2008年07月29日

いろんな木の実の今

毎日暑いと思えば、どんでもない土砂降り。本当に今年の夏は激しいですねぇ。
今日、我が街では花火大会があったんですけれど、東に花火、南に稲妻という状態で、
あっちもこっちも光っちゃってどっちをみたら良いのやらって感じになりました。
自然侮るべからずです。どちら様もどうかお気をつけ下さい。

さて、今日の記事は、あちこちで見てきた木の実の様子をご紹介します。
図鑑などに紹介されているのは、綺麗に色づいたものが多かったりしますが、
実る途中も、なかなか味があって良いものですよ。

まずは、枝いっぱいに小さな赤い実を付けるアオハダから…

08_0729_aohada.jpg

これみんな、やがては真っ赤になるんですが、まずはひとつめが色づいたところです。

アオハダは モチノキ科モチノキ属の落葉高木。結構大きな木になって、お花は地味ですが、
赤い実が枝いっぱいについた姿はなかなか目立ちますよ。



次はマユミ。ニシキギ科の落葉低〜高木です。
確か…遙か昔の 古典の時間に マユミの出てくる和歌を習ったような気がして検索してみました。
伊勢物語に出てくる歌でした。

宮仕えをするって出掛けて三年音沙汰のない男をあきらめて、別の人と結婚しようとした女。
そして、ちょうど今日が結婚というところへ 帰って来ちゃった男。
事情を聞いて、去り際に 男が詠んだ歌。

梓弓(あずさゆみ)ま弓(まゆみ)槻弓(つきゆみ)  
          年をへて わがせしがごと うるはしみせよ

今まで私がしてきたように、夫となる人と 仲良くなさい…と言う別れ歌ですね。

お話の中では、この女の人は前の恋人が忘れられないと歌って、むなしく死んでしまうそうです。
ああ、あの、古典の時間に良く出てきた「いたづらになりにけり」ですわ、懐かしい。(^^A)

あ、いけない。懐かしさあまりに忘れてました。今、マユミの実はこの ↓ くらいになりました。

08_0729_mayumi.jpg

実が若いうちは四角いんですよね。なかなか可愛いでしょ。



ニシキギ科の木の実には、キバラヘリカメムシが付くんですよね。↓こちらは虫さんの出ている記事です。

2007/ 9/27付 「木の実 準備中(9月の1)」 最後に虫の写真が出てくる記事。




ニシキギ科といえば、春に ↓ お花を見つけた「ツリバナ」の実。だいぶ丸くなってきました。

2008/ 4/27付 「いろんな木のつぼみと花」

08_0729_turibana.jpg

ぱかって開くのが楽しみです。いつかな〜。o(^^o)わくわく



さて、その次はミズキの実。ミズキ科の落葉高木。大きな木の 大きな枝先の小さな実。

08_0729_mizuki.jpg

最終目標は濃いめの紫なんですが、今は、水彩画のような柔らかい色をしています。
色づくそばから鳥さんに食べられちゃったり、こぼれたり…このまま、しばらくは
淡い色調のまんまです。綺麗ですよねぇ。



常緑の 艶やかな葉っぱの影の赤い実は、これ、ヤブツバキの実です。

08_0729_tubaki.jpg

お気に入りの観察スポット「北向きの斜面」の大きくて元気なヤブツバキの今年の実。
ツヤツヤ赤くて綺麗でしょ? この中には大きくて黒っぽいタネが入っています。
昔から日本女性の髪を美しく整えてきた、椿油をたっぷり含んだタネですよ。艶々〜。




「北向きの斜面」といえば、こんな赤い実を 去年も見ました。ちっちゃくて赤くって…。

08_0729_uwamizu_s1.jpg

これはバラ科サクラ属のウワミズザクラ(上溝桜)。
瓶洗いブラシみたいな長くて白いお花の穂が、今はこんなにカラフルな実になっています。
この実も最終目標は朱赤なんですけれど、やっぱり実るそばから食べられちゃうのか落ちちゃうのか…
お花の穂にびっしり咲いていた割には、実はまばら…。

08_0729_uwamizu_s2.jpg

でも、この実…若いうちは塩漬けにし、良く熟したら果実酒にするんですって。
香りがいいそうですよ。別名は「ハハカ」とか「アンニンゴ:杏仁子」とか。
お味見してみたいですねぇ。




今日見たテレビの お天気お姉さんは、お天気が不安定だった今日までが梅雨の名残で、
明日から、太平洋の高気圧が張り出して、夏本番になるってお話ししてました。
ええっ?!もっと暑くなるのかしら?(^^A) ははは…お手柔らかにお願いしたいものですわ。



2008/ 5/ 8付 「アオハダなど…」 花
2007/ 8/ 9付 「アオハダの実」
2007/ 5/29付 「アオハダのおばな」
2006/ 5/29付 「アオハダの花」

2007/ 3/11付 「マユミの芽吹き」
2007/ 2/ 1付 「マユミの冬芽」
2006/ 5/18付 「あの木のその後」
2005/12/20付 「マユミの実」

2007/ 5/ 2付 「ミズキの花」

2008/ 4/27付 「いろんな木のつぼみと花」 ミズキの花、ツリバナの花 

2008/ 4/22付 「オトコヨウゾメとウワミズザクラ」
2007/ 7/23付 「ウワミズザクラの実」
2007/ 4/23付 「ウワミズザクラなど」








posted by はもよう at 22:59| Comment(8) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは
私も先日、ツリバナの果実を見つけました。
いつ頃割れるんでしょうね。
楽しみです。
ウワミズザクラの花はみたことがありますが、こんな実を見たことはまだありません。
果実酒ですか。美味しそうですね。
Posted by YAKUMA at 2008年07月29日 23:03
読み進めていくうちに「ウワミズザクラが出てくるかな」と期待していました。
出ました。
あれだけ花がついていたのに、実はまばらですが、当地では今年は以前よりもつき方がよいようです。
いつか紹介したいと思っていますが、これがいつのまにか実がなくなっているのですね。
誰が食べるのでしょうか、誰が獲るのでしょうか。
Posted by ひろし at 2008年07月29日 23:16
YAKUMAさん、こんばんは。
あ、ツリバナの実、そちらにもありましたか。(^▽^)
いつ、割れるんでしょうね。楽しみですよねぇ。

ウワミズザクラを食べるのは新潟の習慣らしいんですけど、↓
http://blog.livedoor.jp/westvleteren/archives/50804066.html

…あ?!赤い実はまだ未熟だって。
完熟は黒いのだって…また見てこなくっちゃ。(^^*)
Posted by はもよう at 2008年07月30日 22:28
ひろしさん、こんばんは。

あら、ウワミズザクラ、去年と同じ事しか書けないから
よそうかと思ったんですが、
ご期待に添えて良かったです。(^^*)

お花の密度に比べて、実はまばらですよね。
確か…実に触ったときに、ぽろぽろ落ちちゃったんですよね。
ちゃんと実るまで、いくつか残っているかしら?
また、見てきますね。(^^*)
Posted by はもよう at 2008年07月30日 22:46
ヤブツバキ、北向きの斜面にしては陽当たりがよいのでしょうか。ずいぶん赤くなっていますね。
根岸森林公園はヤブツバキがやたらと多く、実もたくさん、いつでも撮れるし、落ちたのもごろごろ転がっているので、結局今年の実はまだ未撮影です(笑)
ミズキはもう少し色の濃いのが出てくると、適度に混じり合ったところが、けっこう絵になるのですが…。
マユミはこれからが長いですね。
ウワミズザクラとアオハダ、どこかで出会えるとよいのですが…。
Posted by ディック at 2008年07月30日 22:51
ディックさん、こんばんは。
ああ、日当たりが良かったんだ。
赤いから撮っただけなんですけど(^^;)、そういえば木の 上の方でした。
いつでも撮れるからと…私もまともに取り上げたのは今回が初めてかな?

ミズキの実ね、そうそう、もっと濃くなったり、
柄の所の色が変わったりするんですよね。
そのたびごとに良い表情をします。
でも、鳥さんの人気も高くて、なかなか撮れません。(^^A)たはは…

ウワミズザクラとアオハダ…
私の場合は、意外に身近に 地味〜にあったんですけどねぇ…。
ディックさんのおうちの近くでは…、どこにあるのかな?(゜゜ )( ゜゜)
Posted by はもよう at 2008年07月31日 22:02
>鳥さんの人気も高くて、なかなか撮れません。

ミズキの実、先日撮影して記事にした木を、昨日もう一度見に行きました。もう少し色付いたところを撮れるかな、と思いましたが、いやあ、ほとんど残っていませんでした。
Posted by ディック at 2008年08月03日 13:32
ね、ね、ディックさん、色づくそばから何処かへ行っちゃうでしょ?
鳥さんに食べられれるのも有るし、落ちちゃうのもあるみたいで、
なかなか綺麗に撮れ無いんですよねぇ。(^^*)
Posted by はもよう at 2008年08月03日 18:15
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