暑さの質が変わっていってるような気がします。
そういえば、夜鳴く虫の声も変わりましたね。ジージーからコロコロりりり…へ。
栃木県北部 山あいのキャンプ場とその周辺でも、いろんな木を見ました。
印象的だったのをいくつかご紹介しますね。まずは、ノリウツギ。

後は初めてご紹介するタマアジサイの花とウスノキの赤い実、
おなじみさんのクサギの花とウワミズザクラの実です。
キャンプ二日目は、すぐそばを流れる川をたどって少しだけ山道をおさんぽしてみました。
トレッキングコースにもなっているらしいんですけれど、ま、入り口近くをちょこっとね。
それでも、いろんな植物に出会えました。(^^*)
お山にあると必ず目を惹いちゃう白い花。ここ、栃木のお山でもちゃんと咲いてました。
おお、久しぶり〜って気分でカメラを向けました。
ユキノシタ科アジサイ属、日当たりの良い山野に生える、高さ2〜4mになる落葉低木。
ノリウツギと呼ばれるのは 和紙をすくときに 糊として使われたから。別名はサビタ。

う〜の花〜の匂う垣根に…♪の卯の花(ウツギ)とは「属」違いで、
卯の花(ウツギ)は 同じユキノシタ科でも ウツギ属。
ノリウツギには地味な両性花と派手な装飾花があるので、花だんのアジサイと同じグループです。
街のアジサイはもう終わっちゃいましたが、こちらでは、まだお庭のアジサイも咲いていたし、
お山にもアジサイの仲間がいっぱい咲いていました。
こちらは可愛いまん丸つぼみ、ユキノシタ科アジサイ属の タマアジサイ。

まぁるいつぼみがほどけると…

中からたくさんのお花がこぼれるように出てきます。
真ん中の両性花は薄紫、慎ましやかな装飾花は白い色。可愛いお花ですねぇ。

川沿いでばかり遊んでいたから、タマアジサイはたくさん見かけました。
去年まで行っていたキャンプ地でも見たはずですが、ブログでのご紹介は
今回が初めてになるようです。

こんなに開いちゃうと、ガクアジサイやヤマアジサイとはどうやって見分ければいいのかなって
思いますよねぇ。(^^;)
渓流沿いのおさんぽでは他にも、クサギの花や…

ウワミズザクラの赤い実を見かけました。うちの方でも見られるけれど、
やっぱり、お山でのびのび元気に生きている木を見ると嬉しくなりますね。(^▽^*)
クサギの花、やっぱり百合に似た良い香りでしたよ。

ほら、ウワミズザクラの実も つやっつや☆ですよ。
不思議なもので、これがウワミズザクラって気づいてからお山を見ると、
そこら中に生えているのが見つかるんですよねぇ。いったい今まで何を見ていたのかしら。
クサギやウワミズザクラに関しては過去記事 ↓ の方が詳しいですので、
よかったら見ていってくださいね。
2007/ 7/23付 「ウワミズザクラの実」 ウワミズザクラの実とクサギのつぼみ
2007/ 4/23付 「ウワミズザクラなど」
2005/ 9/27付 「クサギの実」
最後はウスノキの「実」です。
ウスノキはツツジ科スノキ属、高さ1mほどになる落葉低木で、臼のような形の赤い実がつきます。
別名はカクミ ノ スノキ(角実の酢の木)。実に5つの角かど(稜)があるから。

ツツジ科の木には毒のある実もよく付きますが、スノキ属の実には食べられるものが多く、
この実も酸っぱいけれど食べられるそうです。

テントを張った林の木の下に、草に混じってちょこっと実ってました。
赤い実には毒の実もあるので注意が必要ですが、この実は特徴がつかみやすく、
すぐにウスノキの実だって解りましたが、たった二つしか実ってなかったので
お味見はご遠慮しました。(^^;)
検索して知ったのですが、ヒメウスノキというそっくりさんも居るみたいです。
とっても背が低かったからそっちかな?でも、葉っぱが1〜2cm…って言うことで…
もっとあったような気がするので…←よく見て来ていない…たぶん、ウスノキです。(^^A)
ね、そうだよね、特別出演のヒシバッタちゃん。
まだまだ続きます、キャンプ報告。
次回も、二日目の渓流沿い散歩で見かけた山の花をいくつかご紹介します。
ブログ内関連ページ:
2005/ 8/29付 「ノリウツギ」
2007/ 7/23付 「ウワミズザクラの実」 ウワミズザクラの実とクサギのつぼみ
2005/ 9/27付 「クサギの実」
2008/ 7/29付 「いろんな木の実の今」
2008/ 4/22付 「オトコヨウゾメとウワミズザクラ」
2007/ 4/23付 「ウワミズザクラなど」
【関連する記事】
タマアジサイがこれから本格的になりますでしょうか。というより、今が盛りですね。
山からの便り、楽しませていただいています。
はい、タマアジサイは、今が盛りで、あちこちにたくさん咲いていました。
街の花だんのアジサイが終わって少し寂しかったので、
ちょっとラッキーでした。