
野草の体系が変わってしまって・・
困っています・・
何の葉っぱかわからない葉を、
もらったのが、ユリノキだとも
わかりました・・
ほんと、“o(* ̄o ̄)o”ウキウキだわ
ヾヾ(^−^) ありがとぉ♪・・
はい、おっきいです。すごく大きかったです、御苑のユリノキ。
もしかしたら、日本で一番大きいのかもしれません。
ユリノキの実を見ていて、気付いたのですが、
木によって個性がありますよ。
うちの方のは 真っ直ぐで律儀な感じでしたが、
御苑のは 曲線的で華麗な感じでした。
横浜のそちらのお宅のそばでも見られると良いですね。
どこかにないかなぁ…、実のなるユリノキ。
お庭にユリノキ…そうですね、個人の庭にはちょっと向かないかもしれません。
ただし、大きくなるには、それ相当の年月もかかりますけどね。(^^)
でも、ユリノキのちび苗なんて見たこと無いですよ。
見てみたいなぁ〜…なんて言ってみる。(^^)えへへ
こちらからは、なかなか行かれないでいるのに
いつもコメント下さってありがとう。
う〜ん、もうちょっと いろいろ片づいたら、
ゆっくり見せていただきに行きますね、グリーンさんのブログも。
そっかぁ。果実にも個性があるのですね。
まったく気づいてなかったですよ。
ありがとう!もっとよく見てみたいです。
新宿御苑、お出かけになったのですね。本当、すごい木がいっぱいでしょう。はもようさんが感動されてる姿が目に浮かぶようです。大きな木がたくさんで、下の方の枝も見事に悠々とのばされていて、背の高い木なのに手に届く範囲に葉っぱや果実があったりもして。でも公園自体がわたしには広すぎて、いろいろ目移りしてしまうし、もう大変ですよ。
ユリノキファンクラブ、言い出しておきながらダメだな〜。またまた時間が経ってしまいましたね。早くにはじめたいところですけれど。そうだ、バナー作らないとですね。土曜日くらいには時間ができるかもしれないので、何とかやってみましょうね。←大丈夫かな。。。
そうですよ、hanaboroさんが年内発足!なんて言うから、
この 暮れの忙しいのに、あわてて バナーとか作っちゃいましたよ〜。(``A)
…うそうそ。いい気分転換になりました。(^^)v
15日付の記事でエントリーしておきましたので、
ちょっと見てやってくださいな。
バナーなんて初めて作ったので、こんなもんですけど。
新宿御苑は広いので、(まあ、昭和記念公園ほどではありませんが、)
やっぱり、その日見る物をしぼって出かけないと見切れないですよね。
コメントありがとうございました。
コメントありがとうございます。
はい!ユリノキ 素敵ですよね。
「ゆりのきファン倶楽部」呼びかけ人のhanaboroさんはいま、
ブログの更新をおやすみ中ですが、
復帰を待つあいだに、記事を書きためておこうと思っているんですよ。
表紙の「ゆりのきファン倶楽部」のカテゴリーにまとめておきますので、
また、ユリノキを語りたくなったら いつでもお越しくださいね。
同好の士が またひとり♪ 歓迎しますよ。(^^)ノ”